2022年11月17日木曜日

ギリシャプレヴェザで海老フリャ~に海老餃子?!&日よけを新調

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!



プレヴェザにはレストランは沢山ありますが、大半が典型的グリークタバーン。どのお店も同じようなメニューなのです。その中で唯一インターナショナルな料理を出すレストランがあるのを発見。路地裏で、隠れ家的存在ですがなんと「海老フライ」や「海老餃子」もメニューにあるのです。


ハードスタンド上の陸上船上生活がスタートしてから外食の機会がぐんと減りました。冷蔵庫の中味を消化するためですが、それ以上にわざわざ6ユーロを払って海底トンネルを通過してプレヴェザに行くほどのレストランがない、というのも大きな理由。
先日プレヴェザマリーナのレストランが予想外によくて、お気に入りになったんですが、それ以上に一番のお気に入りがもう一つあります。「Deli&Bar Preveza」というお店で、先月末に来たことがありました。その時撮った写真はその翌日、携帯と共にアクティオの海底に沈んでいきました。

一見するとBarということで、レストランという感じがしないんですが、これがどうして、メニューがとてもバラエティーに富んでいて、インターナショナルな内容なのです。

お店の外にもテーブル席は沢山ありますが、この日は午前中が雨模様だったので外の席は用意されていませんでした。なんと週に3日しか営業しておらず、それも金土の夜8時~午前1時までと日曜の午後1時~5時までと短時間営業。だから狙っていかないと営業していないんです。店内はおしゃれなレイアウト。シェフはスイス人の方で、なんとなく北欧のムードを感じるのはそのせいかも。



最初に来た時「海老餃子」をオーダーしたのですが、これがもう皮がモチモチで物凄く美味しかったんですね。あまりの美味しさにお代わりをオーダーしたぐらい。タイ風チキンカレーをオーダーした時、特別に赤唐辛子入りの本格バージョンはいかがですか?と聞かれました。元々のはココナッツミルクだけの甘めのカレーだそうで、辛いものが苦手なギリシャ人向けになっているらしいのです。私達がギリシャ人じゃないのは明白なので、ギリシャ人向けのカレーでは物足りないと思うじゃないか、というシェフの心遣い。それに変更して大正解でした。奥さんがウェイトレスさんで、ご主人のシェフと共に世界中を旅行したらしく、ギリシャの人にも違う料理を提供したかったそうです。奥さんはギリシャ人ですが、「ギリシャの料理、もうどれも一緒でつまらないんです。」と言っていました。特に辛いものがほとんどないんですよね。沢山おしゃべりして「また来ます」と言って帰ったので、今回行ったときも覚えていてくれました。

今回も「海老餃子」は絶対はずせません。見た目も実際もぷりぷりの触感。本当に美味しいんです。いつもは主人とシェアしますが、今回は「一人で食べるからね。」ということで主人は別のものをオーダーしました。お醤油がついてきますが、ビネガーもいただき交ぜて、餃子のたれ風に近づけました。お醤油だけでも勿論美味しいですけど。

主人がオーダーしたのは「海老ふりゃ~」!メニューにもしっかり「Ebi Fri」って書いてあるんですよ!説明書きには「海老天ぷら」となっていましたが、サクサクの衣はまさしくエビフライでした!マヨネーズ風味のソースにつけて。これも美味しかったなぁ。サクサクで尻尾まで全部食べられそうな感じでした。(食べてないけど。)まさかプレヴェザでこんなに美味しいい海老フリャに出会えるとは。(ちなみに私は愛知県出身ですが、海老ふりゃと言う人は名古屋にもいません。

私のメインはポークのペッパーソース。他にもプルコギとか照り焼きチキンとかもあり、さらにビーフストロガノフに韓国風ピリ辛ポークとかもあり、すごく迷ったのですが、前日にご飯を食べていたので、ご飯がついてくるタイプは止めておきました。クリーミーソースと柔らかいポークが絶品だった。

主人は「四川風ヌードル」。これもとっても美味しかった。ナンプラーの味も感じました。海外、得にギリシャに来てからアジアン料理を出すレストランは見つけるたびに行ってますが、大半は「なんちゃって」的な味付けなんですよね。これはイタリアでもそうでした。でもこのお店はどれもこれも本格的な味付けなんです。このヌードルもちゃんとしたチャイニーズレストランで出てくるレベルの味付けでした。

デザートはアップルパイ。これはサービスサイズです。私は甘いものがあまり得意じゃないのですが、このアップルパイは本当に上品な天然の甘さで全くくどくないんです。コーヒーとか紅茶なしで、甘いもの苦手の私がペロリと食べられる優しい甘さ。

「Deli &Bar Preveza」はわざわざトンネル通過料を払ってでも来る価値があるのです。しかもどのお料理とも10~15ユーロと普通のタバーンと同じか、むしろ安いぐらい。

シェフのポールさん

出発前に来れるのはこれが最後でしたが、来年2月に戻ってきた後も、また何回も来ようと思います。まだ試したいメニューが沢山残っています。

さて、最近はモーター関係の修理整備の話が続いてましたが、コックピット内をぐるりとか込める日よけカバーを作ってもらう事を決定しました。今週月曜日14日に見積もりが来て即決。火曜日にすぐ型紙を取りに来てくれました。

サイドは両方ともこんな風に現状のカバーに沿ってファスナーでつなげたり、ライフラインに結ぶ形で、下の方までしっかりカバーできる長さ。さらに後ろも全部カバーできます。メッシュ素材なので防水防風用ではなく、あくまでもアンカリングしている間の日よけ。これがあれば、アンカリング中にスイングするたびに布を移動させる必要はないし、真夏でもかなり涼しく過ごせるようになります。今のビムニもドッジャーも、このご夫婦コンビに作ってもらっていて、将来的にこんな風に追加をしてもいいようにファスナーの一方がすでに端っこにつけてあるんです。

実際に作り始める時はビムニーを外す必要がありますが、私達が不在の間に作業してくれます。さらに、室内のソファの座る部分についているボタン飾りが半分ぐらい取れていました。幸いクッションの裏側に全く同じボタンがついてるのを発見。それを使って修理してもらうこともついでにお願いしました。出発前にクッションを外して入り口付近に出しておきます。合い鍵をマリーナオフィスに預けておくので、不在中でも室内に入ってもらえます。

クレオパトラマリーナでは、マリーナと契約している業者さんしか入れないことになっているので、自分達が選んだ職人さんに依頼することができません。指定業者とヨットオーナーしかハードスタンドエリア内に入れてもらえないんですね。セキュリティーがしっかりしている証拠ですが、マリーナが提携している業者さんは、このカバー作成屋さんといい、セール会社といい、ディーゼルエンジン会社といい、その仕事ぶりには満足感があります。ディーゼル会社もセール会社も、基本的に主人が自分で選んだら幸いクレオパトラと契約がある業者さんだったので、作業がとてもやりやすかったです。

先日のエンジンをクレーンで運び出す作業も、マリーナのクレーン運転手さんとディーゼルエンジン会社の人が顔なじみのようで、息ピッタリの連係プレーでした。

不在中でも安心して作業をおまかせできるのは、本当に心強いです。

 本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
             



PVアクセスランキング にほんブログ村


             





0 件のコメント:

コメントを投稿