2022年6月5日日曜日

まるっと世界遺産Old Townーロードス島観光Part1

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





昨日4日、早速午前中に街並み全体が世界遺産になっているOld Town(旧市街)観光に行きました。マリーナから徒歩20分ほどかかりますが、景色を眺めながらのお散歩なので全然きになりませんでした。

4日朝は、まず10時にライフラフトの発送をする業者さんがやってきました。重量があるものなので、マリーナバースまで引き取りに来てくれるのは本当にありがたいです。このままピレウス行きの夜行フェリーに乗せらえて、月曜日にはアテネの整備業者のもとに到着します。

船の名前を確認されていた時、主人が「これがSATOMI、そしてあっちもSATOMI」と写真を撮りに外に出てた私を指すと、なぜか物凄く感激した様子で、「お~!!」というリアクション。満面の笑顔で握手したり、別れ際にお二人とも手を振って「じゃね~。またねぇ。」と去っていきました。ききなれない名前だったから、どういう意味か不思議だったみたいですね。発音の仕方は、ギリシャ人の方にはSATOMIは言いやすいようです。皆さんいっぱつで発音してくれます。

Kワーフには大型ヨットがずらっと並んでおります。でもみんなでかいから、比較対象がなく、どれだけ大型かわかりずらいですね。

さてお散歩開始。グーグルマップで行き方を検索すると、徒歩で行く指定をしても車で移動する道順を指定しちゃいます。なので、一方通行を避けていく方法になるので、なんと徒歩40分ぐらいかかるって出ました。でも地図を見ると、マリーナから海沿いに歩いていけばもっと早く着きそう。特に私達はKワーフの端っこで、マリーナの裏口からすぐ近く。つまり正面玄関から行くよりも、タウンバースの方に近いのです。

海岸線にそって10分ぐらい車道の隅を歩いていくと、こんなちゃんとしたボードウォークに行きつきました。

途中にビーチもありました。徒歩10分だから、泳ぎたくなったらここに来ればいいねぇ。実際に観光を終えてちょっと休憩した後、またここまで来て「ドボン」と涼みました。

さすがドデカニーズ地方一番の観光地。大型クルーズ船が3隻も!さらにもう1隻沖にアンカリングしていました。

ボードウォークを進んでいくと、お城の城壁みたいなものが見えてきたので、こっち方面に歩けば大丈夫っていうことがわかりました。

あ、あそこが城壁の中の中世の街への入り口だ。

街全体がこんな風に城壁で守られていたんですね。
このまるっと街ごと世界遺産になっているロードス島のOld Townの説明は、旅行会社のホームページで以下の記載を見つけて、とても分かりやすく説明されているなって思ったので引用させていただきました。

「古代ギリシア人の都市国家が造られ交易で栄えたロードス島は、エーゲ海の南に浮かぶ淡路島の2倍ほどの島。かつて港には太陽神ヘリオスの巨像が立ち、古代の世界の七不思議にも数えられていました。中世になると聖ヨハネ騎士団がこの島を占拠。堅固な城壁を築き城塞都市に仕立てました。まるごと世界遺産に登録されたロードス市の旧市街は、今も中世さながらの時を刻んでいるかのようです。

聖地エルサレムで巡礼者の医療活動を行っていた修道院が、十字軍の時代に軍事的な宗教騎士団となり、イスラム軍と戦った聖ヨハネ騎士団。しかし、13世紀に聖地を追われキプロス島へ。さらに1309年にロードス島へと退却を余儀なくされました。厚さ10mを超える城壁を4kmにわたり巡らせ、ここをイスラム世界への砦として聖地奪還を目指したのです。騎士団通りには各語族の騎士団の館が並び、奥には騎士団長の宮殿が聳えます。その重厚な造りからは常に敵の来襲に備えていたことが窺え、考古学博物館となっている当時の施療院の建物では、騎士団の日常の一端を偲ぶことができます。

2世紀もの間イスラム軍の攻撃を退け続けたものの、1522年に侵攻してきたオスマン帝国との戦いに敗れ、マルタ島に退くことになった聖ヨハネ騎士団。宮殿前の広場から城壁の上にのぼると眼下に広がる旧市街と海。今は地中海クルーズが立ち寄る穏やかな海に、オスマンの軍船が押し寄せていたかと思うと隔世の感があります。」


門をくぐると、ちらほらレストランが見えてきます。

わあ~なんか観光地って感じだけど城壁や古い石造りの建物に囲まれていい感じだ!と感激してたけど、まだまだこんなのは序の口でした。


段々人が増えてきた。

わお~すっごい人並み。そして両側はお店お店お店&レストランレストラン。超観光地ですが、中世の昔もこんな風に栄えていたのかなって思うと、気になりませんでした。

沢山お店があるので、とっても興奮してきました。観光地独特の高揚感。




広場から路地が何本か広がっていて、そこに小さいお店がぎっしりです。

この人込みはきっとクルーズ船のお客さんでしょうね。これだけの規模の世界遺産を維持していくのは、大変なことだと思うんで観光客が来るのは良いことだと思います。歩いているだけでウキウキしてくるので、何回もここにはやってきそう。

あ、あのお店イスラム風?!可愛いランプとか売ってそう。チェックチェック。今日はざっと見て回るだけなので、お店をじっくり見るのは次の機会にしています。




ここは博物館になっていみたい。入場料が必要です。後日ゆっくり時間を取ってここに来ることにして、今回はパス。なんせ2週間のいますからね。徒歩圏内だし。

でランチ時間になっていたんですが、主人が甘いものが食べたいっていうのでレストランでデザートメニューをチェック。

食べたがっていたバクロバがあったので、ここに決めました。私はアイスクリーム。あまりお腹が空いてませんでした。

通りのテーブルの素朴さからは、店内のおしゃれな雰囲気は想像できませんでした。

さらに路地を進んでいくと、お土産物屋さんの群れからは離れていき、お目当ての十字軍聖騎士団の宮殿に近づいているようです。

黄色い建物は郵便局。



お買い物は次って思ってましたが、可愛い帽子を見つけて早速ゲット。


あ、あれが宮殿への入り口かな。

すぐそばにキリスト教関係のグッズのお店。

騎士団の道、だって!


これが騎士団の道。でもじっくり見るのは次回。



子供の頃の中世のお城にお姫様がいてっていうイメージそのままです。でも宮殿の中は博物館になっていて入場料が必要なので、もう1つの博物館同様、次の機会にじっくりで戻ることにしました。
宮殿の外側の城壁の内側だけでも、凄い規模なんです。

こんなのが壁にかかってました。



これは内堀。もう一つ外にあるのです。






これが外堀の外、つまり旧市街の城壁の外に出るゲートでした。


とにかく規模がすごくて、博物館に入ったりしてないに半日潰れました。でも興味深い景色ばかりだったので、数時間歩きっぱなしだったことが全然気にならなかった。

全体をざっと見ただけでもその規模のすごさに圧倒されました。ギリシャの遺跡と比べたら比較的新しいものですが、それでも500年ぐらい前の建造物です。手入れもされていると思いますが、こんなにしっかり残っているのがすごい。

同じ場所に2週間も滞在するのは、丁度昨年の6月にレフカス島のニジュリの街で、ステンレススチールのドッジャーフレームが出来上がるのを待っていた時以来。でもその時も全く2週間動かなかったわかではなく、一旦タウンバースから移動して島に行ったりしてました。だから越冬したキオス以外ではおそらく同じ場所長期滞在記録を更新しそう。でも、見る場所が多くて全然退屈しなさそうです。ロードス島に2週間も滞在する観光客もそうたくさんはいないでしょうね。だから悔いないようじっくり堪能したいと思います。こからまたロードス島観光レポが続きますので、お楽しみに!

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