皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
昨日28日の早朝、午前5時過ぎに羽田空港に到着しました。入国後のいろんなチェックも思っていたよりうんとスムーズに進んで、午前10時半ぐらいにはこの先3日間「収容」されるホテルに到着しましたよ。早速レポ。
富士山だ!日本に着いたんだなぁ~。
機内ではぐっする眠れたことがないんですが、空いていたこともあり3列席に横になることができ、うつらうつらですが眠れました。主人は開いている斜め前の3列席に移動して横になっていました。
気が付いたら「あと50分で羽田到着」という時間。あっという間についたぁ~!さて、これからがドキドキの瞬間。まず最初に羽田が終点の人だけが先に飛行機から降りました。乗り継ぎの人はその後。機内の込み具合は半分弱ぐらいで、さらにその半分弱ぐらいが乗り継ぎの人のようでした。ターミナルにつくと、長居通路を延々と進みPCR検査を受けに行きます。
実際に検査を受けるまでに、必要書類のチェック関門が沢山ありました。いったい何か所あったかなぁ~、最低5か所はあったはず。最初は到着直前の健康状態を報告して取得したQRコードの確認及び出発前コロナ陰性証明の確認でした。このQRコードを取ってない人が私の予想以上いて、まずそこが第一関門。私たちはプリントアウトしてきたので、難なく先に通過。次に機内で渡された新たな質問票に記入したものを確認されました。これがその後「健康カード」と呼ばれるもので、ホテル隔離終了時までずっと保持しておくものでした。各関所で同じような書類チェックがありました。違う人の目で同じものをチェックしてチェック漏れがないようにしているのかな。それにしても各セクションとも30人ぐらいのスタッフがいるので、朝早いフライトで空いていたのと私たちは全て予めダウンロードしておくもの、プリントアウトしておくものを揃えてあったので、待つことが全くなくどんどん次々進むことができたのです。アプリのダウンロードの確認と使い方説明のカウンターで気づいたのですが、スタッフの方に中国語なまりの人が沢山いたこと。日本語は上手でしたが、外国人が離す日本語なのはすぐわかりました。勿論英語で説明できる人もいました。アプリの使い方を丁寧に教えてもらったし、設定もやってくれたので、スマホを使い慣れてない人でも安心だと思います。やっとPCR検査場に到着した時は、着いてから1時間半ぐらいが経過していたでしょうか。でもずっと移動していたし「待つ」と言うことがなかったので、あっという間に感じていました。検査結果を待つ間、機内で配られたスナックパックを楽しみました。主人は最初機内に置いてこようとしていたので、私がちゃんと主人の分まで持ち帰りましたよ!「Waiting」エリアはスマホなどの充電タワーがほぼ一つの椅子置きぐらに設置してあり、自販機もトイレもあるエリアでとても快適でした。
主人と二人で「さすが日本だねぇ。何から何まですごくオーガナイズされていて、効率がいいねぇ。待合スペースも退屈しないような場所を選んでいるし。オーストラリアやギリシャだったらあり得ないねぇ。」と感心しきり。
待つこと1時間ぐらいだったでしょうか。(検査直後からは1時間半ぐらいだった。)
午前7時半、私たちの番号が呼ばれ無事陰性結果。ま、24時間以内に検査して陰性だったから当然と言えば当然ですが。そこからやっと入国手続きがスタートするんです。普段なら飛行機を降りたらすぐこうなります。ホテル隔離送迎のバスに乗車するグループごとに集団で入国手続きに進むのでここからちょっと待つ時間も発生しました。うちの主人は長期の日本人配偶者ビザを取っているので入国時に在留カードを発行してもらえるんですね。なのでちょっとだけ一般の日本人の方より時間がかかりました。この在留カード、以前は地方の移民局で発行していて、手続きから発行までなんやかんやと2週間ぐらいかかっていたもんなのです。手続き簡素化のために最初に到着した国際空港で発行されるようになり、本当に便利になりました。外務省がんばってるじゃん!
入国審査が終わったころには預けていた荷物も、出ていて、グループごとに引率していたスタッフの方が引き取ってくれていたのか、ターンテーブルから引き取られてきれいに並べてありました。ま~なんてありがたいこと。
午前8時30分ホテル移動のバスに向かいます。バスは普通の大型観光バスですが、1つバスには20人ぐらいしか乗りませんでした。
これでもうホテルに移動するだけ!寒かったけど外に出たのはほんの一瞬だけでした。
行先の説明はありませんでした。出発してすぐぐらいに主人が目ざとく富士山を発見。お~雪がかぶっているねぇ。雲の上からてっぺんがのぞいてる!
東京はよくわからないし、羽田空港付近に来たことがないので見るもの全部珍しく、ちょっとした観光気分で車窓を楽しみました。大井競馬場って書いてあった。
なにやら水辺に沿って進んでおりますぞ。
大きな帆船が係留されているのが見えてたら、東京海洋大学という看板が見えて納得。
都内に向かっているのかな?と思ったらこの後すぐにホテルに着いちゃいました。
目的地は「ホテルヴィラフォンテーヌ汐留」でした。
指示があるまで車内で待機するよう言われて窓の外を見ると、スタッフの方が荷物をおろしてくれているではありませんか。ホテルの従業員の方ではないよう。腕章に「検疫」って書いてあったと思います。きっと各自でおろさせると移動が遅くなるので、やってくれているんでしょうね。もう何から何まで本当にいたれりつくせりです。
この後、会議室に通され、一組づつホテル滞在中の注意事項を伺いました。滞在中はアルコールや喫煙が禁止なので、お土産にワインとウゾを持っていた私たちはホテルに預けることに。毎朝健康チェックのため体温を測るので体温計も借りました。部屋までスタッフが誘導です。決められた場所以外にいかないよう見張られているわけですね。でもスーツケースを運んでくれたりして、とっても親切なご対応でしたよ。部屋についた時は午前10時半ごろ。ここでの最初の食事となるお弁当を受け取ってきていて、お腹もすいてたので荷ほどきもせずに、すぐに食べました!
これが最初のお弁当。これにヨーグルトとオレンジジュース1個、お~いお茶1パック。冷たくなってましたが、美味しかったですよ。特にごはん。さすが日本のお米。さめてても美味しいなぁ。
私たちは二人1室のキングルーム。滞在中の様子はSNSとか動画にしてはいけないってことだったので、ホテルのサイトからのイメージ写真です。なのでこれと全く同じではありませんが、広さとかは同じ。つまり二人で過ごすには不自由ありません。SATOMI号の方のリビングエリアの方が狭いです。(ちなみに調べたらブログはSNSじゃないらしい。)
<ホテルのサイトからのイメージ写真。実際はクッションとかはなく必要最低限です。>
食後荷物を整理しはじめたらお昼になり、そしたら管内アナウンスで「ただいまよりお昼ご飯をくばります」って!え~??さっきのは朝ごはんだったの?全然お腹空いてないよ。
主人は「やったぁ~!」と大喜び。日本食好きなんですよねぇ。私もお漬物とか副菜とチキンをちょっとだけ食べました。味見したかったのですぅ。お~いお茶が一人2パックもついてきていて驚き。お部屋には水が3ボトル置いてありましたから。
壁にはテレビがあってベッドに寝転がって観れます。
窓からの眺めも素敵!監禁されていても気分転換になる。
そして午後6時、夕食です。動いてないからあまりお腹が空かないはずなんですが、やっぱ目の前にあると食べちゃいますねぇ。ディナーのメニューはロールキャベツにお魚とチキンの和え物。昼間よりご飯の量が減っていて丁度いいぐらい。主人は「魚が一番美味しいなぁ。この中では一番のヒットだ!」といいつつ見事完食でした。
ということで、ここで31日まで過ごします。部屋の外には出られませんが、バスルームも広くソファエリアもあるので、最近スタートした室内エクササイズをする余裕もあります。バスルームにはバスタブがあり、普段お風呂がない生活をしている私たちにとっては最高で、早速ゆったりお湯につかりました。お食事はお弁当なので暖かくはありませんが、どれも私たちにはとても美味しく感じます。部屋にはポットがあって水ボトルも配置、紅茶、コーヒーも作る事ができて、足りなくなったら連絡すると持ってきてるのです。(ドアの外に置いておいてくれます。)
オーストラリアでは強制隔離をスタートした当初だけは無料でしたが、それ以降はすべて実費だったんです。それも14日間お一人様3000ドル。今年11月1日から急にそれが廃止になったからこそ、私たちは今回シドニーに帰ることができたんですね。日本ではずっと強制隔離のは無料ですよね。不自由な生活を強いられるわけではありますが、だからこそ無料なわけで、それを考えると文句なんて絶対にいえないなと思っています。しかも、文句言いようがないぐらいの素晴らしい対応、と私たちは感じていますし。強制とはいえ、すべてこれを国が負担していることを考えると日本は素晴らしい国だなぁと思います。(その分、入国が物凄い難しいですけどねぇ。)
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