皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
久しぶりに冷凍庫を稼働したら全然冷えない!冷蔵庫の方が冷えるぐらいでした。昨年冷蔵庫が壊れた時に点検してもらったら冷凍庫の方はまだまだ大丈夫って言われたのに!
冷凍庫のコンプレッサーを分解して点検。
14日、食料買い出しに行く前に冷蔵庫も冷凍庫もスイッチオンしたにもかかわらず、夕方になっても冷凍庫が凍ってきませんでした。冷蔵庫の方が冷えすぎてお肉が半冷凍になってきたぐらい。主人はまだ疲れが残っていたので、この日は何もせず、取り合えずお肉類を冷蔵庫の方に移し冷えている板にくっつけて半冷凍状態にしておくことにしました。
15日になって、元気が戻った主人は朝食後にさっそく作業開始。「今日の夜ご飯はチリ・コン・カーンだよ。」というと作業の励みなったよう。主人の大好物なのです。
どこが不具合で冷凍庫が凍らないのかを順番に電気系統をたどって調べているうちに、スターンにある、配線に見覚えのないテープが巻かれているのを発見。
それをはがしてみると、なんと内側の茶色のコードがカットされていたそうです。これをつないでみたら、冷凍庫が無事作動し始めた!
電気がちゃんと通っていることを調べる機械だそうです。ピーっという音が鳴り始め、配線が繋がったことがわかりました。
カットされたコードがあったのは、エンジンの電気系統のコードがあった近く。察するに新しいエンジンを設置するために古いエンジンのコードをカットした時誤って冷凍庫のコードを切ってしまったと思われます。で、やばいと思ってテープでつなげておいたようです。スターンバースには、それと同じカラーの見慣れないテープを発見して、主人はそのように推理しました。
原因がわかれば、修理は簡単。コードをちゃんと接続し直したら、問題なく冷凍庫が冷凍し始めました。コンプレッサーに異常がなくて大安心ですが、私達が不在の間に新エンジン取り付けのため、何回か業者が出入りしてましたが、その時なんで連絡してくれなかったのかな、というのはちょっと不満です。一応応急処置というかテープでつないでいたので「カットすべきものじゃないのをカットしてしまった」という自覚はあったわけです。私達が気が付かなかったらそのままになっていたんでしょうか。それとも私達が帰ってきてから次に作業に来るときに話そうと思ってたのかしら?冷凍庫という、すぐに不具合がわかるもののコードだったからまだしも、もっと他の配線でオートパイロットとかに関する重要なものだったり、セーリング中に初めて分かるような不具合を起こさせるものだったとしたら、危険な状況になったかもしれません。
いずれにしても、取り合えずすぐに修理できるものだったので大事にならなかったのは良かったです。
原因がコンプレッサーではなかったので、元通り組み立て直し。
作業自体はそれほど時間がかかりませんでしたが、エンジンルームにアクセスできるようにスターンのバースにいつも保管している荷物をリビングエリアとかに出しているので、船内がごちゃごちゃ状態。なのでまずはそれをある程度片付けてから冷凍庫にとりかかったので、結局半日潰れました。夕方4時過ぎには「お腹が空いたぁ~。」と主人が言い出したので早速主人の大好物のチリ・コン・カーンを作ました!料理に入れるという理由で赤ワインを開け、飲みながら料理開始!
出来上がったチリ・コン・カーンは定番の美味しさで、主人は大喜び。大盛にしたのに、おかわりもしてた!
それにしても、誤ってコードをカットしちゃったことを知らせてこなかったのは憤慨。これからパノスさん(業者さんの社長さん)に連絡していきさつを確認してみます。さあ、なんて言い訳するかな。
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