皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
新しいエンジンを設置するのって、こんなに時間がかかるもんだったんですね。元の場所に入れてパイプを接続するだけかと思ったら大間違いでした。初めて新エンジンの音をききました。やっとこれで完了か~と思ったら、前からあった部分に故障があることがわかり仕切り直しとなった!
29日は夕方5時ちょっと前にパノスさんが戻ってきて、初めてエンジンを始動させました。排水パイプとかに接続していないので、ほんの数秒間だけですけど、ちゃんと始動することは確認できました。
30日は朝9時に、日よけ作成を依頼してた業者さんがやってきました。昨年11月に作成依頼していたのに、やっと仮縫いというか仮合わせにやってきたんです。最終的には締め切りにほぼ間に合わせてくれますが、ギリギリまでやらないっていうのは、この業者さんだけじゃなく、これまでの経験から「ギリシャあるある」のようです。
気になっていたスターボード側のジェノアシート用のウィンチの点検は、2年前ポート側のウィンチが壊れた時に修理をお願いした職人さんに依頼することにしました。前の仕事ぶりを主人が気に入ってたので。
これまで「来る」と言った日に来ない事の方が多かったので、ちょっぴり心配でしたが、今回はちゃんと時間通りにやってきました!
1時間ぐらい作業をしたのち、エンジン始動開始!本来は冷却水は海水を取り込む形ですが、陸の上にいるので水道水を通して始動。新しいエンジンの音は、古いのと比べると各段に静かでリズム感のある音。聴いてみてください。
バッテリーにもちゃんとエンジンが発電した電力が流れていることもわかりました!でもここで一つ問題が。このウォーターロックという部分が水漏れしていることがわかったのです。エンジンをかけるとエンジン冷却のために海水が取り込まれるのですが、それが排ガスと一緒に船外に出ていきます。そこから逆に海水が入り込むのを防ぐ機能をするのですが、それに漏れがあることがわかりました。
ハードスタンドに上げる前まで問題はなかったのですが、主人いわく、エンジン設置のためにいろいろな部分を触ったり動かしたりしているうちに壊されてしまった可能性がある、とのことでしたが、いずれにしてもかなり古いものなのでちょっとしたことで壊れてしまう運命だったわけですね。パノスさんが修理のために持って帰りました。来週火曜日までに修理して戻ってくる、とのこと。それを設置すればエンジン搭載作業自体は終了なのですが、これで全部完了じゃなかった!
シートライアルといって、実際に海上でエンジン走行をしばらくして最終チェックをしたのち、新しいエンジンの場合は、しばらく作動したらすぐにオイルを新しいものに交換するのが鉄則だそうです。これは新しいエンジンをしばらく動かすと内部でメタルが擦れて小さな異物となってオイルの中に流れ込むからだそうです。そこで、シートライアルの日は、パノスさんがSATOMI号に乗り込むそうで一緒にレフカスまで行き、そこでパノスさんがオイルの交換作業をして全て完了だそうです。なので、最初の数日間は、レフカス滞在となる私達。レフカスの回転跳ね橋はもうくぐらないと思ってたのにね。でもやっと新エンジンの音を聞くことができ、海上に戻る日が現実的になってきました。
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