皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
2021年の3月一杯までギリシャは完全ロックダウンをしていました。4月に入って少しづつ緩和されてきて、その後5月には週ごとに規制が緩まり、半ばにはスーパーなど生活必需品以外のお店やレストラン、カフェも営業開始となりました。そんな中2021年の4月にレフカスを見に来たんですが、たったの1年半ぐらいなのに随分にぎやかになっていました。というか、これが本来の姿なのかな。
レフカスって、日本の怪談を元に物語を書いた小泉八雲=ラフカディオ・ハーンの生地だった、というのはその時に知りました。(その時の記事はこちらから移動できます。ロックダウンの影響で閑散としていた頃と比べてみてくださいね。)ハーバー沿いから一本奥に入った通りに街の中心があります。この道にも来たことがあるけど、その時はこんな可愛らしいお店はなかったぞ!
あれはアテネとかカラマタとかある程度の都会にある免税店。主に化粧品を売っているのです。以前はまだこの手のお店は営業してはいけなかったのですよねぇ。
あ、このギロス屋さん、昨年4月に来た時にも営業してて確かここでギロスを食べたはず。当時もテクアウト系や外にテーブルがあるレストランは営業しても良かったんですよね。完全ロックダウン中は外テーブルもダメでお持ち帰りのみでしたけど。ちなみにたった一年前ですが、昨年の10月頃には店内飲食はワクチン接種証明を見せないとダメでした。今では全く何の規制もなし。随分昔のようですが、たった一年しかたっていなんだなぁ。
タウンハーバーに近い方で見つけたアイリッシュ・パブ。これは絶対昨年4月にはなかった!だって、アイリッシュパブってイギリス人観光客がターゲットのお店なんですよ。ということはこの夏はレフカスもイギリス人観光客でにぎわったということかな。
この日はお天気が良かったので、セールの林がありました。これ全部チャーター用ヨット。
ここも初めて見る!前にも絶対来たことがある通りですが、その時は何もなかった。
お店は、シエスタ時間帯だったので閉まっていましたが、それでも昨年4月の時と比べたら、お店の数が増えていました。当時はショーウィンドーに新聞とかがはってあって「閉店時間」ではなく「営業していません」状態のお店が多かったのです。あれはアテネとかカラマタとかある程度の都会にある免税店。主に化粧品を売っているのです。以前はまだこの手のお店は営業してはいけなかったのですよねぇ。
シエスタ中なのでひと通りは当然少ないんですが、それでも海外からの観光客が、この時期にもいるのが不思議な感じでした。
賑やかな通りの最後まで行ってから港の方に戻ってきました。私達が係留しているタウンバースからは反対側で、大型マリーナの入り口の方です。
たった一年半で激変していたのはこのエリア。レフカスは以前からチャーターヨットのメッカだったのですが、さらに倍以上に規模が増えたみたいでした。このポンツーンがあるエリア、実はタウンハーバーの一部なんですが、チャーター会社の船専用のバース。一般は係留できないのです。
これもそう。チャーター会社がお金を出してポンツーンを作らせたんでしょうね。2021年6月に完成したらしいので、私達がレフカスの街を見に来た時にはありませんでした。おそらく7月のチャーターヨットシーズン開始に合わせて急ピッチで作業をしたんでしょう。
その先はポンツーンはなく、ここもパブリックのタウンハーバーなんですが、ここ何十隻と所有しているような大手のチャーター会社ではなく、1,2隻とか個人で経営しているチャーターヨットがずらりと並んでいるエリアでした。この位置も基本的にはタウンハーバーなんで、空いている場所に係留しても理論的にはいいんですが、バウがモーリンラインがある場所がほとんどなので、そこにはアンカーを打てないし、そのスポットにいつもそこにいる船が戻ってこれば、先にいたとしても追い出されたりするのです。さらに悪いことには、タウンバースなのでタウンハーバーに係留代を支払ったにもかかわらず、そのスポットの「所有者」にも2重に係留代を請求された、という話もあるのです。それとこのエリア、ポンツーンに近いので、そこのモーリンラインにアンカーがからまってしまいダイバーを手配する羽目になったプライベートヨットもあったらしいので、私達は最初からここは選択肢に入れてませんでした。
約束通り、10月22日にヤンマーのエンジニアがやってきました。午前11時頃と聞いてましたが、なんと朝9時半ごろにやってきました。朝ごはんを作っている最中だった!遅れてくるより早く来てくれた方がありがたいですけどね。
早速チェック開始。コンプレッションをチェックしていたそうです。(私にはそれが何だかさっぱりわかりませんけど。)エンジンを付けたり消したりを繰り返していました。
30分ぐらいごそごそやっていたかな~、その結果などを会社に帰ってボスに報告します、ということでした。午後に連絡があるのかな、と思って電話をしたら技術責任者の方が「月曜日に見積もりと共に報告します。」とのことでした。その後夕方近くにもう一人のエンジアがやってきて、その人は内臓ジェネレーター設置担当の人でした。エンジンルームのサイズなどを測り、おおよそどんな感じで設置できるのかを説明してくれました。主人が調べたブランドのジェネレーターとは違うブランドでしたが、サイズ的にはそれほど変わらないようで、設置スペースに関しては問題ないとのこと。最初に調べたジェネレーターはイギリス製でハウスバッテリーの12Vを直接充電してくれるジェネレーターなんですが、納品に9カ月もかかってしまうのでほぼ諦めたんですね。その次に見つけたのは納品は比較的すぐできるのですが、充電するのは12Vではなく240Vを発電するものなので、陸電に繋げている時と同じ感じになるタイプだったのです。ハウスバッテリーを最も効率よく充電するのは、イギリス製の方なんですが、9カ月も納品にかかってしまっては来年のセーリング時には使用できません。そこで多少効率が悪くても陸電に繋がっているみたいになる方にするつもりでした。そっちの方が安いんですが、主人は効率がいい方が良かったんですよね。燃料消費が少ないし。で、レフカスの公認ヤンマーエンジン整備の会社が扱っているタイプも、なんと12Vを直接ジャージできるジェネレーターでした!これはグッドニュース。ブランドが違っても関係ありません。同じ仕事をしてくれれば問題なし。
エンジンに関しては、しっかり点検をするならSATOMI号からエンジンを外して分解整備ということになるらしいのですが、それをするためにもどれぐらい費用がかかるのか、その辺りは全て月曜日24日までのお楽しみとなりました!
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