皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
オーストラリアには、Spotlight、Lincraftという2大クラフトチェーン店があるのですが、それ以外にも小規模のペーパークラフトストア専門のお店が結構あります。都会のシドニーにはもう数軒しか残っていませんが、地方に行くとまだまだ結構存在しております。さらに、日本でいう100均みたいなお店に行くと(値段は一律ではなく、日本の100均に比べたら高いんですが、通常のお店よりは安い。)クラフトコーナーがあって、子供の工作用品や文房具と並び、ペーパークラフト製品も販売されています。最近はペーパークラフト熱が以前より冷めてきているので品薄ですが、一昔前はずらっと1列ペーパークラフト製品だけという時代もあり、私にとってはディズニーランドより興奮する場所でした。
久しぶりに、行きつけだったディスカウントストアに入ってみたら、前にもましてクラフト製品が減っていました。これはコロナの影響で中国からの製品搬入がぐっと減ったということも原因の一つ。どの業界でも同じみたい。そんなちょっぴりしかなかったグッズの中から目ざとく「ペーパークラフトキット」(スクラップブッキングキットって書いてあったけど。)を発見。お値段は7ドル!お~以前と比べたら倍ぐらいの値段だけどぉ~、やっぱ買っちゃおう、となる。
含まれていたものは、A5サイズのスティッカーシート4枚。
ダイカットピース86個
これだけ入っているってパッケージに載ってました。
カードベースは入っていませんでしたが、以前同じディスカウントストアで買っていたベースカードと封筒セットを倉庫から発見。これを利用して早速作ってみることに。キット以外に付け足したのはこれだけです。つまりスタンプは一切使わなかったのです。
ダイカットを貼ったパネルを薄めのウッドグレイン模様にしました。センティメントはブラック地にゴールド文字のダイカットを選んだので、必然的によくめだちます。スタンプをあまり使わないでカードメーキングする人たちは、こんな風にDSPとコーディネートしたダイカットパック(エフェメラとも呼ばれています。)を駆使することが多いので、密かにそのタイプのカードメーキングにもあこがれていました。実際にやってみて感じたことは、もしカードメーキングを始めたばかりの頃の私だったら、結構このタイプは難しいと感じたかも、ということ。やはりパターンが増えれば増えるほど、フォーカルポイントになるダイカットピースが増えれば増えるほど・・・つまり選択肢が増えれば増えるほど「選択」することが難しくなるんです。そしてバランスをとるのも難易度があがります。これまでカラーではあっても無地のカードストックをベースカードにしたり、ある程度お決まりのデザインスケッチが見ついている今だからこそ、選ぶことが沢山あってもその組み合わせを楽しめるようになったんだたなぁ~って、なんだかクラフターとしての自分の成長を実感させられました。
余りで内側もコーデ。
写真ではわかりずらいですが、このカードベース「シマリーペーパー」なので光沢があるんです。ダイカットやスティッカーに、コアラやカンガルー、タスマニアンデビルまで入っていたこのキット。オーストラリアならではのキットでした。ちなみにお花も「ワラタ」といってオーストラリア特有です。しかもNSW州の州の紋章にもなっておりますよ。次は動物モチーフカードを作ってみようかな。
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