今週月曜日にやっとたどり着いたギリシアはプレビーザの町。イタリアもほぼロックダウン状態で、スーパーマーケットぐらいしかお店が開いていませんでした。
ギリシャもご多聞に漏れず。さらに徹底したロックダウンが行われています。普段ならまるで大きな一つの国扱いのEUでも、「C」のお陰で国境を超えることが特別視されています。陸上でのEU間移動がどうなっているのかは、わかりませんが、海上からの入国は厳しく管理されています。マリーナの方から「C」検査を受けるか2週間の自己検疫(つまりヨットの中に缶詰)という指導を受け、月曜日中に検査をしてくれて、しかも英語が話せるドクターを見つけました。幸いすぐに見つかり、翌10日火曜日に検査をしてもらえることに。
ギリシャのロックダウンは非常に厳しくって、外出する時にどこに向かって何のために外出するのかを記入した書類を所持していないといけないんです。自分で記入するんですが、外出の理由が「食料品買い物、ネットバンキングできないので銀行に行く、医療機関に行く、弱者救済に行く、冠婚葬祭、健康のための運動」に限られているんですね。記入して署名したものを所持していないと検問があった時に罰金が科せられます。また外出時にマスクをしていないのも罰金。徹底してるでしょ。だからギリシャは第一波の時も、ヨーロッパ内ではそれほど多大な被害はありませんでした。
予約時間にクリニックに行くと、英語が話せるのは看護婦さんで年配のドクターは英語がダメだったので通訳をしてくれました。実際にテストをしてくれたのは看護婦さんの方なんですんけど。主人はオーストラリアでも念のため1回テストを受けていて、ギリシャに最初に入国した時空港で2回目、イタリアからフェリーでギリシャに戻ってきた時に3回目、なんと今回で4回目のテスト経験。勿論毎回陰性反応です。私はこれが初めての検査経験。コロナ検査といっても、インフルエンザの検査と同じです。口内のスワッブと鼻に綿棒の細いみたいなもんを突っ込む、あれ、です。鼻の中にぐいっと突っ込まれると結構痛いですよねぇ。でもかなり細いものだったのでツキっと瞬間しただけでした。主人がオーストラリアで受けた検査はもっと太いものだったので、すごく不快だったとか。日本でやったインフルエンザ検査もそうだったなあ。
検査結果は翌日わかるということで、水曜日の夜8:00-9:00に来てくださいとのことでした。翌日ドキドキしながらクリニックに戻ると、めでたく二人とも陰性!証明書を発行してもらいましたよ。これで、SATOMI号の修理を進めることができます。なにせ、検査結果がわからないまでは、私たちが外に出られないだけじゃなくて、外の人たちもSATOMI号に来れないので、これから行われる修理の計画が全く進まないことになりますから。外出するたびに書類を記入するってのは、すごく面倒なんですが、実際は書類ではなく決められた電話番号にテキストメッセージで、名前、行先を送信しておけば大丈夫と、クリニックの英語が話せる看護婦さんに教えてもらいました。これは便利!
水曜日はプリビーザの町に行き、前にギリシアにいた時に開いた銀行口座アクセスのためのATMカードを使えるようするため、銀行に行きました。港に近い部分は、夏の間はイギリスからの観光客で物凄くにぎわうおしゃれな街並みなんですが・・・・・・
シーズンオフだし、現在のロックダウンで食料品店やカフェ以外は閉まっているんですよね。なんだかゴーストタウンみたいになっていました。
主人は、昨年この町にヨットを探しに一人で来ていました。その時も、このレストランの前にこのワンちゃんがいたそうです!
通りにはだ~れもいない!本当ならすごくにぎわっていたんでしょうね。閉まっていますが、ウィンドーの中にはおしゃれな雑貨が並べてあるお店やブティックが何件もたちならんでいて、テーマパークの中の通りみたいな可愛い街並みでした。
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通りの中心に行きなりある教会!昔は教会が町の中心になっていたんですね。
レストランが開いていないことをすっかり忘れて、朝ごはんを食べずにでかけてしまいました。町にはあちこちにベーカリーがあって美味しそうなケーキとかパイみたいなものも、焼き立てのパンと一緒に売られています。私はホウレンソウのパイと主人はクリームチーズ&ハムが入った丸パン、それにコーヒーと紅茶を買って朝ごはんにしました。
港のベンチに腰掛けて食べましたよ。
反対側にクレオパトラマリーナがあります。
晴れてコロナ検査もパスし、自由に行動できるようになりましたが、これからSATOMI号の最終仕上げのために陸上に移動させて本格的作業が始まります。その間は船内に住めないので、アリモスにいた時みたいに、アパートを借りて陸上生活となるんですね。クレオパトラマリーナは基本、船の修理やアップグレードをするための修理工場的なマリーナなのです。だからここをに来ることにしたのですが、マリーナからするとプレビーザの町は海底トンネルをくぐった反対側。アパートに移ったら、主人は毎日車で移動して陸に上げたSATOMI号のアップグレードで自分でできることをやっていきます。「毎日出勤するって感じだね。でも楽しみ」って言っています。その間私は思いっきり残りのデモンストレーター活動に専念しちゃいます。早ければ来週の終わりぐらいには、また引っ越しとなるかも。
実は・・・今やっとお話できるようになったのですが、この日プリビーザの港に来たのはもう1つ、とっても大事な用事があったんです。前回ブログに、大変だった航海の事を書きましたが、本当は海が荒れてただけじゃなくて、それ以上にもっともっと大変なことがあったんですね。まさしくこれで一巻の終わり?!って思うようなことが起こったんです。この続きはまた明日!
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