2022年8月10日水曜日

チェスメからたった1時間半ぐらいの名もなき島に来ています

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!






8月9日火曜日に2週間ぶりにSATOMI号を走らせました!向かった先は1時間ぐらいで行ける無人島。名前もGoogleマップに載ってない!久々に街の喧騒から離れ、ほっと一息です。

 

8日の夜はマリーナ周辺のレストランにしました。
キャプテンロブ、ヘアカット!

メニュー的にはイタリアンぽくて、二日連続でしたが、これから暫く外食しないかもしれないし、してもトルコ風大衆食堂ぐらいしかない場所に行くと思うので、最後にもう一度、ビーフカルパッチョを食べたかった。でもね、前夜のイタリア人シェフのお店のものとは比べ物になりませんでした。当たり前か?!
主人はまたチキンシュニッツェル風トマトソースのチキン。日本でもチキンカツ大好きでした。あ味噌豚カツの方がさらに好きですけどね。
 
私はエビが食べたい気分だったので、プロウンフェットチーネ。
一見良さげだったけど、なんとエビがたったの3個しか入ってなくて唖然!これで175リラは酷いでしょう!思わず、Googleのレビューに写真と共に「エビpastaなのにたった3個はいくらなんでもね。」と星2つで投稿しちゃいました!悪い評価を残したのは初めてです。普段、ガッカリした事があっても料理の味付けとかはとても主観が影響するので、私の口に合わなくても必ずしも、不味いというわけではないから、悪い評価はした事がありませんでした。でも今回は客観的にみて数値で表せれるからね。いくらなんでも5個ぐらい入ってないとパスタの分量に比べてアンバランスじゃないかなと思ったんです。その評価を見て、3個で十分と感じる方なら私の星2つは無視すればいいわけです。なので公平な感想かな、と思い投稿しちゃいました。
デザートはティラミスとアイスクリーム。ギリシャとかイタリアの時はティラミスに限らずケーキ系を頼むとホイップクリームやアイスクリームが添えられてるんですよね。ついてこなくてもリクエストすれば同じお皿に盛ってくれます。一緒に食べたいわけだから。でもトルコではそれがどうも通じないんだなー。別々でさらに別料金を請求されます。


食事を終えてバースまでの帰り道。この夜景もこれで最後だな。

綺麗で素敵だけど、もう十分です。早く海の上に戻りたい!だってボリュームは我慢できる程度ではありますが、毎晩ナイトクラブの音楽が聴こえる中で眠りにつかないといけないし、午前5時頃のお祈りも聞こえるしねー。



8月9日(火):早朝4:00頃にいきなり目が覚めてしまい、何時かなと思い携帯を見たら、ネットニュース速報でオリビア・ニュートン・ジョンさんが亡くなったというのを目にしました。オーストラリアを代表する歌手でもあり、高校生の時初めて友達と映画に行った時に観たのが彼女主演の「グリース」。当時は私の中でオーストラリアという国のイメージそのものが彼女でした。長い間乳がんと戦っていたのは知ってたので、ショックだけどお疲れ様でした、という気分にもなりました。そんなこんなでそのままあまり眠れず朝を迎えました。8:00まで主人が熟睡してたので静かにしてました。やっと起きてきたと思ったらすぐに「レンタカー返しに行ってくる」と出かけていきました。帰りはスクーター(片足のっけてもう片方の足でけって進む二輪車)で戻ります。

12:00までに出発すればいいので主人が戻ってから朝食をし支払いを済ませたのが11:00頃。トイレタンクのポンプアウトと給油をしたかったので何時に行けばいいか聞くと「20分後ぐらいでOKです。」との事。後でわかったんですが、これはバースを出る時マリーナスタッフがバウのモーリンを外してくれたりするんですね。隣の船が出ていく時見たんですが、2人乗船してるのに、テンダーに乗ったスタッフがモーリンを外し、ポンツーンのスタッフがスターンラインを外しす、という至れり尽くせりの状態でバースを出るんです。
私達は給油スタンドが混んでるからあと20分後に行った方がいいと解釈し、11:20過ぎにバースを出ました。勿論いつもどおり、二人だけで出ましたよ。で給油スタンドについて後ろタンクの給油が終わった頃テンダーが来て「アシストは要らないですか」とい聞いてきたので、大丈夫です、と答えました。

フェティエでは34とかだったなー。それ以降はだいたいどこも20代だった。やはりフェティエは異常に何でも高かった。

前後のタンクがそれぞれ半分ぐらいになってたので両方満タンにしました。待ってる間スタッフの人がお茶を出してくれました!凄いサービスの良さ。

スタンドのワーフから離れてから180°回転しないといけないんですが、風もないしバウスラスターも調子抜群なんで心配は無いのですが、どこからかテンダーが現れ、横からバウを押して小回り出来るようにしてくれました!

12:00過ぎ、ついにマリーナを出ました!気持ちいいなー。
フェリーがタグボートに先導されて入港してくるのにすれ違いました。

多分1時間ちょっとで着いちゃう距離なのでセールも挙げずにモーター走行です。

それにほぼ真正面からの風だしね。
ここはリゾートホテルかな。似たような作りだから住宅なら建売ですね。チェスメあたりはお金持ちが多いのか、ちょっと郊外に行ったら一軒家が結構ありました。しかもみんな豪邸。マリーナもほぼ100パーセントトルコ人所有の船ばかりで、海外フラッグは私達ぐらいでした。アメリカ船籍もよく見ましたましたが、それは税金対策でそうしてるだけで所有者はトルコ人だそうです。中には本当にアメリカ人でトルコに置いていて夏になると乗りにやってくる、という人もいるかもしれませんが、ギリシャでよく見た、またはトルコでもフェティエ付近でみたイギリス船籍やドイツ、フランス船籍は全く見かけません。このエリアにクルージングしている外国船籍はかなり稀だそうです。

エンジン走行なのでキャプテンは暇。でもフェリーにすれ違ったり、目的地周辺に浅瀬が多いのでこの位置でしっかり前をウォッチ。

キオス島。


あそこにリーフがある。

海面が薄緑になってる部分が見えるから。浅瀬エリアです。

この辺りは少しだけ海面がザワついてました。浅い部分が沢山あるので波が立ちやすいんですね。


あそこにもリーフがある。チャートにも出てますが目視で確認できると更に安心です。

この島が目的地ですが、名前が出てない。三つあるアンカレッジのうち一番左の湾に向かいます。

午後二時ちょっと前到着!7メートル水深で40メートルのチェーンを出しだので夜中に突風が吹いても絶対安心。アンカーを下ろす前にぐるりと円を描いてどの方向にスイングしても十分深さがある事を確認済みです。ふた晩泊まるのでスナバーもすぐ設置。


この島にはチェスメからの観光船がやってきますが、3つの湾のうち一番静かな湾がここらしい。私達が着いた時は小型ボート一隻にチャーターボートが一隻いただけでした。後でもう一隻観光船が来ましたが1時間ちょっとででていきました。

お迎えにチェスメがある半島が見えます。2隻の観光船が横切りましたが、隣の湾に行くのか、ここには入ってきませんでした。
ちょっとネットが弱くて時々しか繋がらないのでブログ更新時間が数日間ズレるかも、ですが再び北上スタートのSATOMI号クルージング日記、これからも楽しみにしていてくださいね!


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