Let's Make a Card 手作りカードの世界　 : インクでホワイトカードをブレンディング是非やってみたい！

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

日本出発直前にとっても可愛くて素敵なカードが届きました。単に可愛いだけじゃなく、淡い色使いにキュン。これインクで着色されているんですよ！

先お誕生日カードを送ってくださっていたN.Sさんから、またまた素敵な一枚が。今年の安全な航海をお祈りしてくださるメッセージに心が和むと同時に、美しいお花と葉っぱの色あいにとても惹かれてじ～っと見入ってしまいました。

ダイされたお花や葉っぱのグリーンが、ホワットした感じでカラーカードストックをダイカットしたのとはちょっと印象が違っているんですね。そっと裏返してみたら裏はホワイトだったので、これはホワイトカードストックをブレンディングブラシでインクを付けているんだ、ということがわかりました。チェリーコブラ―（赤系）とブラッシングブライド（ピンク系）はカラーカードストックです。

こちらのグリーン系もインク着色でした。作者のＮ．Ｓさんは、ブレンディングブラシでのインクブレンディングがとってもお上手なんですよね。私も以前からやってみたいな～と思いつつ、まだ機会がなかったのですが、カラーカードストックよりも柔らかな色合いになるのでカラーカードストックを単にダイカットするより、味のある仕上がりになります。小さい部品をダイカットするならカラーカードストックを使うよりも、ホワイトカードをダイカットしておき、それを着色した方が節約になるかも。ほんのちょっと必要だけなのに切れ端がなくて貴重なＡ４シートをカットするのって、私的にはかなり勇気が必要です。

それと、予め部品としてダイカットだけしておく時、ホワイトでカットしておいて、都度使用するカラーに合わせてインクで着色すればいいので、予め部品も作りやすいですよね。

（その辺り「実際に使える」カードのパーツを作りだめする時のコツの記事でごお話しました。ここクリックで移動できます。）

薄緑のスカロップオバールもインクブレンディング着色でした。画像だとわかりにくいですが、3つのお花にはキラキラが付いてます。光に当たると上品なキラリがあってすごく素敵です。

さらに、このセンティメント。私も同じものを持っているのですが、大昔のSUのウッドスタンプセットからのもの。

オーストラリアに保管してあるウッドマウントのセットで、2008年に初めてオーストラリアでSUのデモ登録をした際のスターターキットに含まれていたセットでした。当時はまだスタンプといえば、ラバーでウッドマウント主流で、フォトポリマースタンプはまだ出ていなかったのです。その後、一年ぐらいでラバーでもウッドブロックについてないクリングタイプのものが出てきました。ウッドマウントのスタンプはつかうのは不便ですが、何とも言えないエレガントさがあって、手放せません。このセットは字体もすごくエレガントだし、1セットでほぼすべての場面に対応できるセンティメントが含まれている万能選手。最近ではこういう万能選手的なセットは珍しいですよね。

カードの内側は表紙のエンボス加工の反対側が見えるのもエレガントですがメッセージはスカロップの長方形ダイでカットしたものに表紙とおそろいのＤＳＰが貼られたカードに書かれていました。私だったらホワイトカードベースだと直接メッセージを書いちゃったりするんですが、ダイカットしたカードをさらに貼るって、すごくいいアイディア。カードのグレードが一つ上がる気がします。

もう本当にどこを見ても感心してしまう素敵なデザインで、作者さんがとても丁寧に楽しんで作られた様子が見に浮かびます。以前から気になっていたインクブレンディング、素敵な実物を目の当たりにして、もう試してみたい気持ちはＭＡＸです。

ギリシャに帰ったら、ＳＡＴＯＭＩ号の最後のメンテナンスでいろいろ忙しいのですが（でもメインに忙しいのは主人だけ。）、新しくゲットしたスタンプセットでまだ使っていないセットで遊びたいし頂いたカードから学んだことで試したいことが山盛りなので、メンテナンスそっちのけでペーパークラフトに没頭しちゃいそうです。

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