Let's Make a Card 手作りカードの世界　 : 離島の診療所はお薬まで無料＆観光地化されていない島の魅力

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

実をいうと21日から、私は下痢が続いていて、さすがに5日間も続くとちょっと心配になりPsara島の診療所を訪ねることにしたんですね。離島ですが、驚くほど丁寧な対処をしていただき、しかも無料だったのです！

さすがギリシャ。離島といえども教会はとても立派。

25日のランチ中に、島にあるクリニックに電話をして開業しているかどうか、確認しました。ちゃんと英語が通じて、1時間後に来院するアポイントを取りました。場所はGoogleマップで調べてましたが、必要無かった！ランチのレストランから見える1日赤十字の看板が見えて、それを辿って簡単に見つかるました。

公園もあり付近にベーカリー、ミニマーケットがあったので、村の中心地かな。

あの建物だ！中には2人の若い男性ドクターがいらっしゃいました。1人はインターンの方みたいで、その方がドクター監修の元私を診察してくれたのです。細かい問診があり、血液検査をその場でしてくれて直ぐに結果もでます。島で唯一の診療所だからある程度の設備が揃ってるんですよね。

日本では街の個人医院でもレントゲンが取れたりするのが当たり前かもしれませんが、海外ではレントゲンや血液検査は専門機関に出向いていき後日結果を持って、また主治医の所に行く、というのが普通。だから検査結果がその場で分かるといのは、私には驚きでした。ましてや離島！

血液検査の結果、脱水などにはなっておらず、ウィルスも無いとの事で、とりあえず腸の動きを収める薬を出してもらいました。数日服用して改善出来なかったら病院でさらなる検査をしてください、とのこと。診療が終わり私達がヨットで生活してる事、オーストラリア出身という事などお喋りすると、インターンの方が「オーストラリアはハイテク医療が進んでいるんですよ、だから勉強に行きたい国なんだけどVISAを取るのが難しい。」と言われてました。お代はいくらですか？と聞いたら「要りませんよ。」だって！お薬まで出てるのに？ギリシャ国民はだいたいの医療は無償なんですよね。薬代はかかります。だけど離島だから政府からの優遇があるのかな。私達はギリシャのレジデントですが、VISAの種類の関係で医療費は自腹なんです。でもほとんどこれまでも、医療関係者の配慮で費用がなるべくかからないやようにしてもらえました。でも薬まで島の人達同様に無料にしてくれるなんて！さらにPsara島が好きになった！

帰り道、港あたりを散歩しました。

昔のフォートレス跡。これはレプリカですけど。オスマントルコの侵略を受けた時、島民達は立てこもり降伏するから死を選ぶ、という旗を掲げ、その通りにトルコ軍が攻め入ってきた時自ら弾薬を爆発させて敵と共に自爆した、という歴史がある島です。

海がほんとに綺麗！

SATOMI号が見えます！

26日は朝起きてから直ぐにまた上陸して朝ごはんようのパンを買いに行きました。所所に井戸がありました。

島にはパン屋さんはここだけ。

あちこちに看板があるので、どこに行くのも便利。それに規模が小さいからどこも港から徒歩5分圏内という便利さ。

まだ暖かい焼きたてパンをゲット！

早速朝食です。前夜から薬を飲み始めたので、少しづつ効果が出てきました。

5メートルの深さでも海底まで見える透明度。

その後はディナーの時間までずっと船上にいました。お薬が効いてきているのがわかりました。でも昼間は涼しかったけれど、なぜだかすごく疲れていて、チキンスープをランチに食べた後お昼寝しました。下痢が続いていると食べても食べても体内に残らないっていう感じで、常にお腹が空いていたんですよ。久々に食べた後も穏やかに過ごせたので、眠くなったのかな。お昼寝後は元気が湧いてきたのがわかりました。それと日中でも最高気温が27度ぐらいでとても過ごしやすく、そのせいもあって、眠気が増したと思います。

ディナーは丘の反対側のビーチの前にある店にしました。タウンホールの前の広場には大きなチェス盤。