2023年6月3日土曜日

動画:アフロディーテの洞窟探検-Lichnosリゾートビーチ

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





6月2日、Pargaの街を出発してちょっと先にあるアフロディーテの洞窟というのを見に行きました。当初の予定では数時間だけ過ごすつもりだったのが、予想よりも居心地がいいアンカレッジだったので一泊することに!そして久々ゆったりセーリングもでき、洞窟探検の様子までを動画にしてみました!


6月2日のお宿は予定変更してLichnosリゾートのビーチになりました。


6月2日(金):朝ごはんを食べてからゆっっくり出発しました。すでに微風ながらもいい方向から風が出ているのが湾内にいてもわかったので、今日はセーリング走行できそう。
アンカーを上げた後、すぐジェノアだけ出してエンジンを止め静かに走り出します。

本日の目的地は、ほぼお迎えにあるPaxsos島ですが、その前にPargaからちょっと南に下った場所に「アフロディーテの洞窟」というのがあるので寄り道をしていきます。
湾内に沢山いたヨットはすでに半分ぐらいが出発していました。もう11時近くになっているから1週間のチャーターだったら、毎日違う場所に行きたいでしょうしね。あ、あの派手なキャタマランはプレヴェザ湾でも見たな。
湾の外までパラセーリングのボートが出ていました。このあたりから動画を撮り始めて洞窟探検の様子などもまとめてみました。

ジェノアだけで3ノットのスピードは、先を急いでいない私達としては上出来。アフロディーテの洞窟まで3マイル弱しかないし。時間は11時ちょっと過ぎ。一時間ぐらいで洞窟近くのビーチアンカレッジに到着します。それからテンダーで洞窟探検をし、午後になって風が強まってから最終目的地のPaxos島にあるアンカレッジに向けてセーリング、という作成。


微風でも方向がいいからジェノアだけでも十分進めます。だいたい8ノットぐらいの風しかありませ。

向かってるのは画像右下のアフロディーテ洞窟に続くLichosというリゾートビーチです。

パラセーリングの人たち、ここまで出てくるんだ。面白そう!実はとっても興味がある私。


気持ちいいなー。オートパイロットはその後問題なく以前と同じように正常稼働しておりますが、短距離だし暇だからマニュアル操船。それと前よりはラットがきついので、波があまり荒くない場合は手放しでもラットがクルクル回らなくなり楽になりました。前はアンカリングしている間でも潮の流れでラットが回転していたので、ひもで縛って固定していたんですよね。今の所その必要はなし。
海面から突起した岩の上に教会がありました。近くではダイバーが潜ってるみたい。旗がたってました。


あっという間に到着してアンカリング終了。動画内ではアンカリング前に洞窟の近くまで行って偵察したり、アンカーを下ろす直前の準備もお見せしています。
キール下2.3メートルですね。アンカーを落とした場所は6メートルぐらいの水深で30メートルのチェーンを出しているのでビクともしないね。バックにギアを入れてエンジンをふかす前に既にいい感じのテンションがチェーンにあらわれてたので、アンカーが直ぐに効いてるのがわかりました。

思ったよりもいい感じのアンカレッジで、主人は「今日はここに泊まって、明日島に行こう。」と予定変更となりました。お隣のPargaのリゾートとは違いジェットスキーやパラセーリングなどの派手なウォータースポーツをしている人はおらず、その分行き交うボートが引き起こす波の影響なしで、とても穏やかです。
あそこが洞窟だね。思ったより近くにあったね。

さて、この後洞窟探検に出かけたのですが、ここに来るまでの様子も含めて動画でご覧くださいませ。す

 

洞窟探検の後、ぐるりと回って反対側の砂利ビーチの湾に行ってみました。

誰もいないね・・・当たり前か。

砂利ビーチで岸は石ごろごろで歩きにくく、さらに奥の方に向かっても藪が生い茂っていてどこにも行けそうもなかったのですぐ飽きたのですが、面白い広いものを2つしました。その一つがこの平らな木のプレート。結構丈夫な板で、主人が「看板にするのにぴったりだ!」と言って持って帰ろうとしています。看板作るの?どこに?何のためにに????
もう一つは動画内でお見せしているフェンダー。まだ新しい感じなのでもらっておきました。沖合走行中に誰かが落としたものが流れ着いてきたんでしょうね。いいサイズなので50ユーロぐらいするものです。ラッキー!

あっち側の端の様子を見てみます。

シュノーケリングができるかも、と思ってマスクとかフィンを持ってきているのですが、魚とかがいないとつまらないのでバそスコープで海中をのぞいてみました。すると岩があるだけで小魚もおらず、つまらなさそう。お腹が空いてきたのですぐ飽きて、戻ることにしました。

リゾートは何軒かあるみたいで、その中で一番正面にある場所のビーチに上陸。細かい砂利ですが、細かすぎて砂みたいな感じになっており、ギリシャにしてもいいビーチです。オーストラリアみたいに、どこにいっても白いサラサラの砂のビーチっていうのはギリシャにはありません。トルコにもなかったな。当たり前だと思っていたけどあれはオーストラリア特有だったのかも。(ちなみにタヒチとかもサラサラ砂ビーチでした。)ビーチにテンダーを引っ張り上げようとしていたら、リゾートのウォータースポーツ(足漕ぎのボートみたいなやつね。)を管理している若者が近寄ってきて手伝ってくれました。

グーグルマップには何軒かのレストランが乗っていたのですが、ここは掲載されていませんでした。他のレストランはだいたいお決まりのギリシャ料理、スブラキとかギロスにハンバーガーなどで、特に面白味はなさそうでした。ここは他よりちょっとおしゃれな感じ。確かに、ビーチに並ぶパラソルやサンベッドの雰囲気も他よりお高級そう。


メニューを見たら、ギリシャ料理というよりインターナショナルな感じ。カルパッチョとかパスタ、リゾットなどいかにもギリシャ料理というのはなく、私達にとっては良かったです。
で主人が夜は別のレストランに行くから軽く済ませるって言ったんですけどね「他のレストランはタバーンで、こういうタイプの料理しかないよ。」とグーグルマップの写真を見せたら「あ、そういうのは嫌だなぁ。ここが一番いいかも。」となり、時間もすでに2時過ぎていたのでここでガッツリ食べてランチ兼早めのディナーにしよう、となりました。

タコのビネガーサラダ―、シーブリムのグリル。もう本当に魚のグリルのはまってしまった私達。和食の塩焼きとは一味違い、ハーブにレモンバター風味で皮が本当に美味しいのです。付け合せのベイク野菜も美味しかった!

でしめはゴルゴンゾーラチーズソースにマッシュルームのラビオリ。これは私がほぼ一人で食べました。というのは主人はオレンジケーキとコーヒーを頼んだのです。


リゾートの受付がある建物。入口の隣にはミニマーケットがありました。

あっちはまた別のリゾート。5軒ぐらい連なってたかな。面白いことに端にいくほどパラソルとかサンベットの雰囲気がカジュアルになっていくのですよ。

あそこにいるのがSATOMI号。この時点では他には一隻もいませんでした。


お腹も一杯になりドボンとひと泳ぎもして大満足の午後。

午後の風が出てきたのでちょっと海面は乱れていますが、透明感もいい感じ。アンカーがどうなっているか主人が泳いで見に行ったのですが、砂地にぐっさり埋まっていたそうです。風は全然強くならないので、絶対アンカーが動く心配はありません。濃い部分は海草地帯なので、アンカーを下ろす時は色が薄くなっている砂地を狙って下ろしました。
3時ちょっと前にお隣さんが来ました。でもこのヨット、夕方になったらいなくなっていたんですよ。でも夜8時過ぎに外を見たら戻ってきていた。隣のPargaの湾に一時的に行っていて、でも海上タクシーとかがうるさかったので戻ってきたのかもしれません。ちなみにここにも数時間に1回ぐらいの割合で海上タクシーが来たんですが、湾の真ん中ではなく岸沿いを走ってくれているので、全く影響を受けません。

当初の予定ではLichnosビーチには一時滞在だけだったのですが、来てみたら予想よりもいい場所だったので予定変更して一泊することにしました。朝の時点では思っていなかなったな。こんな風に、その場その場で自由に予定を変えることができるのも、クルージング生活の醍醐味の一つです。


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