皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
Dia島に向かう途中で、キッチンの塩水組み上げポンプに異常が発生したので、20日主人が修理をしました。以前清水ポンプの方で異常があった時と同じような症状だったので、原因の想像がついました。それ以外に冷蔵庫も調子が悪くて、余り冷えなくなってきたんですよね。
水深10メートルぐらいの場所にいるのに、海底まで見えるほど透き通っている!
19日、Dia島に到着してからちょっと一息して、主人が動き出しました。数日前から冷蔵庫の冷え具合が悪くなってきたのです。
19日のディナーは主人がステーキを焼いて作ってくれました。
9月20日(火):冷蔵庫はひとまず、様子見の状態で、もう一つの問題点塩水ポンプの修理がこの日の課題。下の写真の右側の蛇口は、海水をくみ上げて出す用のものです。食器洗いの時、最初のすすぎは海水で行い、清水を節約しております。マリーナに滞在している時は湾内の海水がよほどきれいでない場合は使わないし、マリーナにいれば水に接続できるので清水節約は不要です。なので気にせずじゃんじゃん水を使いますが、アンカリング中はできるだけ無駄遣いを避けています。二人だけなので700リットルの水タンクを使い切るのは、毎日シャワーを浴びていても(といっても2分ぐらいの短いシャワーですけど。)3週間ちょっと持つのであまり気にする必要はないのですけどね。特にエーゲ海航海中は水補給できる場所が沢山あるので、これまで使い切るっていのは、昨年ポート・ケリで2週間近く足止めされた時1回でした。でも、いつどこで長期間滞在ということが発生するかもしれないので、不要な無駄遣いはしないようにしています。
海水がとても透き通っているアンカレッジではこの海水ポンプが大活躍。アンカレッジについてから気がついたのですが、この蛇口を締めても、モーターが時々「ブブ」「ブブ」と音をさせていたんですよね。つまりポンプが停止しなくなったということ。前に清水ポンプの方に異常があった時も同じ現象で、その時はポンプにつまり物があったからでした。なので今回も同じ原因かもしれないと、主人は予測をつけていました。直すまで水ポンプのスイッチをオフにしていたので、清水の方も使えず。20日の朝ごはん終了後に主人が修理を開始してくれました。
30分もかからずに修理完了でまた組み立て開始。その後テストしてみましたが、大丈夫でした。蛇口を締めればちゃんとポンプのモーターはストップしました。
あのあたりの方が若干浅いので、うちみたいに50メートルもチェーンを出す必要はないからスイングする範囲が狭いのかもしれないけど。(SATOMI号は水深10メートルの場所にアンカーを下ろしています。)
ちなみに岸に近い方だ両側の岸までの幅が50メートルぐらしかなくなるので、スイングすることを考えたら20メートルぐらいしかチェーンを出せない計算になります。水深は岸近くでも5メートルは超えていたと思うから、そういう意味では20メートル程度っていうのはアンカーをちゃんと効かせるための割合としては、ギリギリの線。ただ、風があまり強くなければアンカーが流れる心配は少ないですけど。でも、一晩中滞在する場合は、夜中に突然突風が吹くっていうのはエーゲ海の島ではよくあることなので、私達は常にそれを視野に入れてアンカーを下ろす場所を決めています。なので、どこにアンカーを下ろしているか、によってその船がオーバーナイトで滞在しようと思っているのか半日だけで夜は帰っていくつもりなのかが、だいたい予測できるのです。
予想的中、キャタマランが去ったあと、30分後ぐらいに両方とも出発していきました。あ~これでまた静かな夜を迎えられます。
ということで、Dia島での第2日目も穏やかに過ぎていきました。午後に予報をチェックして、21日水曜日も滞在することが決定!こういう揺れなくて静かなアンカレッジだったら2日でも3日いても構いませんが、あまり長くいると次に移動したくてうずうずしてくるのです。木曜22日は20ノット弱ぐらいの風が横から吹いてくる感じになるので、次の場所への移動にはぴったりなのです。だって、次のセーリングがエーゲ海航海ラストになるからね、意地でもモータリングしたくない!
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