皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
6日の木曜日はカラマタに戻りながら途中にあるMethoniの古城を見に行きました。ここは昨年通過した場所なんですが、カラマタを出発したらここに最初に来ようと思っているんです。実際に見てみて、いいアンカレッジだということがわかりました!
Pylos周辺はもう充分観光したので、6日はカラマタへの帰り道にあるMethoniの街を見るだけ。Methoni(メソーニ)はビザンティン時代に建設された古城で有名です。その後1206年から1500年までヴェネツィア共和国が統制していて、その後オスマントルコに侵略にあいました。前日に行ったPylosの古城と反対だね。あっちは1573年にオスマントルコが建造したお城を1685年から1751年はヴェネツィアが占領しました。それと同時期にヴェネツィアは、メソニの古城もトルコから取り戻しました。ヴェネツィア統制の間に城塞が強化されたそうです。1825年のペロポネソス半島の戦いではトルコ―エジプト軍の基地となりましたが、1828年にフランス軍に降伏したそうです。ピロスからはほんの10キロちょっとしか離れていないので、両方の街は同じエリア内。その歴史は同じ歩みをしていたわけですね。両方行ってみると、いろいろ話が繋がって面白い!
古城は二つの部分に分かれていて、半島に建てられているので本土と繋がっているこの街側の入り口側は堀に囲まれていて頑丈な守りだったそうです。いかにも「お城」というのが、期待を裏切らない!ロードス島のお城もそうでしたが、1600年代でも素晴らしい建築技術ですね。見た目も美しい。
ブリッジを渡って、ゲートの中に入ったらいきなり大砲がありました。
ゲートに入っても、これはまだ城の外側です。
やっと内側に入りました。あれが入り口。
ここが「The Square of the Arms」と呼ばれていた場所で、商業と社交の中心地だったそうです。赤っぽいグラナイトのローマ建築円柱がありました。
さて、住民が住んでいたタウン(海側)から陸側への城壁の中にはいっていくと、また広々したエリアがありました。ここが守りの要部分。
端まで行ってみると、敵の侵入を防ぐための壁が見えますね。ここを突破して中に入るのは一筋縄ではいかなかったでしょう。こんな風に強化されたのは、ヴェネツィア統制時代だったそうです。
あれが海に面したタウン側へゲート。
タウン側へのゲートの上につながっているみたいなのでこのまま歩いていこう。
さらに、港の方に続く外壁沿いを歩いてみました。
わあ~、海がとってもきれい!物凄く透明度があります。エーゲ海もいいけど、イオニア海も捨てたもんじゃないですね。港に近くてこれなんで、むしろイオニア海の方がきれいかもしれません。
私はツナとエビのサラダ!これすごく美味しかった。ツナは新鮮なのをグリルしてあり、お好みの焼き加減にしてくれるんです。「レアで」と言ったら「ツナの楽しみ方を知っていますね!」と言われました。通常ギリシャで「ツナサラダ」というと、ツナ缶にマヨネーズを混ぜたものがのっているんですよね。ここのはフレッシュツナって書いてあったから期待しましたが、期待以上だった。
この子は可愛いのに、ちょっとドジ。食べ終わってお皿を片付けてもらった頃にやっときました。にゃ~と可愛い声で甘えてきましたが、残念。
その後、家路につきました。海岸線をドライブしていくので、行きよりちょっと大回り。途中、昨年7月にアンカリングしていたKoroni(コロニ)の街に寄りました。ここにも古城があります。それと丘の上に修道院があって、そこのギフトショップで吊るすキャンドルホルダー買ったのがいい思い出。今でも吊るしております。
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