あれ？何のチェックもなし？！ギリシャに着きました

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

昨日2月1日、ギリシャ時間で午前11時半（日本時間だと午後5時半）にアテネに着きました。家を出てからほぼ24時間の長旅の末、アテネのお宿に到着。昨日のブログはフランクフルトで乗り継ぎ便を待っている間に書きましたが、今日のはその続きです。

2月1日、フランクフルト空港に着いたのは現地時間で午前5時20分だったので、搭乗ゲート内にあるお店は全部閉まっていました。ブログを書き終えたころ、8時ぐらいだったかなぁ～、お店が開き始めたので、ゲートエリアをお散歩することにしました。フランクフルとは本当にでかくて、アテネ行が出るBエリアにも沢山ゲートがあったんですが、私たちがいたのはＡ23ゲートで、Ａ1～15とか別ゲートの方に行くには徒歩5分とか表示がしてあるんですね。一番遠いかったのは徒歩10分っていうのもあった！これＡエリア内だけですよ。他にもＣとかＤとかまだあるんです。だから行く場所を間違ったら、移動するのに物凄く時間がかかってしまう！しかも電動歩道以外、空港内移動の手段がない。これぐらい大きかったらモノレールとか地下鉄とかが移動に走っていてもよさそうなものなのにね。

アテネ便の搭乗開始が9時5分だったから、あまりゆっくりできないので数軒カフェを見て回って、結局一番ゲートに近いカフェに戻ってきました。

アテネ便で食事が出るって主人が言い張ったので、軽食。たったの4時間ぐらいのフライトだから私は機内食は出ないと思っていましたが、羽田からの便で午前3時ぐらいに朝食を食べたので、私が物凄いお腹が空いていたわけではなかったので、一皿とっただけでした。でも正解。トーストは2個でアボガドと目玉焼きがのっていたので。これにオレンジジュース、カプチーノ、紅茶を頼んで全部で23ユーロでした。空港内だってことを考えるとまあまあお値打ちじゃないかな。オーストラリアドルに換算してみると、多分シドニー市内のカフェより安いと思う。

テーブルエリアに入るにはワクチン接種証明とＰＣＲ陰性証明を求められました。ドイツはＥＵ内でもコロナが物凄く花盛りなので、ドイツで寄り道はしませんが、遊びに来てみたい国の一つです。本当だったらヨットをハードスタンドに置いている間に、ヨーロッパの他の国に遊びに行こうと思っていたんですけどねぇ。その時はコロナの事がなかった時代でしたから。

搭乗時間が9時5分だったのですが、機内持ち込み荷物がいつもよりあるらしく、持込み荷物を2個以上持っている人が先に搭乗ゲートのカウンターで荷物を預け入れていました。そのためようやく搭乗できたのは、9時20分近く。9：45分出発なのに間に合うのかなぁと思いましたが、15分弱遅れただけで無事アテネに向けて出発しましたよ。

ドイツ―ギリシャと国が違っても、同じＥＵ内。国内線みたいなもんですね。だから国際線で使われるようなオンデマンドがついている飛行機ではなく、フランクフルトに着く直前から見始めた００７の「Ｎｏ　Ｔｉｍｅ　Ｔｏ　Ｄｉｅ」の続きが観れなかった！

ギリシャへは4時間ちょっとのフライトです。途中、物凄い睡魔に襲われて私は爆睡していたらしい。主人に「小さいいびきをかいていたよ。よほど疲れていたんだね。」と言われました。そのおかげで目覚めたら、もう着陸に向けて下降する直前だった。雲が結構ありましたが、切れ間から山の上に雪が積もった景色が見えました。

アテネ空港に着いてから、さあまたいろいろ入国手続きがあるんだなぁって思っていたら、なんと、全くこれがない！飛行機がついてから、荷物を受け取るエリアに移動する途中にランダムにPCR検査をされるゲートがあったんですが、私たちはPLFというギリシャ政府へ入国の報告をした時に発行されたＱＲコードをスキャンされただけで、検査はなしでした。QRコードをスキャンしたらなにやら緑色のマークが出てきたので、そのせいかなぁ。ファミリーで一つのQRコードなので主人はもっていないんですが、スキャンしたお姉さんにカップルですって言ったら、QRコードがついたPLFを印刷したものを確認もせず（その用紙には主人の名前も入っている。）「あ、そう、じゃどうぞ通過してください。」とあっさり終了。この後、PCR検査の結果用紙とかパスポート検査があると思ったので、出しやすいように手に持っていました。次に、スーツケースを引き取るターンテーブルのエリアに移動。荷物を引き取るエリアにいつもは税関があるんですね。免税範囲の人、申告が必要な人のカウンターがあったんですが、あれれ？無人。誰もいないよ。自動ドアの後のエリアにあるのかなぁって思ったのですが、そこを出たら・・・・・あ、もう空港の到着フロアに出ちゃった。

つまり、パスポート検査が全くなく出てきたのです。不思議だぁ。今までこんな事全くなかったなぁ。一つ考えられることは、その時到着したフライトがフランクフルトやパリから来た便だったんですね。両方とも同じEU内から来たフライトだったから、もしEU以外の国から来た人は、その時点でEU入国検査をされているわけです。私たちも前日、乗り継ぎなのにパスポートを見せる場所があって不思議だなぁって思っていました。つまり、もうEUへの入国が終わった人しか乗っていないフライトだったから、国内線みたいな扱いだったんですね。面白い！島国の日本や大陸のオーストラリア出身の私たちにとっては、すごく不思議な感じでした。そして、もしかしたらフランクフルトで、バイオメトリックカードを見せずに、EUパスポート以外の人の列に並んでいたら、そこでワクチン証明書とかPCR検査陰性証明書を求められてたのかもしれません。二人で38400円もかかったPCR検査陰性証明書の出番が、羽田でのチェックインのたった1回だけだったのが残念に感じた！もっと何回も「水戸黄門」の印籠よろしく「これが見にはいらんかぁ」っていろんなところでかざしてみたかったなぁ。

空港からはタクシーを拾って、エアB＆Bまで行きました。出て直ぐの所に「車が必要ですか？」と声をかけてきた人がいたんですが値段をきいたら、「そこまで40分はかかるから90ユーロ。」だって！これぼったくりです。ツーリストだと思ってふっかけてきたなぁ。それにこの人たちタクシーではなく、普通の人が勝手にやっている輸送サービスでしょう。無視してぐんぐん進みタクシー乗り場に行きました。誰も待っている人がいなかったからすぐに乗り込みました。「40分ぐらいかかりますよ。」と運転手さんが言うので、主人が「じゃ40ユーロぐらい？」と聞くと「はい。だいたい1分1ユーロぐらいです。」との返事。やっぱり～、さっきのは2倍以上のぼったくりだった！泊る場所がアテネ市内中心地まで徒歩30分以内の場所なので、交通渋滞やら一方通行で結構時間がかかる場所なんですね。でも運転手さんは途中の渋滞道路をさけ、裏道を上手に進んで45分ぐらいで着きました。グーグルマップだと大きな道を示すので、1時間半ぐらいかかるって出たんです。でも運転手さんは、私たちが泊る場所をしっていたので、グーグルマップを見ずに上手に迂回してくれました。

エアB＆Bには2月4日まで泊ります。オフシーズンだから3泊4日で18000円程度。バルコニーが広々としていますが、冬だし天気が悪いので使わないな。夏だったらきっとここで過ごす時間が沢山あったかも。

キッチンもあります。

寝室は一つ。昨日はとても疲れていたので、夕食は近くのケバブやさんで買ったスブラキでお家ごはんでした。現地時間の夕方6時には寝ちゃったなぁ。

そして一夜明けて、本日2月2日は・・・・昨日早く寝すぎたのと時差ボケで、私は午前３時半には目が覚めた。なんとか２度寝しようと５時半ぐらいまで頑張りましたが、結局６時ごろにはお腹が空いてきておきました。パン屋さんは６時には空いているので、７時ちょっと前からお出かけ。雨模様で天気が悪いので、まだ薄暗いけど、これ７時半ぐらいです。

気温はすでに10度ぐらいあるので、日本にいた時より暖かく感じます。

ここ、徒歩で5分ぐらいだったし、コーヒーをオーダーするとボトル水を1個プレゼントされるので、お得だった。主人がカプチーノ、私が紅茶、小さめのパン2個と主人がチキンパイみたいな長ぼそいペイストリーで、全部で6ユーロ！やっすいねえ～。これがギリシャ価格だったって忘れていた。

外のテーブルで食べている間に雨が強くなってきました。今日は一日尾籠かなぁ。まだ時差ボケが直り切ってないしねぇ。明日3日はちょっとお天気がいいみたいだから、市内中心部のショッピングエリアに行ってみようかなぁ。でもこのあたり、ちょっとグランジなお店が結構あって、面白そうなお店も見つけました。天気が回復したら、今日の午後にでも行ってみるかも・・・。

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