皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
本日9日火曜日に2週間滞在したチェスメマリーナを出て、北上クルージングを再開です。出発前日は毎回物凄く忙しいのですが、昨日も同様。携帯会社相手に1時間ぐらい戦ったり、以前から気になっていたエンジンのピー音の原因も発見したり、長~い一日でした。
8月7日のディナーはイタリアンレストランに行きました。
グーグルで見つけた、シェフがイタリアン人というレストラン。口コミを見ると、全てに対してちゃんと返事をしている几帳面な場所でした。中でもクレームの投稿に対しては、真摯にお詫びをしていて、再度コンタクトしてくれればなんとかします、とか、次はその場で教えていただいたらすぐに対応できます、と書かれていました。予約の電話を入れましたが、忙しいのか繋がらず、諦めて直接行くことに。だいたい予約は8時以降がピークなので、それより前に出れれば予約なしでも席がある場合がほとんど。
私はポルチーニマッシュルーム・リゾット。これも超定番だ!ちゃんとしたイタリアン久しぶりだもんね。どれもグーグルの評判どおり美味しかったし、ウェイターさんも席に着いてからの対応はとても良かったです。
食後レストラン周辺をお散歩。Alacatiの街、というより、おしゃれレストランやバーがあるエリアのよう。
車を止めた場所はリゾートホテルやホリデーアパートがたっているエリアでしたが、特に風光明媚というわけではなく、単なる住宅街っていう感じだったのに、通りを奥に進んだらいきなりこういうおしゃれな通りになって驚いた。
8月8日(月):久しぶりに自分の家のベッドで眠ることができて、熟睡できました。やっぱ自分の家(ヨットですけど)が一番だな。目が覚めたら8時半過ぎてました。朝ごはん後、ようやく動き出し、まずは買い出しに行くことに。
7時に到着すると、案の定、いい感じの席は予約でいっぱいだと言われました。で、電話したけど通じなかったんだけど、と言うと、ウェイターはあまり英語がわからないみたいだったので、その後ちょっと無視された感じになったんですね。すると、マネージャーらしき人が、その人も英語がわからないみたいでしたが、私達が不満そうなのに気が付いたみたいで、シェフのロベルトさん(イタリア人)に何か言って私達の要望を聞くようにいったみたいでした。ロベルトさんは英語ができて、私達に「予約でいっぱいなんです。」と言ったんですが、電話履歴を見せて「何度もかけたのに電話が通じなかったんです。」と言ったら「8時までに終わればいいですよ。」となりました。「大丈夫。それまでには食べ終われるから。」となり、席確保。
前菜はビーフ・カルパッチョ。メニューも予めグーグルで見ていたので、だいたい決めてました。
主人はスパゲティ・ボロネーズ、定番。
車を止めた場所はリゾートホテルやホリデーアパートがたっているエリアでしたが、特に風光明媚というわけではなく、単なる住宅街っていう感じだったのに、通りを奥に進んだらいきなりこういうおしゃれな通りになって驚いた。
枯木にペイントされていました。
道を行きかう人たちは、圧倒的に20代半ばから30代の人が多かったです。トレンディースポットなのかな。お店もおしゃれでした。チェスメからは車で20分以内で来れる場所です。
その前に、携帯屋さんに寄りました。陸路の旅の前日に40GBチャージしていったのですが、いきなり主人の携帯は履歴では20GBしか使っていないのに、日曜日からネットが切断されてしまったんですよ。チャージするとメッセージが来るのでいつ40GBトップアップしたかの証拠はあるし、データ使用表示は20GBになっているんで、何かおかしいっていうのは言葉が通じなくてもわかるはず。タークテレコムに行くと、スタッフが一人しかいなかったので、何人もお客さんが待っていました。私達は3番目で30分ぐらい待ったかな。その後からもどんどん列ができました。やっと私達の順番になったので、グーグル翻訳で「10日前に40GBチャージして、20GBしか使ってないのにネットが使えません。」をトルコ語にしてお姉さんに見せると、一応携帯のメッセージとかデータ表示をチェックしたんですが、対応するのが面倒だったのか、「ここではなにも出来ません。」というではありませんか!だったらあと20GB付け足して、というとお金を払えというのです。それはないですよねぇ。すでに40GB払っているんだから。で、押し問答の結果、主人が「わかった、じゃあ40GB今またチャージします。支払いはすよ。」って言ってやってもらいました。そして目の前で、「ほら、今やった分もネット通じませんよ。」と見せたんです。で、お姉さんはお客さんの列が長くなってきたので、いらいらしてきたのか、「どうしようもない。」とか言い出す始末。何ですと?たった今チャージした分だって使えないってことは詐欺じゃないですか!で、悪いことに、私達の後ろで待っている他のおばさん達が「もういい加減にして後にしてよ。私待っているだから。」と言い出すしまつ。「私達だって30分以上自分の番を待ちましたよ。」と文句を言ったおばさんは英語がちょっとできたんで英語で言い返しました。その人の後に来たご夫婦の旦那さんの方が、何騒いでいるのって感じで近づいてきたので、翻訳に「たった今40GB分はらったのにネットが通じないのに、何もしてくれない。返金もしてくれない。」と入力して見せました。するとそれなら私たちが納得してないのは仕方ないね、という顔になり、その方が文句を言わなかったので文句おばさんも取り合えずおとなしくなりました。その間、先に簡単に対処できる案件をお姉さんが対処し始めて、主人の携帯の件は横に置かれている感じ。無視して諦めるのを待つ作戦か、と思ったので、また翻訳に「今払った40GBの分、返金してください。」と見せました。すると、返金はしたくなかったのか、なにやらどっかに電話をかけ始めました。というのも、それを見せたと同時に、私は主人に、「無視されたら、ポリスに行こう。だってこれ詐欺だよ。」とつぶやいたんですね。トルコ語でも警察の事はポリスに近い発音なので、お姉さんにも私達が警察って言ったのがわかったのか、または返金処理をしたくなかったのかわかりませんが、そのおかげで事が進んだのです。どうもカスタマーサービスに電話をかけているようで、しばらく待たされていて、その間、他のお客さんを対処していました。やっとつながった時、トルコ語で粉との次第を説明したので、待っていたお客さんにも私達がなぜ、諦めずに居座ったのか理解できたと思います。その後はみんな静かに待っていました。電話の相手が英語がわかる人に変った時点で、お姉さんから主人は電話を受け取りました。すると「あと1時間以内にネットが再通します。もしだめだったらまたこの番号に電話してください。」となり電話番号をメモ。なんだ、最初からこうすればよかったのに、余分40GBまたチャージしちゃったじゃないか!と思いましたが、取り合えず解決したので、お姉さんにはお礼を言って店を出ました。時計を見たらなんと1時間以上たっていた!
やっと本来の目的の買い出しに向かいました。ミグロスというのはトルコの大手スーパーチェーン店の一つ。名前の前にMが着いている時があるんですが、それが一つだったり二つだったり、最高3つつまりMMMミグロスっていうのも見たことがあります。これは想像ですが、Mの数で店舗のサイズを表してるんじゃないかな。Mついてないと小さいし、MMとか沢山ついているのは大きい。ここも、ドーンと立派なサイズでした。
お買い物を終えて、SATOMI号に戻ってきたのは午後2時近くになってました。携帯屋で物凄く時間がかかったからね。で主人がシップシャンドラーに行くって出かけてった間に、私は買い出してきた食料品を整理しておりました。10分ぐらいすると電話がかかってきて「今からエンジンを見てもらえる人を連れて行くから、エンジン回りをあけといてねぇ。」だって。まだ食料品整理が終わってませんけどぉ~と思いつつ、急いで片付け。
すごく背の高いスラっとした男性と、通訳をしてくれる若い女性と一緒に主人が返ってきました。ヤンマー提携のエンジン屋さんだそうです。
1カ月ぐらい前から、アイドリングにしているとピーっという「エンジンオイル圧が高すぎです。」というアラームが鳴るようになったんですね。実際はそうでもないみたいだったので、センサーに異常があるのではと主人は予想してました。
で早速エンジンを付けてしばらく様子を見て、さらにエンジンルームを目視したら、なんとなくわかったようで「エンジンにはまったく問題ありません。多分センサーだけが壊れていると思う。一旦オフィスに戻り、部品があれば戻ってきます。」とのことでした。
旅行の前日に来てもらった、別のヤンマーの取り扱い店の技術者は、すぐにはわからず全部点検するうちの作業の一つとして見積もりを出してもらうことになっていました。支払い方法に納得がいかなかったので、依頼しませんでしたが、主人はその技術者が信用できない感じがしたそうです。でもこの人は、仕事ぶりから「ちゃんとエンジンの事がわかっている人だ。」とわかったそうです。
そして、30分ぐらいしたら戻ってきてくれて、早速直してくれました!
交換部品も含めて費用はたったのオーストラリアドルで180ドル。リラで1800というのは、この仕事に対してどうなのかわかりませんが、私達的には、これだけすぐに仕事をしてくれて部品代も混みだったら、超お値打ち格安価格なのです。最終的に、エンジンの総点検をする必要はありますが、目先の問題としては「ピー音」だけだったので、それが解決すれば、後は冬季ハードスタンドに上げてる間いにやればこと。つくづく、陸路旅行前に焦って、納得いかなまま依頼しなくて良かった!と思いました。さらに出発前日に、すぐに対処してくれる技術やさんを見つけられたのも超ラッキーでした。
ふ~なんだかまたこの日も長い一日になったなぁ。9日はお昼前までに出発すればよくて、ほんの7マイルほど先のアンカレッジに行くだけなので、出発してからの方がリラックスできそうです。
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