2021年8月24日火曜日

新しいオートパイロット設置成功&やっと会えた!日本からのセーラー5名様

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!


一か所に10日も滞在したのはNidri以来久しぶりでした!せっかく買った新しいオートパイロットが設置できない機種なのか?と思ってショックでしたが、無事設置完了。

8月20日(金)の夕方、翌日21日にならないと見に来れないと言っていた業者さんが「今からなら行けますよ。」という嬉しい展開になりました。設置自体は主人が自分でやったので、業者さんには最後の接続部分、これが一番微妙な部分、だけをやってもらうもらうことに。

主人が自分で取りはずすのは勇気がいった装置も、簡単に外してもらい、無事接続完了!その後、業者さんを乗せて湾の外までテスト走行に行きました。ばっちり機能してもう大感激。湾に戻ってきたのは夕方8時近くでした。

さらに、嬉しいニュースが舞い込んできました。トルコにヨットを保管されていた、日本人セーラーの方と、ついに実際にお会いできることになったんです。ヨット乗りのFBグループに入っていて、そこで交流がスタートした方なのですが、実は10年弱前に一度お会いしていたんですよね。オーストラリア航海中の体験を日本の「長距離航海者の会」の集まりでお話させていただく機会があって、その時にその場にいらっしゃった方でした!
毎年エーゲ海クルーズをご夫婦で楽しんでらっしゃるベテランセーラーの方で、これまでもギリシャの寄港地の情報を沢山教えていただいていました。コロナで2年ほど来ることができず今年はどうなるか、とご不安だったと思いますが、8月初旬にトルコにいらっしゃることを決意されました。その時点は、なんとトルコからのギリシャ入国ができない状態だったので、ギリシャの海は航海してもどこにも寄れず通過しなければいけない?という大変な状態。でも事態は刻々と変化して、トルコに到着した後に、入国Okと変わったのです。いつもはゆっくりクルージングを楽しまれていたようですが、今回は今後の展開がどうなるかわからず、とにかくスペインまで10月ごろに行かれたいということで、かなり特急クルージング。そこで、同じくベテランセーラーの方がご一緒に来られることになりました。その中の1名は愛知県の方で、私たちが日本滞在中に一緒にセーリングを楽しませていただいたり、何回かお会いしたことあるので、もしギリシャで会えたら夢の用って思っていたんですね。

風の向くままに移動している私たちは先のスケジュールが把握できず、お互いの位置を連絡を取り合っていたものの、最後の最後まで本当にすれ違えるかどうかはわかりませんでした。でも、数日前にほんの目と先のマリーナ(といってもヨットで丸一日かかる場所ですけど。)に到着されてから実現しそうな気がしていました。

1日早くオートパイロットが直り、水の残量があとよくもって3日間という状態の20日の夜、メッセージが来て「明日そちらに向かうので、1日ゆっくりしていてください。」と連絡が来たのです!ついに!!!!念願かなって実際にお会いすることができる日がやってきました。到着が21日の夕方ということで、ディナーをご一緒するレストランの手配をしておきました。それまでの間、主人は朝から、新しいオートパイロットの計器をチャートプロッターに設置するために、作業開始。おかげでデッキ部分が工事現場になりました。作業が終了次第掃除開始。

水不足なので、しばらくちゃんとした掃除ができていなかったのですが、ホウキで床をはきウェットティッシュでふいて、なんとかみられる状態に!



夕方6時が近づてきたらもう、いてもたってもいられずデッキに出て湾の入り口を見張っていました!

にもかかわらず、ちょっと目を離したすきに、すでに入港させれていて、メッセジャーに電話が入ってから気づきました!!!私たちのすぐ前にアンカーされました。

テンダーに乗って早速歓迎のご挨拶に行きました!そして落ち着かれたら、ディナーの前にSATOMI号でプレドリンクのお誘いをいたしました。ディナーはフュージョンジャパニーズ料理ぽいシーフードレストランで予約。Port Heliでは大人気のお店で予約なしでは2人以上はまず入店できません。この日も土曜日ということで、10時直前まで満席。9:45でやっと予約が取れたぐらい。

8時ちょっと前に、起こしいただけました!まずはプロセッコで乾杯。日本のおつまみなどをご持参いただき、主人は久しぶりに「ホシイカ」を堪能。


始めてお会いした方も、物凄く久しぶりに再会した方も、まるでずっと交流させていただいていたかのようにすぐに打ち解けてしまいました。もういろんな話に花が咲き、楽しすぎて夢心地で・・・・あまり細部の記憶がないのは、飲みすぎじゃないですよ。翌日Port Heliを出発できることになったので、ちゃんと自粛しましたから。とにかく共通の話題が一杯あるし、ベテランセーラーの豊富な体験話はいくらお伺いしても飽きません!今思い起こしても、本当に現実だったのか?と疑ってしまうぐらい夢心地の時間を過ごしたウェラードです。

SATOIM号の中をお披露目したりして、あっという間に時間が過ぎディナーの時間が近づいてきたのでテンダーで上陸し、時間まで夜の街を散歩することに。時間より30分ぐらい早かったのですが、レストランの前を通ったので念のため聞いてみたら、すでにテーブルは準備できていたので、そのまま入店です。

イカグリル!600グラムの堂々たるサイズ!

主人はサーモングリルの柚子ワサビクリーム。盛り付けもおしゃれ!


楽しい会話に美味しい料理で、なんと気が付いたら11時を回っていました。その後食後の散歩にハーバー沿いをぐるりと散歩してヨットに戻りました。かなり遅い時間でしたが、Crows Nest号の船内を見せていただくため、ちょこっとお邪魔したの後、解散でした。

8月22日(月)
お越しいただいたみなさんは、この日は休養日でPort Heliに滞在されましたが、私たちは出発です。もう水タンクが「空」を示しているんです。(と言ってもまだ1日分ぐらいは残っているのですが)目的地のErmioniは南風からは守られていないので火曜日23日までしかいられません。朝ごはんをゆっくりすませて10時近くになってから出発前のご挨拶に行きました。


10時49分、アンカーを上げ出発です。Crows Nest号のそばを通り最後のお別れのご挨拶。

またどこかで再会できることを願い、熱いお見送りをしていただきました。

Port Heliに来る前に、行こうと思っていたErmioniのタウンバースに水補給のために出発です。Ermioniまでの航海と、着いてからのアクシデント(一つ直ると一つ壊れる。)は明日のブログでレポートいたしますので、お楽しみに。

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