2022年7月16日土曜日

さよらならボドルム!4日ぶりに北上開始まずはYalikavakまで

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




7月14日に古城の近くのアンカレッジに戻り壊れた部品を取り換えて、15日にボドルムを出発し再び北上開始しました。


7月14日(木):朝は10時ちょっと前にパブリックマリーナを出ました。バウはモーリンについないでいるだけなので、するするっとラインを落として出発!向かった先は、へへ、ほんのお隣のビーチの方にアンカリングです。画面左上に見えるのが今朝までいた場所。壊れてしまったトラベラーのブロックは前のより大きいサイズに代えてラインも新しくしました。直ぐ外れてしまってた右側のプーリーをひっかける部分も新しくて太いのに変えたのでこれでもう心配し。
主人は作業をしていたので、私は室内でペーパークラフトを楽しんだりお昼寝したりとリラックスした一日を過ごしましたよ。ここ2週間近く、こういう日がありませんでした。セーリングしてなかったら、丸一日観光のため歩き回ったりしてたから。

アンカリングした場所は最初とは違い、街のビーチに近い方にしたのでテンダーに乗って上陸してボドルム最後のディナーにお出かけました。
前日行った、路地にあるイタリアンと同じエリアのトルコ料理のお店にしました。こっちの方がお値段も安い割にはいい感じだったので、迷ってたんですよね。でもイタリアンも試したかったからね。ということで、今度こそトルコ料理にしました。
メッチェがずらりとならんでいます。メニューを見ながらお店の人に「これはどれ?」と指さして教えてもらいました。今度こそ、お値段も見かけもサプライズなしです。

壁に大昔の地図のデコレーション。お店の名前はKiraciというんです。
選んだメッチェは3つ。左からナスとピーマンピリ辛ヨーグルト、ナスの酢の物、タコの酢の物です。ナス料理が本当に美味しくて、酢の物はちょっとスモーキーな味でこくがあった。

メインも二人でシェアしました。ミックスグリルです。このトルコの味付けご飯が私は大好きなので、ご飯は私が全部いただき、ポテトは主人が全部食べました。二人でシェアでちょどいい量で、残さず完食できました。どれも本当に美味しかったし、お値段も大満足でした。


食事を終えてビーチに戻りましたが、8時半過ぎだっていうのにこの明るさ。SATOMI号のアンカーライトはタイマーになっていて明るさに反応するので、まだ明るすぎてついてません。

主人が「今日こそはワッフルを食べる!」と言ったので、ビーチ沿いのカフェに立ち寄り。

私もアイスクリーム食べちゃいました。チェリーとピスタチオですが、ここのは本当にフルーツの味が濃くて美味しかった。ピスタチオも豆がはいってました。

主人のワッフルも甘すぎなくて美味しかったそうです。

4日間滞在したボドルムですが、思い残すことなく満喫しました。この夜は以前の予報ではすごく風が強いはずだったんですが、弱い方に変り一日中とても穏やかでした。月曜日に来た時は大違い。

7月15日(金):朝起きたら8時半になってた!いつもより遅い目覚めですが、直ぐに出発準備を始め、9時半には出ました。
途中で朝ご飯。前日パブリックマリーナにパンを売りに来ていたおじさんから買ったものの残り。オーブンであった目直して、クリームチーズを付けていただきました。残念だったのは、牛乳だと思って買ったのが飲むヨーグルトだった!紅茶に入れたらモンモンと脂肪が浮いてきました。すっぱくなってしまい、変な味になったんですが無理やりのんだ!

今日はモーター走行覚悟。10時23分の時点ではここにいました。コス島に一番近くなります。ここをぐるりと回り目的地はYalikavakという湾。

10時40分、左がコス島。
右はトルコ。
風はそれほど強くないし、真正面から吹いてくるのでメインセールもあげてません。

11時ちょッと前はここ。コス島に一番近くなる場所。ここは波が荒くなります。

穏やかな日だから、それほど波はひどくないんですが、それでもあちこちから押し寄せてくる感じで、かなりゆらゆら。そんなか、猛スピードでパワーボートに追い越されると引き起こされた波の影響はひどいもんでした。ラダーに波が当たってヘルムが動いたのがわかった。

あれがコス島の端っこだね。これからは後方になっていくので、コス島をが見えるのも今日が最後かな。

一方トルコ側の岸沿いには住宅が沢山連なっています。ディンギーが沢山出てました。ここに地元のセーリングクラブがあるんですね。

あれは岩場を示したマーカー。

さて、この右後ろに移っているヨットは、最初前を走っていたんですね。お互いエンジン走行なんですが、SATOMI号の方がサイズがでかいし、今日みたいなバウウェーブの時でもあまりパンチングしないので、波の影響を受けにくいのです。こういう時重量があってロングキールっていうのは快適。反対にあちらは私達が以前乗っていたBavariaなので、かなり波の影響を受けて左右に揺さぶられています。前のヨットの時、本当に嫌でした。なので、あっという間に追いついたんですが、同じ方向を走っているので平行にすれ違うはずなのが、なぜかこのヨット、どんどん斜め走り出し、私達の方に近づいてくるんですよ。まるで私達の行く手を阻むかのように距離を縮めてくるんですね。最終的に、私達が追い越した時はもうすぐ隣にいてぶつかるじゃないの?てひやひやした!主人は冷静にそれを見ていて、ぶつかりはしないというのはわかっていたみたいですが、私達の方がちょっぴり避けたんですよ。私は「なんなのいったい!」ってでかい声でいったんですが、それは主人に言ったんですけど、その声が聞こえたのか、乗っていた人たちはにやにや笑ってたんです。どういう意図で近づいてきたのかちっとも理解できない。主人いわく「追い越されるのが嫌だったんじゃない。エゴが強いとか。」。モーター走行してたらエンジンがデカい方が速いに決まってるから競争しても意味ないのに!追い越した後はあっという間に距離が離れましたが、相変わらず同じ方向に進んでいたので、斜めに近づいてきた意味は全く理解不能でした。

12時10分ごろ、方向が少し変わったのでセールを出してみました。
やった~!セール走行できるようになりました。スピードも良い感じ。
12時11分の位置。
と喜んだのもつかの間。30分もしたら風が弱まり、またエンジンを付ける羽目に。でももう目的地に近づいてたので12時40分セールを下ろしました。
湾の入り口付近では岩場に後ろをつけて係留宇している船が数隻。パワーボートが多いですね。
アンカレッジにつくと、巨大なヨットがアンカリングしてました。これ全部で7階建てぐらいあるんじゃないかな。先週ビル・ゲイツのヨットがボドルムに来ているっていうニュースをみたんですけど、もしかしてこれじゃない?って思ったんですが、ググったら違った。でもビル・ゲイツが所有してそうなサイズです。

最初にアンカリングした場所は水深が16メートルぐらいの場所だったんですが、周りにすでにいたボートの位置を考えるとチェーンが40メートルぐらいしか出せず、最初はアンカー効いたかなと思ったんですが、バックに入れてみたらなんか流れている気がしました。水深に対してちょっとチェーンが短いので引き上げちゃったかも。それで場所を変えて、再度挑戦。このあたり海底にパイプが通っているんで、最初はそこからかなり離れた場所を選んでました。それだと十分スイングするスペースがないので、パイプの上にさえ落とさなければいいでしょってことで場所を変えました。2回目は50メートルのチェーンを出して1発でアンカー効きました。後進してもしっかりホールドしてくれてました。
本当ならもう少し長く題したいところですが、ここも囲まれているのでこれがマックスかな。今晩は風は強くならないので大丈夫でしょ。午後1時半、航海終了です。

後ろのキャタマラン、真っ黒。ブラックって不気味な感じ。あまり好きになれません。


あっちの方が街が栄えているですよね。Yalikavakの街。でも今日は上陸しません。

ここ数日外食が続いてたので、今晩はお家ごはんです。たまには冷蔵庫のものを消費しないとね。午後、デッキでくつろいでいたら、アイスクリーム売りのボートがいました。街中の湾はこういう物売りの小型ボートがいるって聞いてましたが初めて見た。

モスクからは時間になると美しいお祈りがきこえます。

今日の夕飯はステーキに、お手製フライドポテト。オリーブオイルをまぶしておいてオーブンに入れて焼くだけなんですが、結構いい感じに仕上がるので、最近はまっています。以前はステーキの時はマッシュポテトを付けてって言ってた主人ですが、最近はこっちがお気に入り。良かった!マッシュポテトめんどくさいのです。お鍋が余分1個必要になるから洗い物も増えるし。アンカリングは電子レンジが使えないので、全てガス台上で行うのです。だからグリーンピースを茹でさらにマッシュポテト用のジャガイモを茹でるのは本当に面倒だったのだ!

16日も数時間程度で行けるこの湾の反対側にあるDidimという街の湾に移動します!

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