皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
6月30日からアルバニア共和国内陸部観光に出発!まずは首都ティラーナに向かいます。首都もそうですが、それい以外の街でもアルバニアは思ったよりも都会でした。
朝10:00に洗濯物が仕上がるので出発は比較的ゆっくりでした。30日の朝にその日に泊る宿を予約し朝ごはんを済ませてから出発。
仕上がった洗濯物はとても綺麗にたたまれていていい匂いがした!事前に料金は1600レクちょっとだったんですがとってもお値打ちだったから「釣りは要らねぇ」形式で1700レクお渡ししました。多分マリーナ出発前にまたお世話になると思うし。ちゃんと時間通りに仕上がっていたおばあちゃんのプロ意識に感心しました。ギリシャでは余り期待出来ないことです。
本日の目的地はOrikumマリーナから車で2時間半ぐらいの(迷わなければ)アルバニアの首都ティラ―ナの街です。街の中心部分まで徒歩で行けるお得なエアB&Bを見つけて2泊予約しました。途中、この次のアンカレッジとなるDuressの街を通過します。
12時頃、Duressの街に着きました。ここにはVolreよりさらにでっかいフェリー港があり、イタリアのバリからの船が入ってきます。街の雰囲気はVolreと似ていますが、サイズはさらに大きそう。でもね、海水浴場は今一つきれいではなく濁っていました。
これならVolreの海辺の方が断然いいなぁ。ただ街の規模が大きく、ここでアルバニアへの出入国をする場合フェリー発着港内にあるマリーナに行かないと街へのアクセスが非常に面倒だということがわかりました。アンカリングもできますが、それだと街の中心へ徒歩で行く場合、数キロ歩かないといけません。フェリー港がとにかくでっかいんですよ。
主人がメキシカンを見つけたので、そこに入ってみたら・・・。
大失敗。ふにゃふにゃタコシェル。ソフトシェルとはまた違うんですよね。お肉の味付けもメキシカンの風味全くなし。タバスコがあったのでそれをかけてなんとかごまかし。でもクミンの香りがなければムードが出ない。(食欲も)
主人のブリトーも同じだった。アルバニアでメキシカンはダメだった。Duressは海沿いをチラリとしか覗いてませんが、それでもかなり都会だというのはわかりました。
ランチはちょっと残念だったのでDuressの街観光は飛ばして一気にティラ―ナまで進みます。途中の道のりもずっと周囲が住宅などが途切れることがなくあきらかに南の方とは違う開けた感がありました。道路も広いし。信号はトルコでも見たこのタワーの部分まで色が変わり全体で信号の色を表すタイプのものがありました。
体全体で色を表してる感じ。
一晩60ユーロぐらいなんて信じられない。街の中心地なのに。
時間的にお宿にチェックインできる時間になっていたので、直接向かうことに。なんかどんどん交通渋滞ができていて、都会に近づいてるのがわかります。
そして、アルバニアでの運転マナーもわかってきました。でっかいランドアバウトでは、入ってくる車が優先なのかわかりませんが、とにかく「ブロックテクニック」が駆使されていました。取り合えず突っ込み行先をブロックして割り込む。これを実にスムーズにやるんですね。だから遠慮しているとどんどん割り込まれて自分が進めません。割り込まれないように車線からはみ出だしても、割り込もうとする車を「ブロック」しないといけないみたい。
グーグルマップだと渋滞地域を赤字で示してくれますが、赤字になっていない場所を通過しているのに、このありさま。左折したいのに、左前の信号いったい何回やりすごしたことか。それというのもですね、2車線以上ある場所だと、突然目の前の車が止まり、運転手が出て行ってしまう・・・つまり路駐が発生するんですよ。こんなところで駐車するのか!っていう場所で停めるのでそこで交通が「ブロック」され、さらに渋滞となります。この日も実際私達の右隣の車がいきなりハザードランプを出して止まりました。
で、やっとこさ左折できてグーグルマップ上でも赤字になっていた本格的渋滞エリアに突入。なるほど、確かにさっきの方がのろのろでも動いていたもんね。今度はほぼ完全に流れがストップ。というのは両側に路駐されているから片側一車線になっているにもかかわらず、またしても「ブロック駐車」しているやつがいたから車一台分しか通行できるスペースがなくなっていたから交互に進まないといけない場所があったのです。そんなことになっていても停めた車に抗議するでもないアルバニア・・・・恐るべし。
あと少しでお宿、という角になって事件発生!左折したら目の前の車がストップし、その横を反対側から対向車が来て・・・って、え?対向車は左側に来ないといけないのに、なんで右側に来ているの???ここ一方通行の標識が立っていました。前の車がストップしているのは、その前にブロック駐車している車がいるんです。で、その隣を通過しようと思ったら、その直前に対向車が入ってきてしまい、でもスペースがなくて途中で止まったんですよ。その後ろにいた私達は大通りから左折したばかり。後方の大通りも数珠繋ぎ渋滞です。
でおどろいたのが、このYシャツの男性、自分が反対車線を進んできたにもかかわらず「バックして道を開けろ」と強気の発言。主人の左にいる背の高い男性は私達前の車のドライバー。正しい方向を走っているドライバ―が二人で間違った人が一人なんですが、間違った方が強気で「バックして俺を通せ!」と主張しているのです。さらに「警察呼ぶなら呼べ。俺は平気だ。」といきまくしまつ。で背の高いドライバーは若いからなのか弱気で、折れてしまったので、結局私たちが少しづつバックしながらまた大通りに戻り、メインの交通を「ブロック」!違法に進んできた車を優先して通してあげる、という不思議な事態が起きました。なんかこういうの常ににあるみたいで、とにかく大きな声出したもん勝ちかな。言い合っていても時間の無駄だからさっさと折れて先を進もうというムードがあるようです。
その先すぐにエアB&Bがありました。大家さんは2階に住んでいるのですぐ出てきてくれてました。連絡していた到着時間より30以上遅れた事情を、「ついこの先でブロックされていました。」と話すと「それはひどい!教えてくれたら私が出てって話をつけたのに。」と言ってくれましたが「いや~結構面白かったので大丈夫です。」と言うと「そう思ってくれたらいいんですけど。ティラ―ナの渋滞は本当にひどいんですよ。申し訳ない。」としきりに恐縮されていました。息子さんがとても英語が上手でお父さんと二人で出迎えてくれて、荷物を運びましょうか?など本当に至れる尽くせりでした。さらに車を駐車していい場所に止めてくれました。バレーサービス?!!(本当に見える距離だったので自分で移動してもよかったのに!)
一晩60ユーロぐらいなんて信じられない。街の中心地なのに。
午後3時ぐらいになっていたのですが、渋滞の中運転した主人はかなり疲れており、お昼寝してから街に出かけることにしました。
まず一番に行ったのはスカンデルベル広場。これは広場の横にあるペラハウスです。
この広場にはアルバニアの英雄、スカンデルベルの銅像があってそれも見どころなのに、こんな角度でしか見れない。ティラナには二泊しますけど翌日はさらに北の方にある観光地に行くのです。
気を取り直して、次はすぐ隣にある有名なモスク、エヘム・ベジモスク。ちゃんとスカーフ用意してきました。でも入場時間を過ぎていて入れなかった!グーグルマップでは夜までやっているはずなのに。
外から見ても綺麗ですけどね。ま、モスクはすっごいのをイスタンブールで見たからいいけど。
次は歴史博物館。ここも正面玄関に入るのに広場が閉鎖になっていたからすごく大回りとなりました。中は撮影禁止でした。古代ギリシャの時代からの発掘物から展示されているので、正直私達には「あ、これギリシャで何回も見た。」というものが大半で、アルバニア特有の歴史はそれに比べたら非常に近代になるのでちょっと手ごたえがありませんでした。翌日行くことにしているクルヤの街の古城の博物館に期待します。
お寿司はなぜかカクテルと一緒に置いているお店が多く、ここでもお刺身とかありました。このサーモン美味しかったなぁ。
あとはチキン手羽先にチーズポテトコロッケのおつまみ。昼間のメキシカンすごくはずれだったのにお腹だけは膨れてしまい、夜まであまりお腹が空かなったのです。
おやヴォダホンのトンネルがある。
金曜日の夜というのもあってか、すごくにぎやかです。公園には遊具があり子供ずれが沢山いました。ギリシャでもそうでしたけど昼間暑いからから、夜になってから子供を外で遊ばせている人がとっても多いんです。あ、トルコもだったな。
セントラルパークみたいなでっかい公園エリアがありカジノもあったよ。
入れなかったモスク、ライトアップしてあってきれい。
お宿のすぐ近くに懐かしいイタリアのスーパーがありました。Sarandeの付近にいた時はトルコの影響の方を強く感じてましたが、Vlore以降の北側は圧倒的にイタリアの影響を色濃く感じます。フェリーで簡単に来れるからきっとイタリア人の観光客が多かったり物流も盛んなのかも。Orikumの小さな町の洗濯やのおばちゃんさえも片言のイタリア語を話せるみたいで、私達にもイタリア語で話し来たんですよねぇ。英語だよって言ってもね。
懐かしくて、買い物の必要はなかったけど店内にはいりお菓子をかってしまった!
さて7月1日はクルヤという古城で有名な街に行きます。
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