皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
昨日のブログからの続きです!11月14日午後、予定通りSATOMI号からディーゼルエンジンが取り外されました。その模様を動画でご紹介です。動画内でもお話していますが、実は予約したマリーナのクレーンの調子が悪いという事で、一瞬中止になりそうだったんです。
オイルが漏れていて船体が汚れてしまうので、今日は使えません、と午後1時頃になって言われたんですよ。ディーゼルエンジンの人たちが午後2時半戻ってくることになっているのに・・・・!
クレーンを修理に出したら2週間は戻ってこないっていうではありませんか。私達が出発前にエンジンを取り出してもらい、どの程度の点検修理が必要なのかを出発前に知っておかないと支払いの関係上、作業が進められないんですね。オーストラリアへの出発は今週土曜日19日なんですが、アテネまで来るまで行くので前日18日の早朝にプレヴェザを出発します。なので実質17日木曜日までしか時間がない。
どうしよう・・・予定が狂うぅ~。すでに午前中取り出し準備のためにエンジンをマウントから外したり、パイプが外されたりしているんです。取り合えず中止になるかもしれないむねをヤンマーの人達に連絡し、マリーナにも交渉するので待機してもらうことにしました。
最初はクレーンの予約管理を担当している受付の人たちと話をしていたのですが、間接部門なので解決策はないなと判断。次に実際にクレーンを運転する担当者に話をしました。その結果漏れているオイルが船体にかからないようカバーをするという方法で動かします、ということで、予定どおり作業が進むことになりました。対して難しい対処法じゃないし、可能な方法が全くない状態で「すいません、今日はクレーン動きません。」となるのが日本でもオーストラリアでも当たり前だと思いますが、ギリシャではなかなかそうはいかないんですよね。主人が「今日やれる方法を考えてください。」粘り強く交渉したおかげでした。私は諦めてたけどね。
ということで、クレーンで運び出すまでの一部始終ご覧くださいませ。
これがクレーンのリモコン手もとを見ないで自由自在にクレーンを操っていて驚きました。
持ち上げられました。
運び出された後のエンジンルーム。ガランとしていてなんかさみしい感じ。
2時半に来て終了したのは4時ちょっと前でした。でも1時間分のクレーン使用料しか請求されなかったので、良かった!直前に「できません。」となったお詫びかな。1時間ごとの請求なので、普通なら1時間超えたら2時間分請求されるんですよね。
この後、エンジンはヤンマー公認の修理屋さんで、どこまで交換が必要なのかを確認してもらいます。最悪の場合、結局新品に買い替える、というオプションもありえます。
頻繁にメンテナンスができたり、同じエリアにいて故障が発生しても修理のアクセスがある状態なら、具体的に不具合が出てきていよいよダメだ・・・という時まで船体から外してまでの総点検はしなかったと思いますが、ホームポートがなく、しかも自国(オーストラリア)にもいないし、来年からはハードスタンドに上げる機会も減る可能性が高いので、できる時に早めに対処しておく必要があります。なので、長期的に見て一番いい方法を最終的に選ぶつもりです。
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