皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
昨日16日は、北エーゲ海の中でも最も美しいとされるビーチの一つ、Didimの街のAltinkum湾のアンカレッジに移動しました。リゾートタウンだっていうのは知っていましたが、前評判が良すぎたからなのか、半日もいたら十分って感じだった。
7月16日(土):本日の移動もほんの3時間ちょっとで行ける場所なので、朝はとってもゆっくりの出発でした。アンカーを上げて出発した時はすでに午前10時。
あのでっかいヨット、まだいるね。
全く何事もなく、超退屈な航海でした。12時ちょと過ぎにはもうここまで来てた。ギリシャでいうと、レロス島よりも上の位置。今朝までいたのはYalikavakなので、まっすぐ進んだだけです。
このでっかい湾には3か所アンカレッジがあって、一番端にマリーナがあるんですが、その隣もアンカレッジになっています。そのマリーナから出てきたっぽいヨットが2隻、途中前を横切ってい行きました。この湾の右奥にあるアンカレッジに向かっているようです。
セールも上げていないので、到着間際でもほとんどやることがありません。キャプテン・ロブは、なぜかポーズを決め前方を見つめていました。
12時半、真中の小さなビーチの前のアンカレッジに碇を下ろしました。この辺りの海底は緩い砂地なので、どこにアンカーを下ろしてもすぐに効きます。水深6メートルぐらいの場所ですが、40メートルチェーンを出しておいた。
旗の向こう側に見えるのが、例の北エーゲ海で最も美しいとされるビーチの一つっていう場所。確かににぎわっていそう。街の中心はあっちでしょうね。うちのテンダーなら1マイルぐらいはへっちゃらで行けますが、夜暗くなってから帰ってくるのにはちょっと距離があるな、という話になり、せっかくアンカリングしましたが、移動することに。
さっきまではあの旗の反対側にいました。
最初ビーチの水泳エリアの真ん中にある、スピードボート用のチャンネルを通りその発着プラットフォームのそばのビーチにテンダーを上げていたんですが、すぐにポートポリスみたいな人がやってきて「ここにはボートを係留してはいけません。」と注意されちゃいました。ボートっていってもテンダーですけどねぇ。しかもビーチに乗り上げているし、ジェットスキーが何台も目の前に係留されていますけど。ルールなら仕方ありません。ちょッと離れた港部分に移動しました。コンクリートのワーフは、観光船の係留場みたいでした。
この辺りは比較的静かで閑散とした雰囲気で、思ったより観光地っぽくないねって思ってたんですが、それは単にここがメインの場所じゃなかったからでした。
海沿いにレストランやお店が集まっているのは、どこも同じ。
メデューサの像がありました。
さっき、遊泳エリア以外で泳いでいた人の気持ちがよくわかりました。なんと、これが「北エーゲ海で最も美しいとされるビーチの1つ」って、どこまでも続くパラソルの波で、砂浜埋めつくらされている!もう人人人人!私が子供の頃日本で行った海水浴場を思い出します。これじゃ、ビーチが綺麗って言われても見えませんね。それと海は正直それほどきれいじゃないんですよ。海底が砂地だから沢山の人が入っていると砂がまって濁ってしまうのか、透明は透明でも、なんか濁ってました。さらに生ぬるかった!ここじゃ泳ぐ気になれないな。
上陸してからビーチ沿いのスタンドで、軽食を取って腹ごなしをしてから街を散策。
この通りはホリデーアパート群みたい。
街の中心っぽい場所に出て、ショッピングセンターらしき建物がありました。
お迎えにホテル。
外側の作りとはうらはら、中は「バザール」だった。
この辺りは、観光客向けというより、地元の繁華街って感じでした。
お店やレストランはだいたいビーチ沿いにあって、そこから一歩奥に入った方はホテルやホリデーアパートが並んでいました。
しかも、ちょっとさびれてる感じ。2階、3階とフロアーはあるんですが、店舗は入っておらず・・・というか以前は営業していたみたいですが今は廃業という感じでした。どこの街にも「バザール」があるので、ここではこのショッピングセンター内がバザールなのかな。エアコンが効いていていいけど、お客さんは私達以外誰もいませんでした!夜になるともっと賑やかなのかな?
その近くの通りにはこんなパラソルが下がっている通りが。これフェティエのオールド・タウンを真似ているのかしら?!
1時間ほどでぐるりと町を散策しちゃったので、SATOMI号に戻ることに。夜はまた夕食にでかけるかもしれませんが、暑さしのぎに後ろからドボンと海に入ってしばらくデッキ上で涼んでいたんですが、そのうち主人はお昼寝のため船内に入って行きました。
私はしばらく外に出ていたんですが、午後4時近くになってからビーチの方から大音響で音楽がかかり始め、さらにヨットの周りもジェットスキーや、ゴムボートをけん引したボートが数隻、ガンガンやってくるようになり、さらにその一隻一隻が独自にまた音楽を流しているんですよ!エンジンの音と何種類もの音楽が混ざって、さらにボートが起こす波でSATOMI号はあっちこっちにゆらんゆらん。うるさいし・・・・・噂にはきいてたけどねぇ、ボドルムよりうるさいじゃないか!きっと夜遅くまでこの調子なんだろうなぁ。
夕方6時ちょっと前にお昼寝から起きてきた主人「ディナーはお出かけだ!」となりました。ちょっと溜まりつつあるゴミも捨てに行きたいし。いつも街散策する時は、ついでにどこにゴミを捨てられるかもチェックしているんですね。観光地だと繁華街にはゴミ箱は小さなものしかないのですが、港があると、だいたいその付近に大型ごみ箱があります。Didimもご多聞にもれず、ありました!ってことで、ゴミ捨てミッションがあるので、ディナーにお出かけすることに。
昼間散策中にチャイニーズレストランが1軒あるのを見つけていたので、そこに行くことにしました。毎日毎日トルコ料理っていうのも飽きるのです。
お店の人はみんなトルコ人のようですが、インテリアとかはチャイニーズレストラン風。メニューにはインド料理のページもありました。すでに数組のお客さんが入っていて、(この時夕方7時半過ぎ。)全員イギリス人のようでした。私達の後から入ってきたグループもみんなイギリス人だった!しかも年配の女性グループばかり。(年配といっても同年代ですけど。)ガイドブックとかでお勧めされている場所なのかな。
ホット&サワースープはキオス島のチャイニーズレストランでも大好きでよく頼んでいたものでした。味も同じ感じで、懐かしかった!これ一回食べると病みつきになる味。
主人は酢豚が大好きなんですが、トルコでは豚肉にはほとんどおめにかからないので、酢豚ならず、「酢チキン」、「酢ビーフ」それに「酢フィッシュ」があり、お魚を選びました。主人はどうも、煮魚系にあたる事が多くて、この日も頼む時に「魚フレッシュですよね。」って聞いたんですが、そうでなくても「古いですよ。」とは絶対言わないでしょって、言ってたんですよね。勿論お店の人は「大丈夫!」と太鼓判を押しましたが、夜中になってお腹が痛くなり吐き気もしたそうで、またまた大当たりだった!私は味見程度に一切れ食べただけだったので、全然大丈夫でした。
私はビーフとシナチク炒め。美味しかったですよ。エビチャーハンも味が濃すぎないで美味しかった。ビーフは食べ切れず半分お持ち帰りしました。ワインとかは飲まなかったので、今まで一番と言っていいぐらいお値打ちディナーになりました。
レストランの隣にパン屋さんがあったので、帰りに翌日の朝食用のペイストリーをゲット。ちゃんと地元値段で、パン3つでオーストラリアドルで3ドル10セント。3個といっても1個がかなりデカイので、二人分で2食分ある感じ。
暗くなったら、昼間は閑散としていた場所もすごくにぎわっていました。
最初はビーチ沿いのクラブからの音楽はそれほどひどくなかったのですが、夜10時を回るころからかなりな音量になり、一晩中すごかったのです。疲れていたのと耳栓をしたのでちゃんと寝つけたんですが、午前3時ごろ、アンカーアラームの音(予想外に風が出てきていたのでスイングしたみたい。)で目が覚めてしまったときにもまだガンガンなっていました!
ここが気に入ったら、2泊するつもりだったんですが、期待していたビーチもそれほどきれいじゃなかったし(というかパラソルに埋もれて見えなかった。)、海もそれほど透明じゃないし、街も一回行ったらもう充分だなぁって感じだったので、17日も移動することに決めました。移動って言っても次の目的地は10マイルぐらいだから2時間もあれば着いちゃうけどね。
追記:17日朝になって、予報よりも風が出てきてたので天気予報をチェックしたら、昨日までの予報よりも、トルコとギリシャサモス島の間が強風になっていました。向かい風で20~25ノットだと、突風時はもっと強くなるので、ちょっとねぇ~出発は延期としました。でも昨晩の騒音を考えると、同じ場所にはいたくないので、ちょっと奥に入った普通の住宅地のある湾に移動すると思います。
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