皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
プレヴェザにはレストランは沢山ありますが、大半が典型的グリークタバーン。どのお店も同じようなメニューなのです。その中で唯一インターナショナルな料理を出すレストランがあるのを発見。路地裏で、隠れ家的存在ですがなんと「海老フライ」や「海老餃子」もメニューにあるのです。
ハードスタンド上の陸上船上生活がスタートしてから外食の機会がぐんと減りました。冷蔵庫の中味を消化するためですが、それ以上にわざわざ6ユーロを払って海底トンネルを通過してプレヴェザに行くほどのレストランがない、というのも大きな理由。
先日プレヴェザマリーナのレストランが予想外によくて、お気に入りになったんですが、それ以上に一番のお気に入りがもう一つあります。「Deli&Bar Preveza」というお店で、先月末に来たことがありました。その時撮った写真はその翌日、携帯と共にアクティオの海底に沈んでいきました。
一見するとBarということで、レストランという感じがしないんですが、これがどうして、メニューがとてもバラエティーに富んでいて、インターナショナルな内容なのです。
主人は「四川風ヌードル」。これもとっても美味しかった。ナンプラーの味も感じました。海外、得にギリシャに来てからアジアン料理を出すレストランは見つけるたびに行ってますが、大半は「なんちゃって」的な味付けなんですよね。これはイタリアでもそうでした。でもこのお店はどれもこれも本格的な味付けなんです。このヌードルもちゃんとしたチャイニーズレストランで出てくるレベルの味付けでした。
シェフのポールさん
出発前に来れるのはこれが最後でしたが、来年2月に戻ってきた後も、また何回も来ようと思います。まだ試したいメニューが沢山残っています。
さて、最近はモーター関係の修理整備の話が続いてましたが、コックピット内をぐるりとか込める日よけカバーを作ってもらう事を決定しました。今週月曜日14日に見積もりが来て即決。火曜日にすぐ型紙を取りに来てくれました。
サイドは両方ともこんな風に現状のカバーに沿ってファスナーでつなげたり、ライフラインに結ぶ形で、下の方までしっかりカバーできる長さ。さらに後ろも全部カバーできます。メッシュ素材なので防水防風用ではなく、あくまでもアンカリングしている間の日よけ。これがあれば、アンカリング中にスイングするたびに布を移動させる必要はないし、真夏でもかなり涼しく過ごせるようになります。今のビムニもドッジャーも、このご夫婦コンビに作ってもらっていて、将来的にこんな風に追加をしてもいいようにファスナーの一方がすでに端っこにつけてあるんです。
実際に作り始める時はビムニーを外す必要がありますが、私達が不在の間に作業してくれます。さらに、室内のソファの座る部分についているボタン飾りが半分ぐらい取れていました。幸いクッションの裏側に全く同じボタンがついてるのを発見。それを使って修理してもらうこともついでにお願いしました。出発前にクッションを外して入り口付近に出しておきます。合い鍵をマリーナオフィスに預けておくので、不在中でも室内に入ってもらえます。
クレオパトラマリーナでは、マリーナと契約している業者さんしか入れないことになっているので、自分達が選んだ職人さんに依頼することができません。指定業者とヨットオーナーしかハードスタンドエリア内に入れてもらえないんですね。セキュリティーがしっかりしている証拠ですが、マリーナが提携している業者さんは、このカバー作成屋さんといい、セール会社といい、ディーゼルエンジン会社といい、その仕事ぶりには満足感があります。ディーゼル会社もセール会社も、基本的に主人が自分で選んだら幸いクレオパトラと契約がある業者さんだったので、作業がとてもやりやすかったです。
先日のエンジンをクレーンで運び出す作業も、マリーナのクレーン運転手さんとディーゼルエンジン会社の人が顔なじみのようで、息ピッタリの連係プレーでした。
不在中でも安心して作業をおまかせできるのは、本当に心強いです。
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