2022年8月24日水曜日

サンダーストームの予報が出たのでここを選びましたAvlonas

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!






24日水曜日にこのエリアでサンダーストームがあるという注意報が出ていたので、万が一を考えてとってもプロテクションが大きいアンカレッジを選びました。ミティリニ港からはすぐ近くの場所です。本当は島の反対側に行きたかったんですけどね。


8月22日はミティリニ最後の夜なので、繁華街にあるイタリアンレストランにディナーに行きました。港沿いで、丁度マリーナからだと反対側ぐらいの位置。徒歩でもゆっくり歩いて15分ぐらいです。
私はチキンのトマトソースリングイネ。暑さで冷たいものを飲みすぎているせいか、前日からちょっとまた胃腸の調子がよくなくて・・・久しぶりに豚肉食べたから、お肉の油で胃がびっくりしちゃったのかしら。なので、チキンパスタにしておきました。
主人はトルコ風ピザ。中にひき肉のミートソースが入っていて、もろ主人好みの味でした。

レストランの目の前には、コーストガードのパトロール船が止まっています。レスボス島はキオス島同様、トルコを通過して地中海に流れ出てくる難民のターゲットになりやすく、常に警戒態勢なのです。ヨーロッパへの入り口ですからね。それにしてもこのパトロール船は単なるパトロール以上に有事にも対処できそうなマシンガンを船体に装備している本格的なものなのです。

8月23日(火):水タンクをトップアップし、支払いを済ませ9時50分にマリーナバースを出ました。
フェンダーをしまおうとしていたら、主人が突然「あ!チェックアウトするの忘れた。」って言い出しました。え?でもさっきマリーナオフィス行ったよねと思ったら「ポートポリスに出港のスタンプを捺してもらわないと!」ってことでした。なんだ、それならこのままタウンバースに係留して立ち寄ればいいだけだ。今回トルコからギリシャに入国しているので、入港と出港のスタンプはしっかりもらっておいた方が後々無難です。

夏のシーズンだっていうのに、タウンバースの辺りはとっても空いていました。10月に来た時の方が混雑してたのにね。イカリア島でレガッタがあるそうなので、それでみんなそっちに行ってるのかな。昨晩ディナーをしたレストランのすぐ近く、パトロール船の真後ろに横付けました。

空き空きだからスターントゥーしなくてもいいので簡単。後ろのヨットは長期係留みたいでお留守。なので例のごとくまた私がバウラインをもってワーフに飛び移りました。ここからポートポリスのオフィスまでは徒歩で3分以内ぐらいです。思い出して良かった!入港スタンプの時、ポートポリスがギリシャ入港タックスを請求し忘れていたらしく、15ユーロ支払いが残っていました。これは一回払えば再入国するまで不要です。
前夜タウンバースすぐ前のレストランに行って思ったのですが、料金はかかってもマリーナにいてよかったなってこと。月曜日の夜だっていうのに、夜9時近くになっても車通りが途絶えません。ま、街の目ぬき通りだから仕方ないけど、とにかく車の音がうるさい。レストランからの音楽はまだそれほど大きくは聴こえてきませんでしたが(時間が早すぎるのかな)、それ以上に通行する車の音がうるさいんですよ。人通りも結構あるので、ここにいたら夜遅くまで、寝ているすぐ隣を知らない人が行きかうわけですね。つくづく私たちは「パリピ」ではないなって思いました。

ずっとヨットに乗っていると、人込みが沢山ある場所がだんだん苦手になっていきます。隣近所にすぐ誰かがいるっていうのも窮屈な感じがするので、次の行き先は何にもないただの自然の湾にしたいと思いした。当初は島の北側に入ったことがないので、風が穏やかなうちにそっち側のアンカレッジに行こうと思っていたのですが、日曜日の時点で、水曜日、木橋日にこのエリアに「雷注意報」が出たんですね。サンダーストーム、夕立みたいなもんなので長くは続きませんが、短期間に物凄く強風になったりすることがあります。日本でもゲリラ豪雨て呼ばれていますよね。あんな感じになったら嫌なので、念のためそうなっても安全なアンカレッジに行き先を変更。島の南側でAvlonasという湾です。サンダーストームってかなり一部の地域限定だったりするので、実際に私たちがいる場所に来る確率はそれほど高くないと思います。なのでもしかしたら全然平気かもしれませんけど。念には念を入れて。

今日も風ないし、あっても正面からだなぁってことでまたエンジン走行

11時15分ぐらいの位置。画像下の方の奥に大きく広がった湖の入り口の辺りが目的地です。湖の一番奥には、昨年10月に行った温泉スパがあります。

岬を回ったら、当初の風向き的には横から吹いてくるはずなのでセール走行できるかと思いきや、なんと陸に沿って風が回っていました。またほぼ正面。まあと少しだからこのままエンジン走行。

フィッシュファームがあります。


以下画像の青丸の所にいます
ここは岸に結構近いところまで10メートルぐらいの深さがあって、いきなり浅くなるんですね。例によってぐるりと円を描いてスイングできる範囲を確認しました。水深10メートルあたりの場所にアンカリングしたので、夜のうちにサンダーストームになった場合を考えてチェーンは50メートル出しておいた。今回もチェーン足蹴りの技でアンカーをピンポイントで落としました。

岸では海水浴を楽しむ親子ずれが一組いるだけ。近所の人かな。


午後3時すぎに、もう一隻ポーランド船籍のヨットがはいってきましたが、あとは私達だけ。とっても静か。

日陰を作ったので涼しくてキャプテン・ロブはデッキでお昼寝です。

岸には2軒タバーンがあるので、もしかしたら今晩行ってみるかも?

こういう民家もほとんどないような、大自然のアンカレッジが大好きです。トルコではどこにいっても、観光船がやってきたので静かな人里離れた場所が恋しくなっていました。Avlonasはそんな私達の希望にドンピシャな場所でした。


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