2022年10月26日水曜日

ちょっと奥に入った所が穴場&2人のオージーにアプローチされました

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




古巣プレヴェザでの2日目は、懐かしい場所散策。7か月も滞在しましたからねぇ~街の中は隅々まで熟知しております。滞在中になんと別々に2人のオーストラリア人の方で、ギリシャでヨットを探している人達に出会いました。

港から数本入った路地が穴場なのです。

10月24日(月)の朝は霧が立ち込めていて、曇りがちな空でした。そこでハーバーマスターの所に朝一で出向き、係留代を支払うついでに電気&水アクセスカード15ユーロ分も購入。今回の滞在では使い切れない額ですが、来年海上に戻してからまた戻ってくるので、いずれ使い切ります。最近朝晩がちょっと寒いので、陸電に接続して夜に暖かいシャワーを浴びたいなと思いました。こんな時内臓ジェネレーターがあれば、電気接続の必要が全くないわけです。ハウスバッテリーの電力は十分でしたが、エンジン走行二日目だともうお湯が冷めちゃっているのです。夏ならいいけどさすがに最近は水シャワーやぬるま湯シャワーはきつい季節になってきました。係留代は52フィートのSATOMI号で一泊13ユーロでした。さらにプレヴェザはレフカスとは違い、カレンダー計算ではなく泊数計算だったので、2泊3日なら2泊分の支払いでOK。管轄ごとにやり方が全然違うのがギリシャ流です。

さて、11時頃になってなんか甘いものが食べたくなり、ケーキ屋さんに行くことに。なんといっても7カ月間ロックダウン中、楽しみと言ったら食べることだけ。街にあるすべてのケーキ屋さんの場所を知り尽くております。港から近いほうから順番に訪ね、主人は2番目のお店で食べたいものが見つかりましたが、私はフルーツタルトが欲しかったので、最後4軒目のお店でやっとそれに近いものを見つけました。ギリシャではパティシェリと言っても、いわゆるケーキを置いている場所はあまりなく、だいたいのお店はバクロバとかクッキー系のギリシャのお菓子が中心なんですよね。

4軒目は港から一番遠くて、かって借りていた小さなお家に向かう途中にあります。

ここが街の目抜き通りの中心にあるラウンドアバウト。

この通り沿いがプレヴェザの観光地ではない、地元の商店街が並ぶ通りなのです。大手のスーパーもこの通り沿いにあります。

お昼ぐらいになってもまだ曇りがちな空でした。この通りは港に続く通りですが、月曜日というのに結構静かでした。やはりこのあたりは地元の人相手というよりは、どちらかというと観光客相手かな。
係留しているタウンハーバーと反対側の端は、以前こんな風にはなっていませんでした。噴水はあったけど、その周りに今は小さなカフェがあったりして小ぎれいになっていました。

ここはチャーターヨットバースト、一般ヨットが係留できるバースの間にあって地元の漁船が係留している場所。

SATOMI号に戻る途中、メルボルンがホームポートのキャタマランを発見。オーストラリアフラッグがありました。お留守のようだったので声はかけませんでしたけどね。午後に出港されました。

この後、SATOMI号に戻ると、外でオーストラリア英語が聞こえてきました。主人が外に出て応対しました。私は室内のお掃除をしていたのでそのまま続けていて、時々聞こえてくるのをつなぎ合わせると、どうもその方はギリシャでヨットを買おうを思っていろいろ探している最中とのこと。オーストラリア船籍にすることとか、手続きの事なんかをいろいろ主人に聞いているようでした。同じオージー同士、すぐに会話が弾みます。特にVAT支払い済みのヨットを購入した場合で、オーストラリア船籍に変更することに関して、私達は相当苦労したので、その経験はこれから同じ事をやろうとしている人たちにとっては有益なアドバイスとなります。正直私達もそのめんどくささ、複雑さを知っていたら、おそらく船籍変更はしなったかも。外国で大きな買い物をするのはとても不安なもの。そこで同じ国の船籍を見たらやはり、声をかけたくなりますよね。さらに、その翌日25日も、また違う方から声をかけられました。その方もオーストラリア人で、やはりギリシャで船を買ってからオーストラリア船籍に変えようと思っている、とのことでした。ギリシャ船籍の船らしいのと、ギリシャでは航海せず船舶会社に船を輸送してもらうつもりだそうです。その場合だと、ギリシャにいる間に船籍を変更する必要はないのでは?とお話しました。オーストラリアに入る時に船籍変更すればいいはず。ちなみにオーストラリア船籍への変更は海外からでもオンラインで簡単にできるのです。

セーリングに関しての情報は、実際にクルージングを始めてから知り合うヨッティ―からでも沢山入手できますが、公の手続き関係は、どこでするのかとか、もとの船籍や新しい船籍にする国が違うと全く違ってきます。オーストラリア船籍にしたいなら、すでにそうなっている船の人たちに聞くのが一番ですね。私達がSATOMI号の船籍をイタリア船籍からオーストラリア船籍に変更した時、身近にそういう人たちがいなかったので、本当に手探り&ストレスマックスでした!偶然にも二人のオーストラリア人に同じことを質問されましたが、私達の経験が役に立ち、嬉しかったです。

さて、24日の夜は以前のお気に入りの店にいくことにしていました。ちなみにプレヴェザ到着日の夜はあまりお腹が空いていなくてスナック程度でお茶を濁してました。

港周辺にいたら絶対にわからない、秘密の花園・・・的な路地があるんですよ。港から街の目ぬき通りまでの間の距離なんですが、いろいろ路地を歩ているうちに突き当たる場所。この一角、本当におしゃれ。観光客向けというより、地元の若者たちのおしゃれスポット。

なので、夕方6時というのは早すぎる時間帯。早くても夜9時ぐらいにならないとにぎやかにならないですが、すでにライトアップはされていて、開いているレストランもあります。

このお店はランチタイムに賑わうお店で、カフェテリアみたいな感じ。地元の方がお昼休み食べに来る人気の場所。ちなみに夕方6時ぐらいだとランチの続きみたいな感じです。


この店がお目当てだったんですが、開店してなかった!時間が早すぎるというより、この日は閉店日ぽかったのです。月曜日の夜お休みというお店、結構あるんですよねぇ。日曜日でも夜遅くまで営業していて、港沿いのカフェ&バーはこの時期でも午前0時過ぎまで音楽がかかってました!残念!ま、これからも来る機会があるので、今回はあきらめ。

主人が「魚の気分だ。」と言ったので港の方のタバーンに戻りました。ここ前日23日にランチしたタバーンの向かい側。昨年5月に営業開始した時に一度来たことがあって、魚が本当新鮮でおいしかった場所です。

おつまみに出てきたイワシの酢漬け。

グリルした野菜、美味しかった!
魚はグリルが一番美味しいですね。シンプルに塩とレモンで味付けは十分ですが、バターがかかっていてコクがありました。

私はどちらかというとお肉の気分で、ポークのマッシュルームとクリームソースにしました。これも美味しかったけど、食べ切れずお持ち帰りしました。

サービスでできたデザート。なんかこしのあるミルク寒天にメイプルシロップがかかっているような味でした。

今まで、行く先々知らない場所ばかりでしたが、レフカスからは一度勝手がわかっている場所。特にプレヴェザはもう知らない場所はないぐらいなので、故郷に帰った気安さで滞在を楽しみました。でもねぇいつまでもタウンハーバーにいると退屈なので10月25日に出発して、Menidiというアンヴィラコス湾の端っこの街のアンカレッジに移動しました。
そこでは、着いてからまさかのアンカーローラーが壊れた事件発生!

その様子は明日のお楽しみ!

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