いかにも真似っこした！とならないCASEのコツーCASEハロウィーンカードPart４ Card No.72

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

カタログサンプルをCASEする9月の創作課題＃今月のWOWで、最後の作品です。ハロウィーンカードとしてはPart4になりました。最後はブラックのお花ダイでゴスなイメージに。ゴールドとの組み合わせも自分で気に入っているポイントなのです。

Part2,Part3のハロウィーンカード同様、Part4もこの２つのセットを組み合わせましたよ。それぞれにコーディネートしたダイも思いっきり使いました。特にお花ダイはハロウイーン・ナイト・マジックにコーデしたダイセットに含まれているもの。そのダイ、ブラックじゃなければ普通のお花ダイとして活用できるのですが、あえてブラックやプリティーピーコックで不気味な感じにしてみました。

コーナーにゴールドのデリカ―タインクでスタンプしたのは、ラベルダイとコーデしたスタンプ。フレームスタンプだからと言ってラベル風にしないといけないわけないよね。チラッと見えるだけならまるでコーナースタンプみたいになる。

DSPはハロウイーン・ナイト・マジックにコーデしたもので、お花パターンのものがありました。これがブラックお花ダイカットのヒントに。

インクをゴールドにしたので、アクセサリーもゴールドセクイントリムを添えました。これ大好きでよく使っていたので、もうかなり残り少ないお気に入りアイテム。デリカ―タゴールドでセンティメントを押してますが、こんなにくっきりブラックに映えました。

内側はカードベースとお揃いのケイジュン・クレーズインクでフレームスタンプを押しました。

そしてこれがCASEハロウィーンカードの全てのバージョン。どれも同じカタログサンプルにインスピレーションをもらって作ったもの。DSPダイカットは全て同じですが、デコレーション部品を全て変えてみました。この4枚、実は一日で一気に作っちゃったんですよ。時間的には5時間は行ってなかったと思う。結構サクサク進んだと思います。

これが全ての元になったカタログのサンプルです。出発点の見本があると、そこから発展させていくのはとても簡単。でも真似っこ？というと仕上がりが似たような感じになるんじゃないの？って抵抗を感じる方もいるかもしれませんね。そんな時は、サンプルで使用されている製品とは全く違うものを使って作ってみるといいですよ。いいな、と思ったサンプルに使われているスタンプやダイと似たサイズの別の製品で代用してみると、仕上がりのバランス感覚は同じになりますが、見た目には全然違うイメージに仕上がります。そうなったら、もう真似っこというよりは、そこからヒントを得たオリジナル作品と言っていいんです。

今回はＣＡＳＥするのが創作お題だったので、あえて参考にしたカタログサンプルもご紹介しつつ「ＣＡＳＥ」してますって言っておりますが、通常なら私はこんだけ仕上がりが違ったらＣＡＳＥしたとは言わないです。

真似っこする時に、同じ製品を使わないっていうのは上手にサンプルを活用しつつ、オリジナル作品に仕上げるコツだと思います。これに慣れてくると、いいなぁと思ったデザインと同じ製品が買えなくてもがっかりすることがなくなってくるんですよね。さらに手持ちの製品の新しい活用法を発見することができるので、ますます手持製品に愛着がわいてきますよ。せっかく手元にあるもの、できるだけ楽しんで使いこなした満足感を味わいたいですよね。

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