2022年10月29日土曜日

MenidiからAmflochiaへGulf Of Amvrakia内を満喫

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





Menidiの街に26日に上陸し、翌日27日は別のアンカレッジAmflochiaの街に移動しました。ここは泊地アプリでは街の港内はアンカリングスポットとして紹介されていませんでしたが、チャート上には掲載されていたので、街の真ん前にアンカリングしちゃいました!

10月26日(水):前日上陸できなかったので朝食後テンダーを下ろして上陸。朝食後といっても最近、日に日にお日様登るのが遅いので陸に上がったころには12時ちょっと前。

ビーチ沿いに数軒タバーンがありましたが、カフェは昼間でも開いてましたが、後は閉店でした。夜には開くのかな?

すでに冬ごもり体制なのか、かなり静か。街全体が小さいからね。観光客がいなければかなり人口が少ないと思われます。

海岸沿いを一歩入るとすぐに斜面になっていて、ほとんどの住宅は山沿いの斜面に建てられていました。ここは学校。建物と木の隙間からSATOMI号が見えた。
スーパーが3軒ありましたが、そのうち2軒はほとんど商品が棚になく営業しているのが不思議なぐらいでした。夏の間しか人が来ない典型的なギリシャの海辺の小さな街って感じ。ま、近くにプレヴェザとかあるから、まとまった買い物はそちらに皆さん行くんでしょうね。
ディナー時間には数軒のタバーンが営業していましたが、私達が行った夕方6時半はまだ1軒しか開いてませんでした。このエリアはエビが有名みたいだったので、海老パスタに野菜グリルをオーダー。パスタの量が物凄いので、二人でシェアで丁度いいんですよ。


この子たち、まだ生後半年ぐらいの子猫ちゃんたち。こんなに沢山集まってきました。この「ください。」攻撃。たまりません!
犬がやってくると、一瞬みなさん固まって用心していたのですが一匹お茶目で勇敢な子がいて、犬の方に近寄っていきました。犬がビーチに寝そべったら、後ろの柱の陰に隠れながら犬の様子を伺っているんです。

それを並んでみている子たち。あ~もうたまらない~。よると逃げていくのですが、一匹とても親し気な子がいて、触らせてくれたり抱っこもOKだったので、お持ち帰りしたい気持ちをこらえるのが大変でした。
そんなこんなでMenidiの街滞在は平和に過ぎていきました。海上だという事を忘れてしまうぐらい。揺れること全くなしの二泊でした。ここの所全く風がないからね。湾内の一番奥にいるからウネリもなし。一応プレヴェザの外イオニア海ではまあまあの風が吹いてるんですけど。ここまでは来ない。

10月27日(木):この日は10マイルちょっと先のAmflochiaの街に移動です。Amflochiaはプレヴェザからアテネに行く途中に通過する街なので、陸路でこれまで何回もいったことがあるんですね。街のサイズとしては、プレヴェザよりはうんと小さいですが、Menidiの街よりは大きい。細長い港の突当りに街があります。

9時半過ぎに出発!本日もまた無風波無の鏡ような海面です。

行先はこんな感じでGulf Of Amvrakiaの端っこを移動しております。
港内に「海底火山」という印がチャート上にありました!ぶくぶくしているのかな?温泉???何回もこの街に来ているけど、そんな話は一度も聞いたことがないな。

移動中に主人がハムチーズトマトホットサンドを作ってくれました。お料理も得意なキャプテンです。私よりも食べることに興味が強いので、「今朝はxxxが食べたい」という強い希望がある人なのですが自分で作ってくれるので、私はそのおこぼれ頂戴で助かっております。

10時半でここにいたので、あと1時間ぐらいで着くね。
細長い湾の中に入ってきました。

あそこだ!

相変わらずまっ平。

手前の方にポンツーンがあるんですよね。で最初そこに係留しようかなと思って見てみましたが、小型船用みたいでポンツーンとポンツーンの間が短くSATOMI号には無理っていう感じでした。それにここ街の中心からちょっと離れているし。

通過して街の真ん前まで行ってみることに。

貨物船が入っていて、クレーンで何やら搭載中でした。ここまでの道、一本道で片側一車線なんですが、荷台に荷物を沢山積んだ大型トラックが貨物船まで何台も来ていて、道路をふさいでしまっていて渋滞気味になっているのが、後でわかりました。

11時21分、アンカーを下ろして到着!ここは泊地を探す時に便利なNavilyという泊地アプリでは、泊地として紹介されていないんです。でもチャート上にはちゃんとアンカリングしていいマークがついていたし、深さもそれほど深くないので、問題なくアンカリングできます。

コンクリートの岸沿いは小型漁船のバウモーリンのラインが見えたので、余りそれに近寄らないように水深10メートルぐらいの場所にアンカーを落としました。

風はほとんどないのですが、念のためチェーンは50メートル出しておきました。

街はすぐそこ!スーパーも真後ろにありました。上陸しやすそう。SATOMI号しかいないので、入ってきた時岸から何人もの人が携帯で写真を撮っているのが見えました!ちょっといい気分。


ロケーション的に、風がある日は湾の入り口から風が集中して入り込むことがあると思われるので、そういう時はかなり居心地が悪そう。でも私達がいる間は、もうこれでもかっていうぐらい風がない日々が続くので、海底に障害物さえなければもうどこでもアンカリングできそうです。

応急処置しているアンカーローラーです。ローラーカバーの上は大きなナットで絞められていますが、下側は小さなナットです。ボルトが本来のものではなく手持で穴のサイズに合ったものを使っているので、ナットも小さいのです。ハードスタンドに上げてから新しく作り直してもらわないといけませんが、取り合えず今は機能しております。


直ぐに上陸してみました!木曜日だというのに、ワーフ沿いには学齢期の子供たちが沢山いました。どうも休校日みたいだった。

というのは、28日は「Ohi Day」(=No Day)といって、第2次世界大戦開始時にイタリアがギリシャを軍隊が通過したいといったことに対して時のギリシャの首相が「No.」と言ったことからギリシャが戦争に巻き込まれていった日なのです。それを記念してパレードがあるんですが、その準備で街の中心は国旗が沢山はためいていました。Amflochiaに来た理由も、まあまあの規模の街ならパレードがあるかなと思ったからです。


前にも何回も来たことがありますが、ロックダウン中だったので本当にひっそりしていて、お店も閉まっていたんですよね。「Ohi Day」前日ということもあったかもしれませんが、街には人があふれていて、とても活気がありました。ここは港から一歩入った裏通り。


さて、ディナーは前日よりチョイスが沢山ありました。グーグルで評価が高かったのは、係留している場所から湾内の反対側の端。湾を横断してテンダーで行きました。


お店の10歳の娘さんが、とっても可愛くて学校で英語を習っているということで、片言の英語で話しかけてきました。料理を運んでちゃんとお手伝いもしていましたよ。
メニューは基本的なギリシャ料理でしたが、グリークサラダもピクルスされたピーマンの刻んだものが入っていたり、トマトもオリーブもとっても美味しかったです。

ピーマンとトマトのライス詰め。これ私大好き。ポテトが一緒に煮込んであり、それがとっても美味しかったです。

チキンのグリル。ちょどいい塩加減とスパイスでした。
サービスのデザートはかなり甘かったので、私は一口食べて、あとは魚に上げました。

SATOMI号へ戻る途中、例の「海底火山」の上あたりを通過したのですが、そのせいなのかどうか、海風がとても生暖かったんですよね。海水には触っていませんが、もしかしたら水温が結構高いのかな。そうでなくても、まだギリシャの海は水温が高くて、外気がどんどん涼しくなってきた今では夕方なんかは海につかっている方が温かい気がするほどなのです。

それにしても、Gulf of Amvrakia、結構なサイズの湾内に沢山のアンカレッジがあり、小さな街もあり、でシーズン中でもあまり混んでいない場所もあるそうです。きっと風がある日でも大きな湖みたいな感じだから波もすごく高くはならずにいいセーリングが楽しめる場所じゃないかな。私達はエンジン走行を余儀なくされてますが、それでも身近に移動できる場所が沢山あって、湾内プカプカを満喫しております。

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