シドニーも毎年変化＆ラーメンは日本に行くまで我慢しなくてもOK

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

里帰り中の楽しみは、友人達との再開。1年で大きく変化するシドニーの街を見るのもとても楽しみです。

シドニーまでの電車の旅、途中のホークスベリーエリアは風光明媚。ヘッドセールが開いちゃってるヨットがありました。

ホークスベリーマリーナには前のヨットの時に、イースターホリデー中に１ヶ月弱係留した事があります。モーリンだったけど。バースがある当たりはかなり浅くて、底に擦った事あり。砂地なので特に支障はなかったですけど。通過する度に思い出します。

この日は二十年近くの友人とキャッチアップ。セントラル駅で待ち合わせしました。このクリスマスツリーは毎年おなじみ。

ラーメン大好きな私のために、毎回新しくシドニーで開店したお店に連れて行ってくれます。今回は「一風堂」というお店で、一風堂自体は既にシドニー内に数軒ある人気店なんですが、新しい店がチャイナタウンのワールドスクエアという場所に最近オープンしたそうで、早速そこに行くことに。

お店が11:30開店だったので30分お店の前でおしゃべり開始。あっという間に時間になりました。

先日ご紹介したブルー系クリスマスカードはここで登場です。凄く喜んでもらえて作りがいがありました。カードの手渡しは反応を直接見る事ができるから、楽しみも倍増します。

開店直後だったから空いてたんだと思いますが、この辺りオフィス街でもあるのでクリスマスホリデーに入ってる人が多いのか、ランチ時間帯はエリア全体がひっそりとしていました。

鰹だしの豚骨ラーメン！運ばれてきた瞬間に鰹節のようないい匂いがしてきて、食欲をそそりました。濃厚なのにしつこい感じはなく、スープが美味しすぎて完食しました。

シドニーのラーメン屋の質は毎年上がっていて、今や本格的な日本のラーメンが完全に市民権を得ています。ラーメンではじめの頃はなんちゃって的なものが多かったのに、今では日本に帰るまでラーメンはお預け、なんて事は全く不要。日本の実家付近のラーメン屋さんより美味しいぐらいです。いつでも気軽に本格的ラーメンを楽しめるのがうらやましいなぁ。ヨーロッパ、とくにギリシャではまだまだそこまで到達していません。

一風堂の前で記念写真！

この路面電車は2年ぐらい前に開通しましたが、以前はここを車で走っていたのが今でも信じられません。それとこのエリア、チャイナタウンの裏側でダーリンハーバーという、かってのシドニー一大エンターテーメントエリアだった場所の端っこなんですが、今では、こちらのエリアの方が栄えています。ダーリングハーバーは今から30年ぐらい前に最盛期で、当時オーストラリアは日本からの新婚旅行先として世界で5本の指に入る人気の場所でした。今はオーストラリアにやってくる日本人は激減。勝手の繁華街も、その後次々と再開発された新しい港沿いのトレンディースポットに押され、すっかりダーリングハーバーエリアが様変わりしています。

ここなんて、昔はほとんど何もなかったエリアだったのに。以前がどうなっていたか、もう思い出せない。

ダーリングポイントという新しい繁華街エリアは、近くに大学があるしオフィス街でもあるので、待ちゆく人々の年代がとても若いのです。

でもここもお昼過ぎに行ったので、時期的にひっそり気味でした。学生さんも夏休みに入っているんでしょうね。

デザート替わりに「Pancakes on the Rocks」に行きました。このお店も一風堂同様、同じ名前の店が他の場所にもあります。大元はシドニーハーバーにあるThe Rocksという歴史的な観光エリア（ハーバーブリッジがある場所）にあったパンケーキ屋さんで、私も20代半ばに初めてシドニーにやってきた頃、何回か行ったことがありました。パンケーキってデザートだけだと思っていたのを覆された場所。ちゃんとした食事にパンケーキがついてきて、凄いボリュームのお店です。最近ダーリングポイントにオープンしたそうです。

広い店内は閑散としていました。この時期、夜になるとどこもクリスマスパーティーで混雑するのですが、ランチ時間帯は逆に空いているみたい。店内はすごく広々としていました。

で、オーダーしたパンケーキはこれ。ストロベリーパンケーキ。オーダーはテーブルに貼ってあるＱＲコードをスキャンしてメニューをチェックし、そのままオーダーから支払いもできます。パンケーキのソースとかクリームをアイスクリームだけに変えたり、増量したり減量したり・・・と自由自在に変更できる便利さの一方、いちいち画面を見てあっちに移動したりこっちに移動したりと、面倒な部分もあり。なので、直接ウェイトレスさんにオーダーすることも可能なんですね。一風堂でも同じシステムでした。この場合、オンラインでオーダーした人は支払いまで完了しているので、食べ終わったらふらっと店の外に出ていけばいいんですが、直接オーダーした人は相変わらずレジで精算なんです。だけど、お店の人にはどの人が支払い済みでどの人が未払いなのかって、すぐに見分けがつかないんじゃないかな。現に私達自身が、最初オンラインでオーダーしていて途中で直接に変更したので、食べ終わった時に、支払いしていないのを忘れて、外に出ようとしちゃいました！

でっかいパンケーキが2枚。でも3人でシェア・・・といいつつ、1枚まるまるほぼ私が一人で食べちゃいました！すっごく甘くなくて、ふわふわんなのでペロッといけちゃったんですよね。

主人は前半は、自分の幼馴染たちとランチをしていたので、途中から合流。主人の大好きなパンケーキのお店にいるというのに「今日はやめておく。」というぐらい、ランチに沢山食べたよう。

このあたり、私達がまだシドニー郊外に住んでいた頃は、工事中だったし、その前は何にもない場所だったのに。来るたびに街が広がりおしゃれなお店がオープンしています。

セントラル駅まで続く路面電車が通っている。でも歩いても15分弱なので、乗らないで街を見ながらぶらぶら歩いて戻ります。

右側のでっかい倉庫みたいなのはパディスマーケット。ここも何十年も前からあるシドニー観光名所の一つ。食品からお土産物、衣料品まで沢山のお店が連なっています。シドニーでお土産を買うなら絶対ここに来なきゃっていう場所。今でもマーケットはやっているみたいだけど、最初の頃は木～日しかオープンしていなかったと思う。ま当時は、普通のお店も日曜日は閉店してたし、土曜日半日しか開いてなかったなぁ。パディスマーケットは観光名所になってから毎日オープンに変っています。それからだって、シドニー観光エリアの歴史は変わりつつあるのに、ここは今でも昔のままみたい。このマーケットより奥のエリアは、何にもなかったのね。

いつものことなんですが、あっという間に夕方近くになっていました。時間が飛ぶように過ぎていったにもかかわらず、話が尽きません。今は一年に一回しか会えない友人ですが、お互いの近況の変化に加えて、シドニーの街の変化を一緒に観察するのも楽しみの一つ。来年はどこが新しくなっているかな。そしてお互いの生活にはどんな変化が訪れているでしょうか。今からとっても楽しみです。

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