2021年9月15日水曜日

源泉かけ流し?!ビーチ沿いに温泉まるで湯治場みたい

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!



温泉が湧き出るLoutra Adipsouは観光名所のようで、観光バスが数台フェリーから降りてきました。さらに、海岸沿いはホテルが沢山立ち並んでいますが、シーズンを過ぎたのか、いつもこうなのか・・・それほど混んでおらず田舎の温泉町っていうムードも漂っています。
朝一番で洗濯物をラインドリーサービスに運んでいき、そのまま朝食を取ってから温泉に直行です。

元々お風呂好きの主人は温泉大好きなのです。日本に住んでいた時は旅館とかの大浴場も大好きでした。

まだオーストラリアに住んでいた頃、初めて一緒に里帰りをした時、私の両親と一緒に長野だったかなぁ旅行に行ったんですね。その時が大浴場が初体験の主人だったんで、男湯に一人で入るのはまずいかと思い、私の父と一緒に行ってもらうことに。それで父親の真似をしろって言っておいたんです。そしたらそれを真っ正直に受け止めた主人は、父が石鹼を取ると、主人も同じことをし・・・つまり一挙手一投足全てコピーをしたものだから、お風呂から上がってから父が私に「なんかロブ、変だよ。」と言ってきました。そこで、「私がお父さんの真似をしろっていったからだ!」と大笑いになった!お風呂に入る手順、まずは体を洗ってから湯舟にはいるっていうのを真似るようにというつもりだったに、父が右足を出せば同じようにするっていうぐらいまで真似ちゃったんですよねぇ。そんな主人も今では温泉ベテランです。ま、海外ではみんな水着着用なので、日本のお風呂替わりの温泉とはちょっと違いますが。

久しぶりに暖かい水に全身使ってくつろぐキャプテン・ロブ!タオルを頭に乗せるたら最高でしたね。

ホテル自体も「湯治」ってい雰囲気がちょっとあるので、利用者は、大半がお年寄りです。(と言っても主人は60才を超えているので年齢的にはドンピシャなのかなぁ。)この小さいプールみたいなのは、人工的につくられているようです。石を積み上げてセメントで固めてありました。温度は熱い!と感じるほどでもなく、かといってなまぬるいという事もなく、丁度いい感じでした。それでも慣れてないと熱いと感じるのか、全身を使っている人はあまりおらず、大半の方は足だけとか半身浴をされていました。暑くなってきたら、そのまま海のドボン。海水温度も暖かいので、ヒヤッと冷たいというよりは、気持ちいい冷たさ。

このあたりのビーチは水も透明で綺麗です。同じエビア島でも、橋を渡る寸前のエリアは濁っていて緑色だったし、Aratakiでも茶色のクラゲが時折浮いていて、泳ぎたい気分にはならなかったんですよねぇ。


こんな色をしたでっかい岩がありました。

ここが源泉?!湧き出ているお湯は結構熱かった!やけどするほどではなかったですが、ずっとが触っていられないぐらいの熱さはありました。

オレンジの岩の下のビーチには温泉がながれこんでいるよう。後でここにも来てみよう。

朝から温泉に入ってくつろいだら、気が付いたらお昼を過ぎていました。

朝のうちに私たちの後ろにいたモノハルは出発していきました。

ヨットに戻ったらすでにお昼を過ぎていて、温泉効果か眠くなりお昼寝。マスト登りは本日は延期となりました。お昼寝の後午後4時半を過ぎたらお腹が空いてきて・・・このタイミング、シエスタもしてギリシャライフになってきましたねぇ。

海岸沿いのレストランに向かいエビの唐揚げやフライドカラマリ、私はミートボールのスープなど軽い食事をいたしました。お店の人お勧めのミートボールスープは本当に美味しかったです。スープが日本のクリームシチューを薄めたような感じの味でした。

Eretriaのお店で頂いてからはまっているウゾのレモネード割。美味しくて危険。

これが係留している港の内側。小型ボートが沢山います。現物は写真の印象よりうんと狭いのです。内側には30フィート以上のヨットがスターン・トゥーで係留できそうなスペースはありません。

夕方日が暮れる頃になって、またお散歩にでかけました。きれいな夕焼け!


暗くなってからの方が人出が多い通りです。ライトアップされていて綺麗。温泉も見に行ったら、沢山の人がくつろいでいました。

9月14日(火):今日で滞在3日目。係留代がかかるときいていたのですが、誰も集金に来ません。でも、水&電気を使いたい場合はプリペイドカードを購入します。ただで止めさせていただいてるので12ユーロのプリペイドカーを買って電気や水を利用しています。前日に出した洗濯物は10キロ弱で12・5ユーロでした。これ、今までで一番安い!コインランドリーよりも安いです!しかもちゃんと丁寧にたたまれて帰ってきますから。係留代を節約できているので、少しでも町の経済に貢献すべく、なるべく外食しております。後日わかったのですが、係留代を請求に来る人はいるようで、港の事務所の人が朝集金に来るそうです。が、私たちは朝ごはんを外出していたので、その時間だったのか・・・・でも本当に集金したければ見える距離だからお昼過ぎとかにまた来ると思うんですね。おそらく、電気接続しているので何らかの支払いはしているっていうことで、係留代免除にしている?と思います。後ろに係留していた小型ヨットは請求されたっていっていましたが、2日間でたったの10ユーロだそうです。彼らは電気接続はしていませんでした。そっちの方が高くつきますね。

今朝はちょっとおしゃれ系なカフェで

私はキノアの入ったサラダと主人はチーズバーガー。昨日からずっと食べたいって言っていたのです。

キノアは南米の穀物だと思うんですが、粒粒の触感もよく栄養価も高い健康食品。でも食べ応えがあるのです。美味しくて思わず笑顔!

朝食後、温泉に向かいました。今日は源泉が滝みたいにビーチに流れ込んでいる方に行きました。洞窟みたいなしたで温泉を浴びるんですが、やっぱり「お風呂につかる」方がいいなぁってことで、前日に行ったチビ温泉プールの方に移動。そこでは、多分30分ぐらいお湯につかりリラックス。いい気分でうとうとしちゃった。そばにいたギリシャ人のおじさんグループが気分がよくなって、歌い出しました。目をつぶって、陽気なギリシャ人おじさん達の歌声をきき、あ~極楽極楽。

で、ヨットに戻ってきた頃にはまたお昼過ぎ。毎日ゆったりと時間がながれています。でも今日こそは主人はマスト登りが待っています。

メインセールのレイジージャックをささえるプーリーが1個取れてしまっていたのです。マストの一番上までは上がらなくても大丈夫。

SATOMI号は電動ウインチなので、私は指一つでブーンとメインハリヤードにつられている主人を上に上げました。作業はものの5分ぐらいで終わったので、全行程30分もかからずあっという間に完了。こういうのはアンカリングしている時にはやりたくないので、接岸できているうちにやっておかないとね。

温泉がとても気持ちよく、しかも街の雰囲気も、観光客の年齢が高いせいか、活気はあるけど喧噪ではなく、時間がゆっくり流れている感じで居心地がいいLoutra Adipsouでした。さて、次はどこに行こうかな。

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