2022年10月11日火曜日

童心に返って無人島探検が楽しいのだ!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





最近は移動時にテンダーは吊り下げているので短期滞在だとまたすぐに吊り下げ作業が発生したします。波が全然ないからこういう場所ではパドルボードの方が便利!さっそくパドルして無人島探検!




10月9日は自然に目が覚めるまで寝てたら、9時近くになってました!いいお天気で、前日に着いた時よりさらに風なし状態だったので海面が平。アンカーチェーンが良く見えました。

朝ごはんはスクランブルエッグにベーコン。指の具合は抜糸してから目に見えて回復しているので、久々に私が作りました!朝ごはんは、私的にはあまり外食したくないのが本音。でも街にいると主人がカフェに行きたがるので付き合います。無人島ならそれは無理だからね、おうちご飯だよ!

こんな綺麗な海に囲まれての朝食は気持ちいいし、美味しさも増す気がします。昨晩から何回も360℃回転してるのでアンカーチェーンがジグザクになってるのが見えます!


朝ごはんの後、少しゆっくりしてからパドルボードを膨らませ上陸準備。使い終わったら空気を抜いて畳んで専用バッグに入れて収納できるので、場所をとりません。

11時頃でかけました!私は前の方で座ったままで、主人は後ろで立ってパドルして進みます。風や波が無ければ結構速く進むので、テンダーよりも上陸がお手軽。

陸に上がる時もモーターを詰んだテンダーより断然軽いし深さを気にする必要もなく、ひょいと持ち上げられる軽さ。

さて、ここが一番広そうな砂利ビーチでしたが、思ったよりも狭かった。手前にもう一つ小さいビーチがあるんですけど、そこは岩場ばかりでその奥に行く場所がなさそうだったので素通りしました。

丘の上に登っていくと、すぐにやぶ林。こんな風に腰をかがめない通れません。

それでもそう奥まではいけず、岩場沿いを歩いていくことに。物凄いシャープな岩、石がごろごろしていて、石器時代だったらやりの先や、ナイフ代わりになりそう。

本当にきれ~い!!何度も何度も「ここに来て良かったなぁ。」と実感。

岸沿い探検もそう長くは続かず、しばらく進んだら行き止まりっぽくなってしまったので後戻りし、今度は丘の上の方に登ってみました・・・
が、そっちもこれ以上いっても何もなさそうだったし、けもの道らしきものもなく、かなり険しかったのであきらめ。

でもおかげで、ちょっと高い位置からSATOMI号を眺めることができました。

もう何枚もSATOMI号の写真を撮りまくっちゃいました!なかなか一隻だけで写真が撮れる場所ってなかたったので。



気温は「暑い!」というほどでありませんでしたが、ちょっと運動したので涼むため、上陸した砂利ビーチから海に入りました。私の方が先に入って行ったら、主人が写真を撮っていたんですよねぇ。これでは見えないと思いますが、左手にはゴム手袋をはめていて、さらに上に付き出しているので、かなり変な恰好で泳いでました。足が着かない場所までいくと手を海中に入れてしまいがちなので、足が着く深さで片手は上にあげ、もう片方で犬かきみたいな感じでバシャバシャやっておりました。水温がとてもいい感じで、水からあがると風が吹いた時肌寒く感じるので、海につかっている方が暖かいのです。気持ちよくてなかなか上がれなかった。

1時間ぐらいいたでしょうか、ちょっと小腹が空いてきたので戻ることに。特に何もない場所でしたが、未知の場所に行くのは「探検」しているみたいで、結構楽しいのです。主人も私もいい年なんですけど、いつまでも童心は忘れたくないもの。

他には誰も来ないだろうなって思っていたら、午後1時、外で「ウ~」という日本の消防車のサイレンみたいな音がして、何事か”!と思ったら、小型漁船が観光客を乗せてやってきました。あ、日曜日だしね、Methoniから来たんでしょうね。
私たちが上陸しなかった方の小さな砂利ビーチの近くにアンカリングしていました。2時間ぐらいいたかな。

午後は主人はだいたいお昼寝するんですが、その後、今後の天気予報を見ていて「明日出発した方がいいな。」と言い出しました。というのは、向こう数日間全然風がない、またはいきたい方角から吹いているっていう状態になってしまうので、この機会を逃すと4,5日ぐらいここにいることになってしまいなんです。月曜日出発しても風はないので、モーター走行ですが、できるだけ先に進んでおきたいので、11日に次の場所に向かうことにしました。

ディナーはまだ例の「コカ・ビン」がちょっと残っていて、それにツナ缶とパスタソースを足してスパゲッティツナトマトソースにしました。すっごく美味しかったのですが、私には珍しく写真を撮っていなかった!

この日は午後から島の反対側でちょこっと風が吹いていたので、あまりグルグル回転することもなくウネリの影響も全く感じない、物凄く静かな夜でした。夜8時半ごろ外に出てみると、月が真ん丸でとてもきれいに輝いていました。すごく明るくて、これ月の光だけで撮影した写真なんですよ。こういう日にオーバーナイトすると本当に幻想的でいいんだけどねぇ。

月夜だからだったのか、SATOMI号の周りがな何やらバシャバシャ賑やかで、魚があっちでもこっちでも飛び跳ねていました。主人がトーチで海面を照らしたら、魚が驚いたのか、物凄い跳ねだして、一匹デッキの上に乗っかっちゃったぐらい。かわいそうだからすぐに海に戻してあげましたけど。月の光で魚たちも興奮しちゃったのかなぁ。

2週間近くもカラマタという「街」の中にいた後、2日間だけでしたが、大自然に囲まれた静寂の中で過ごすことができて、なんだか心が洗われた気がしました。あまりにも素敵すぎて離れがたいぐらい。

 本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
             



PVアクセスランキング にほんブログ村


             





0 件のコメント:

コメントを投稿