2022年7月5日火曜日

新しいアノード付けてMarmarisの街の前のアンカレッジに移動!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





Marmarisの港には、合計で3泊滞在しました。7月4日は街の真ん前のアンカレッジに移動して街中散策を楽しみましたよ。7月3日、4日にやってたことのレポートです。

7月3日(日):思ったより前の夜風が夜明けに強くなってきて、アンカーアラームがまた例によってサテライト位置エラーでアラームが鳴ってしまい、主人は私よりも早く6時ぐらいから起きてました。なので、朝ごはんも8時には食べ終わっていて、一日のスタートが早かった。朝9時頃主人は、自分用裁縫ボックスを出してきて、縫物を始めました。

縫物と言っても、ラインの端をウィップしたんですけどね。日本語ではこれはなんて言うのかな。端っこがほつれてこないようにする処置のことです。そのついでに、なんと破れていたTシャツを出してきて、繕いはじめ本当にお裁縫してました。「私が後でやってあげようと思ってんたのに。」と言ったら「はり出してたついでだから。」って言いましたが、その針、裁縫用より太いよねぇ。どんな縫い目になっていやら・・・知るのが怖い。

前日、日中凄い暑かったんですね。この日も日中最高気温は36度っていうことで、ついに秘密兵器の登場です。タルポランシートを設置しました。
外側が光を反射させるようになっていて、船体に影を作るだけじゃなくて、室内の温度が上がるのも防いでくれます。以前これを出したのはギリシャ、ミロス島のタウンバースにいた時。40度ぐらいになった日があって、この上からさらにホースで水をかけて冷やしてました。ライフラインとかに結わえているんで固定していますが、風が強い場所だとこれができなくて、ギリシャではずっと使えてませんでした。でもトルコに来てからはまだアンカレッジで25ノット以上吹かれたことがないので、余裕です。

片側だけしか付けていませんが、影になっている方が丁度、室内でソファがある位置なのでそこがひんやりしていれば十分快適なのです。これでかなり違いがありました。

11時半すぎから、主人はアノード設置準備開始。これが新しく買ったやつ。キオス島で今年初めに設置したのは固定のピンが1か所しかなくて粗悪なものでした。その前につけていたのはこれと同じもので、そっちの方が高性能でした。

シップシャンドラーで「トルコでは許可なくしてダイビングしちゃいけないって聞きましたけど、アノード付けるために潜っても大丈夫かな。」って聞いたら、お店の人は「誰も気にしませんよ。」と言ってました。遊びでダイビングするわけじゃないしね。なので、取り外す時は素潜りで頑張ってましたが、取り付けはタンクをしょっていくことに。これで作業に専念できます。

10分ほどで作業完了。やっぱり潜りっぱなしにできるのは便利。私が潜れないので、オーストラリアにいた時も、主人が遊びでダイビングしたことは1回しかなく、あとは毎回、修理関係だけでした。一度なんか、西オーストラリア州沖で、ロブスターの仕掛けにプロペラが絡まって、いきなりエンジンが止まり、(モーター走行中だった。)水深150メートル以上でタイガーシャークがうようよしている海域を潜って仕掛けのロープをカットしたことも。あの時は主人も良い気持ちはしなかったって言ってました。

中身の濃い午前中を過ごした後は、夕方までまったりしてました。午後に1回Yachtマリーナにゴミを捨ていに行ったり、ミルクを買いに行ったした程度。

ディナーはフェティエのスーパーで買ってたラムチョップを、主人が唐揚げ粉を付けて焼いてくれました。サラダは私が作ったけどね。マリーナスーパーで買ってきたチックピーのサラダと一緒に。とっても美味しくできてたし、唐揚げ粉を使ったのでお手軽だったので、これからこの方法でラムチョップ焼いてみよう!

この日の夜は本当に波一つなく、それでいて夜9時ぐらいにはかなり涼しそよ風が吹いていて、とても爽やかでした。ただ、あそこのリゾートが大音響で音楽を流してたことを除けば。でも私はいつもは寝付きが悪いのですが、涼しかったからか、気にならずにしっかり寝ちゃいました。


あれがYachtマリーナ。海面に何の乱れもないすごく静かな夜

7月4日(月):朝起きてすぐ、出発準備です。同じ港内に移動するだけですけど。Marmarisの街散策のため、街の真ん前のアンカレッジに移動します。午前8時にはアンカーを上げて出発しました。

だいたいいつもお昼過ぎから、ちょっと風が出て来るのでその前に移動する方が楽。

ここは人気のアンカレッジみたいで、周りには本当に沢山船が係留されていました。中には長期に置きっぱなしぽいものの。

あれがYahctマリーナ。

その向かい側にも小さいマリーナがあります。

あそこをぐるりと回るとメインのマリーナが見えてきて、それを越したところがアンカレッジ。

結構深さがある場所だったのでアンカリングが許可されている場所は結構広いんですが、アンカーを下ろしたいと思う場所は、結構混んでました。そのため最初にアンカーを下ろした場所はチェーンが延びるにつれて後ろにいたヨットに近すぎになってしまったので、場所をちょっと移動して13メートルあたりの場所に下ろし、落ち着きました。

後ろに見えるのが街の中心部。朝ごはんは上陸してから食べることにしました。この時点で午前9時半。

テンダーをどこに置いておくかが問題なんですが、観光船が主に係留されているマリーナのワーフの内側に、丁度いいスポット発見。もう1隻、かなり前から置いてあるテンダーがあったのでこの場所は大丈夫そう。


まだ早い時間のようで、カフェもやっと開店したばかりっていう感じでした。この時点で10時半です。

きれいな街並み。観光地だしね。でもフェティエの感じとはまた違うな。こっちのほうがおしゃれな気がします。


目指すはバザールという商店街エリア。
適当に歩いているうちにだいたい行き当たる。おおよその位置はグーグルマップで調べておいたので、港をバックに街の内側に入って行けばいいはずです。

ちょっとした広場に出ましたカメラや地図を持った旅行者をもじったブロンズ像がたっていました。

まだ開店前のお店が多いんですが、ちょっとずつお店が増えてきたのでこの方向に歩いていればバザールに行き当たるに違いない。

はい、辺り!アーケードで繋がれたバザール。日本の地方の商店街もこんな感じの場所多いですよね。私は愛知県出身なので、名古屋の大須商店街をすぐに思い出します。アーケードの下はお店から流れてくるエアコンの涼しい空気がとどまっているので、涼しくて歩いていてもいい気分。とにかく日中になると炎天下で外にいると熱中症になりそうなんです。

まだ時間が早すぎて開いていないお店の方が多いなぁ。

道の真ん中にタイルにお腹をベタッとくっつけて寝ているにゃんこが2匹いました。今の所トルコの猫ちゃんはとても人慣れしていれて、触ってもみんな逃げません。可愛すぎ!

どんどん続いている!でもお腹が空いてるから朝ご飯が食べられる場所を探したいなぁ。


グルグル歩いているうちに、港に出てきちゃいました。これは有名な人なのか?!

で、またお店がある方にもどっていき、ようやくこの時間になったらカフェが開いてたのでそこでトルコ風朝食。私はこれ、気に入っているんですよ。主人はチキンラップ1個。でも私が全部食べ切れないから、途中でチーズをつまみ始めましたけど。

食後、街中散策開始。またこんな銅像があった。

本物の猫もベンチの下にいます。銅像と同じように猫を触ってあげました。

アーケード街を出ると、近代的なショッピングエリアに来ました。

なにやら大きな公園のような広場があって、噴水とかもあります。


小さい滝の前にはマーメードが。


公園の周りにはこんな感じの小さな川が流れています。これ港まで繋がっているですよね。

その後、またアーケード街に戻り、主人はバッタもんのスニーカーとTシャツを買いました。両方で600リラにに負けてもらい、結構いいお買い物だった。これでお出かけ用スニーカーと白いTシャツを確保。他にはヨットの日よけ用に使えるかなっと思った大きなコットンの布を2枚、合計200リラでゲット。Marmarisはおしゃれなお店が沢山ありますが、お値段もそれほど高くないな、という印象。マリーナ内の給油スタンドが、ディーゼルが28リラで30リラを切っていた!フェティエは33リラでした。しまったなぁ~フェティエでちょっとトップアップしてきちゃったんですよね。やっぱフェティエエリアは割高なんだなぁ。

街から見たSATOMI号。半分だけまたタルポランシートをつけてあります。

午後2時ぐらいまで街の中を散策し、帰りにマーケットで新鮮な野菜やフルーツを買い出して家路につきます。港沿いのレストランが良い感じだったので、夜またもどっていくつもり。


街散策もできたのでMarmarisはこれで十分。ソーラーパネルも日よけカバーも完全にあきらめたので、北上に専念します。トルコに来た目的は主人がどうしても、トロイとオーストラリアとはとても縁が深いガリポリに行きたいということだったので。次はどこのアンカレッジに行こうかな。これから作戦会議です。

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