皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
気温が上がってきたので、風があっても外での作業が嫌じゃなくなってきました。重い腰を上げて「磨き屋お里」の出番がやってきた!
3月27日(日):主人が風量発電スイッチボックス設置をすごく頑張っているので、ご褒美にディナーに出かけました。以前オランダ人のご夫婦と一緒に初めて行った小さなギリシャ料理のお店。
珍しく、ウゾの気分。
3月28日(月):先週金曜日にはこの日から塗装開始だったのですが、もう少し待った方が気温が上がるってことで、水曜日に延期になりました。でも確実に先週よりも暖かくなっているので、ついに私が動き出した!
ずっと気になってたのは、ストーンションやキャノピー枠のサビ。なんせ1年以上放置してましたからねぇ。今回の越冬中に絶対に磨くぞって心に誓ってましたが、なにせ外の作業。天気が良くても風が強くて肌寒く感じる間は全くやる気にならなかった。
ぴかぴかになると気持ちいい!
BRASSという液を布に付けて磨くのですが、最初は加減がわからず全体的にさっと布で着けて乾いてから磨き始めたんですが、これだとあまり効果がないことがわかり、面倒でも少しの範囲づつ、布に浸した液を塗布すると同時にゴシゴシこすっていく方が簡単に錆が落ちることがわかりました。
細かい部分やカーブした部分が多いので、ほとんどは自力で磨くのですが、錆が激しい部分は電動マシンでがーっと研磨するとあっという間に錆が取れます。黒っぽくなってくるので最後に布でさっとふき取るとピッカピカ!
ストーンション両側に沢山あるので一日ではやりきれず、さらにBRASS液がもともと半分しか残ってなかったので途中で液切れとなりました。これが磨く前の状態ですが、もっとひどいものもあります。
綺麗になった状態。電動マシンと手動とを組み合わせて効率よくやるコツがわかったので、残りはもっと時間がかからずに仕上がると思います。だいたい3時間ぐらい作業したかな。不自然な姿勢なので腰が痛くなるので、これから数日に分けてやっていこうと思いました。主人はあまりヨットをきれいに保つことに興味がない人なので、船体洗いなども以前からほぼ私担当なのです。52フィートもあるからねぇ~デッキ上だけでも一人で洗うのは重労働なんですよ。だから滅多にやりません。オリンピアマリーナにいた時周りのヨットが、毎回水洗いしてぴかぴかに保っていたのを見てちょっと気が引けた。ま、帰る場所が決まっていない漂流生活ですから仕方ないけどね。だからこそこうやって一か所に滞在している間には、しっかり磨いてあげたいと思います。
さて、私も夕方5時過ぎまで夢中になって「磨き屋」をやっていたので、2日連続で外食ディナーです。ミルクが切れていたので、ボートヤードから一番近い小さな村のミニマーケットに買いに行きがてら、スブラキでもテイク・アウェイしようと思ってきたんですが、レストランしか開いておらず、だったらここで食べていこうとなりました。私はあまりお腹がすいてなかったのですが、メニューをみたら途端に空いてきた!
時間が早いから他には誰もいません。月曜日だっていうのに、暖かくなってきたせいか、前日のレストラン同様、お店はしっかり開店して準備万端のようでした。以前は「営業しているのかな。」っていう雰囲気だったのに。
そして「キオスパスタ」っていうのがあったので頼んでみたら・・・マカロニの長いやつみたいで特に変わったものではなく、手作りらしいけどね。トマトソースとチーズをかけて食べるよう。ご飯の代わりという感じで特に味がどうのっていうものではなかった。
主人はステーキをオーダー。これはTボーンっていうカットだな。ちょっと固めでしたが、まあまあ美味しかったです。
だから直接おこぼれをもらうことが多いんでしょうね。大勢の中で競争して餌を獲得するのは下手みたい。ルックスに頼っているタイプだねぇ。ちなみに、写真左上のシマシマ猫が一番素早く、ほぼ毎回獲得していました。
ステンレス磨きは大変ですが、ぴかぴかになるととても気持ちがよく達成感があるので、結構楽しいのです。「磨き屋お里」はこれからしばらく滞在することになりそうです。
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