2021年8月6日金曜日

サントリー二に自分のヨットで来るならこの方法がベスト!?しかも格安

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!


エーゲ海ギリシャ諸島といえば、日本でもおなじみのサントリーニ!実際はサントリーニという島はないのです。火山が爆発してできサントリーニカルデラのメイン島の事のことなんですね。そのお迎えのThirasia(ティラシア)島に来ました。

8月4日(水):今日はいよいよThera(サントリーニの町がある島)に向かいます。実際に係留するのは、そのお迎えの島ティラシア。サントリーニはカルデラなので島の周囲は特に水深が深く、安全に碇を下ろして滞在できる場所はほぼありません。なのでブイ(モーリン)が設置していあるのですが、観光船やチャーター用なので個人のビジターヨットが勝手に使用できないんですね。マリーナもあるみたいなんですが、ビジター用バースはほとんど空がなかったり、空いていてもマリーナの形が円形になっているので、アンカーが絡まったりといろいろ悪評高いようです。(マリーナのになんでアンカーを打つ必要があるのか不思議。だいたいモーリンラインがあるのです。タウンバース程度の設備ってことかな。)

セーリングガイドブックに書かれている情報は、古いのか、最近ではほとんど当てにしていません。現在はNavilyという有料のクルージング情報サイトからアンカレッジ情報をゲットしています。実際にその場所に行ったことがある会員の情報なので、最新情報。このサントリーニでの滞在方法も、そのNavilyから得た情報で、セーリングガイドブックには載っていないし、ネット上にもない情報です。

朝9時ごろ出発して、途中で朝ご飯にしました。最初からいい感じの風が吹いてて、しかも島をぐるっと回る位置に来た時はかなりヒールも強くなっていきたのですが、オムレツの準備をし始めていたので途中で料理をやめるわけにもいかず、ちょっとセールを出し気味にしてスピードを緩めてもらいました。それでも船内は結構揺れたり斜めになったりしておりました。食べ終わって主人が食器を片付けてくれたのですが、その後、自分でコーヒーを入れ始めました。その時「よくこんな状態で料理できたね。」と驚いてましたが、ま、慣れです。

食事が終わって1時間ぐらいしたら、突然また風が弱まってしまいました。そこでエンジンを付けましたが、これも長くなくてよく、すぐにまたセール走行を再開できました。
最近のパターンなんですが、お昼時になると風が止まるんですよね。この日も12時半ぐらい、目的地まであと半分の道のりっていう時になって速度は1.5ノット。ま、浮いてる状態dすな。島に近づくとまた強くなってくることを期待して、しばらくプカプカしていましたが、止まると暑いんです。湿気もあるので動いてないとたまりません。暑さに負けてエンジン走行開始。

期待通り12時50分ごろ、風が来た!角度も90度と最高で、軽く6ノット以上で快走です。

午後1時15分ごろ、サントリーニのカルデラに近づいてきました。

岩の上に建物が見える!高い岸壁だなぁ。どうやって海岸線に降りるんだろうか。

向かって左がサントリーニの町がある本島で右が係留する島。


湾に入っていったところで、モーリン管理の人に電話しました。湾内で待っていてくれるとのこと。

小型ボートでモーリンのラインを手渡ししてくれました。さらに、後方のラインも、SATOMI号に乗り込んできてくれて、手際よく結んでくれました。すごいサービス。このモーリン係留代は無料なのです。





その代わり、あのキャプテンジョンのレストランでお食事をするっていうのが条件。問題なし。だってタバーンがある時は外食したがる主人だし、私も準備をしなくていいのはありがたいです。さらにお食事をしてみてわかったのですが、お値段はかなりお値打ち。だいたい二人で30ユーロ程度。
夕食を取ればいいだけみたいなんですが、お昼ご飯を食べていないで午後3時ちかくになっていたので、軽いランチをしました。アンチョビのマリネとシーフード串焼きとビール2本、スパークリングウォーター大で22ユーロだった。


本土の方からも観光船で沢山の人がやってきます。ランチ時(午後4時ぐらいまで)はとても活気がありました。

石ころビーチですが水がきれいなので、泳がずにはいられない。暑いしねぇ。




海辺に結構何件もレストランがあるのですが、全て観光船で来る人達向けのようで、その人たちが滞在している時間帯しか営業していないんです。

ディナーをまでやっていのは「キャプテン・ジョン」だけ。しかも、夜は水上タクシーやチャタークルーズ船のお客さんも取り込んでいて、テンダーで上陸しなくても送迎してくれるんですね。本土からわざわざプライベート小型パワーボートツアーでディナーのためだけに来たらしいグループでにぎわっていました。

ディナーは主人が魚のフィレオーブン焼き。これ美味しかったんですが、ちょっと古かったみたいでその晩主人はちょっとお腹を壊してしまいました。

私の豚の串焼きは問題なし。特別美味しいというわけではありませんが、素朴な味。モーリン代の代わりと思えば十分満足。


それにしても、本当に焼けてきたなぁ。最近は日焼け止めを塗り忘れることも多々。塗っても徐々に焼けちゃうんですけどね。ただオーストラリアと比べると、日差しが弱いみたいで真っ赤にやけどみたいにならないんです。だからみんな気にせずガンガン焼いているのかも。

ギリシャ人の名前で一番多いと言ってもいいぐらいの「ニック」。友人のパートナーもギリシャ人でニックさんなので、この写真を送ったら大うけでした。

さて、翌8月5日はこの島からフェリーに乗ってサントリーニの町に行きます。フェリーもなんと「キャプテン・ジョン」の従業員でテンダー運転スタッフが運転しておりました。すごい手広く商売してるんですねぇ。嬉しいことにフェリーは片道一人たったの1ユーロ!!!
サントリーニの町の美しい風景レポート、お楽しみに!

本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
             



PVアクセスランキング にほんブログ村


             




2 件のコメント:

  1. 情報はもはや最新手段に頼るべきなんですね。snsなどはお友達でないと少し不安でが仕方ない時代ですね。魚が古くてお腹に影響があったというのは嫌ですね。とはいえ、これからの御安航をお祈りします。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます!SNSはセキョリティ設定を自分でしっかりする必要がありますね。

      削除