皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！
今日はいつもより1時間ぐらい遅い更新ですね。というのも、今日現在まで最新状況をお伝えしたかったので。
Port Heliがいかに温和で風や波から守られているアンカレッジなのかは、こんな係留の仕方でわかりますね。なんと9隻のヨットがそれぞれアンカーを打ちながら、後ろを横のヨットに繋ぎ円形になって係留していました。
こんなの初めて見た！円の中心にはパドルボードやテンダーが浮いていて、ちょっとしたステージとうか、桟橋みたいになっていて各ヨットを行き来したりして、音楽をかけ海上パーティーが繰り広げられていましたよ。幸い、夜中過ぎまで騒ぐということはなく、10時過ぎには静かになりホットしました。でなかったら騒がしくて眠れなかったでしょうから。
湾の外でもここ数日間とても穏やかな天気が続いたのでPort Heliはさらに平和。だからこそできることなですが。これ全てチャーターボートで、1隻を貸切る形ではなく、個人でセーリングツアーに申し込みをしてそれぞれのヨットに分かれて乗船するタイプのセーリングツアーです。だから各ヨットはプロのスキッパーが操船しているのでできること。きっとグループで移動するんでしょうね。イサカ島の港にいた時、突然20隻ぐらいのヨットがグループが入港してきたのを見ましたが、こういう感じのグループだったのかも。
翌朝、1隻づつ出ていきました。
8月18日に予定どおり、新しいオートパイロットが配達されました。半島の反対側のErmoniの業者さんからオーダーしたのですが、車でPort Heliに配達してくれました。それからすぐに設置開始。
といっても初日は荷物で一杯の後ろのバース２つの荷物をリビングエリアに移動したり、古いオートパイロットを取り外したりで終了。
翌19日になって新しいものの取り付けが始まり、順調にいけばこの日で終了のはずだったのですが・・・・午後になって主人が「ショック！この機種、このヨットには使えない！」と言い出したんです。専門的な事はよくわからない私に説明してくれたことによるとSATOMI号はオートパイロットを使ってない時は電気がオフになるように「クラッチ」が必要で、古いオートパイロットにはそれが付いていたのですが、新しいものには付いていないのです。新しいオートパイロットの機種はメーカーのRayMarineに相談した時に勧められたもので、さらにオーダーした業者さんにも同じもの勧められました。そこで、すぐにメールで連絡して、この機種を使うためにはどうしたらいいのか、または別の機種と交換できるのか、最悪は返品返金が可能か、という事を問い合わせました。なんてったって、数千ユーロもしてますから（数十万円）「あ、この機種だめでした。」と簡単にあきらめるわけにはいきません。取り合えずこの日は、古いオートパイロットを設置しなおしました。その過程でステアリングで痛んでいる部分を発見したので、それを修理できたのは不幸中の幸い。
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今朝、朝一番で、牛乳、パンを買い物に上陸。2日ぶりだった！後ろの水タンクが半分を切り、残り1/4近くになってきました。この状態であと1週間ぐらいは持つのですが、念のためタウンバースに移動して水だけ補給することを考えて、タウンバースも偵察。やはりパワーボートで満席。
ヨットに戻り朝食を済ませた頃、オーダーした業者さんから電話がかかってきて「クラッチなしでもスイッチオン・オフできる方法があります。以前やったことがあります。」と教えてもらいました。電話で簡単に説明を受けたのですが、ちょっと複雑で覚えていられません。書面になってるものがあるかどうか聞くと、マニュアルのどのページを見たらいいのかを教えてもらいました。念のため、主人が全て設置してから、接続だけ業者さんに依頼できるか確認。明日（21日）にやってくれることになりました。
当面、主人がマニュアルを読み、自分でできるような感触なので、自分でやる方向で進めております。ということで、昨日せっかく古いオートパイロットを設置しなおしましたが、また取り外し、再挑戦。この調子だと、順調にいっても出発は明後日になりそう！移動続きの時は「一か所で落ち着きたい」って思うんですが、さすがに同じ場所に1週間いると早く動きだしたくてうずうずしてきます！
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