2023年7月5日水曜日

アルバニア世界遺産の街ーベラト編

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!








昨日4日に4泊5日のドライブ旅行を終えてマリーナに戻ってきました。アルバニアが誇る世界遺産の街を2つ見て、初めてアルバニア伝統料理も試したとても充実した毎日で、アルバニアを満喫。日本ではあまりなじみがない国だと思いますが、機会があれば是非行ってみて欲しいな、と思いました。

ベレトはティラナから南に車で2時間半ぐらいの距離。

2つの世界遺産の街はベラトとジロカストロというんですが、両方の街は結構離れているんですよ。なのにセットで世界遺産登録。オスマントルコ帝国時代の街並みが保存されています。まずは首都ティラ―ナに近いほうのベラトに行きました。朝は8時半ごろに出発しました。

田舎の風景を楽しみながらドライブ。
途中、オイルが出る街があり、あちこちにオイルを汲み上げるタワーがあちこちにあった。そして「アルバニアのテキサス」なんて看板も見ました。

途中高速みたいないい道に入ったのですが、料金所はありませんでした。

朝早く出たので、10時過ぎにはベラトの街のすぐ近くまで来ていました。葡萄畑をみるようになっていたので、ワイナリーがあるはずと思いグーグルで調べたら丁度行く道の途中にワインテイスティングができる場所を発見。早速と寄り道!

貯蔵タンク!

ホテルも経営している場所で、テイスティイングは地下のワインセラーに通じている場所でした。予約してませんでしたが、時間が早かったのでお客さんは他におらず飛び込みでも大丈夫でした。



オーストラリアでのワインティスティングとはちょっと異なり、食事がつくので一人15ユーロでした。しかもテイスティングというよりは、お食事のおともにワインをお楽しみください的で、並々とグラスについてくれるですよ。白が2種、赤が2種そしてアルバニア名物のラキという強いリキュールにブランデーまで出てくるフルコース。運転がある主人にはヤバイので、2杯目からワインはちょっぴりにしてもらいました。

最初の白はシャドネーで次がソビニオン・ブランク。私はオーストラリアではソビニオン・ブランクが好物ですが、なぜかアルバニアでもギリシャでもシャドネーの方が口にあいました。
赤はメルローとカバナー・ソビニオン。メルローはちょっと若い感じで丸みが足りず、主人はカバナー・ソビニオンは気に入ってたんですが、私は赤は両方とも酸味がきつすぎる気がしてダメでした。

1本15ユーロとお安くないので、本当に飲みたいと思うものだけにしたら、多数決で私が気に入ったシャドネー2本を買いました。(票数は私が1・5票、主人が0.5票持っています。)

ベラトには早く着いてましたが、ワイナリーで早めのランチをしたのでこの日の宿に着いたのは12時半ぐらい。この日泊ったのは、世界遺産の街まで徒歩で10分ぐらいの場所なんですが、一晩たったの28ユーロという超お値打ち場所。しかも朝食付き。新しくてお部屋も清潔でバリュー抜群でした。

1時間ぐらい休憩したらお城に行こう!と思ったら、なんと雨が降り始めてしまいました。ジャージャー降りになっていたので、そのまま午後4時ぐらいまで部屋で雨宿り状態。でもおかげで外が涼しくなっていてよかったけどね。


旅行会社のサイトで以下の説明文を見つけました。(そのサイトはこちらから)以下引用です。

「2つの世界遺産都市のうち、首都ティラナに近いベラトは、「千の窓の街」とも呼ばれる美しい観光名所。オレンジ色の屋根に白い壁、そこにはめ込まれた大きな窓という同じ形の建物が丘一帯に立ち並んでいて、独特の景観を作り出しています。
また、アルバニアの特徴である多様な文化の混成が顕著にみられるベラトでは、イスラム教とキリスト教の2つの文化が川を隔てて存在しています。宗教や民族の争いもあったことから、家々の壁には銃眼も設けられています。
世界遺産の街を眺めるには、背後にそびえるベラト城に登るのがいちばん!岩山の上に築かれた城砦の先端からは、オムス川両岸の街並みのパノラマが広がります。街自体はそれほど大きくないので、民芸品店や雑貨屋などに立ち寄りながら、世界遺産の歴史地区を気ままに散策してみましょう。」

ということでベラト城です。例によって山の上にあるので坂道を登っていくのは結構大変…と思ったら、お城の入り口まで来るまで行けました!駐車場代もなし。というのは古城は城壁部分が主に残っているんですが、その中にある建物が今でも実際にホテルやレストランとして使われているんですね。しかも一番外の城壁の中には、今でも普通に住んでいる人たちがいるんです。
一番外のゲート。白い壁の家はレストランとかホテルになっていたり、一般の人の住居になっていた!





とこどころ建物が残っています。



山の上だから見晴らしは最高。

教会です。


赤いモスクあとだそうです。


このゲートから城の外に出ますが、まだ外塀があります。

この部分は一般住宅だったりするので、普通に車が通っている。


売り出し中の家!

路地にお土産物屋さんが1軒ありました。お店の人はまったく売る気がない感じだった。午後に雨が結構降っていたんですが、その時も商品なのに取り込んでいなかったみたいで半分濡れていました。



入り口に戻ってきた。

お城風なのはこのエリアだけかな。

お城のすぐ近くに待望の「世界遺産の街」があります。川を挟んで両側にこういう集落があるんですよ。本当にきれいな街並みでした。



丘の中腹に教会。どうやってあそこまで行くのかな。



街の中を散策。こちら側は古城と反対側なので一般住宅がほとんど。

その中に突然レストランがあったりします。

モダンな方の端を渡って、古城がある側に戻りました。


夕食は、お宿の近くの普通の街の普通の食堂に行ってみました。普通のアルバニア料理を食べて見たかったのです。メニューはアルバニア語のものしかなく、お店の人も英語はイエスかノーぐらいしかわからない場所でしたが、グーグル翻訳を使ってなんとかオーダー。

野菜スープ。これは美味しかった!家庭の味って感じで素朴でしたが、野菜のうまみがしっかり出てました。

これはチキンシュニッチェㇽなんですが、クリームソースかかりすぎ。

ピラフ(炊き込みご飯)

ナスのトマトソース煮。これも美味しかったなぁ。

で、オーダーしてないけどね、これが最後に出てきたんですよ。でもチーズは癖が強すぎて私達には腐りかけとしか思えなくて、食べれませんでした。

全部で22ユーロでした!安いねぇ。首都ティラ―ナでもそうでしたが、サランデなどの海辺リゾートを離れたらレストランはお値打ちになってきました。サランデはコーフ島に近いからというのもあるんでしょうけど、あそこはアルバニアとはちょっと違うな。

オスマントルコ時代のとてもユニークな建物の街、ベラトを見ることができて本当に良かったです。次はジロカストロの街!ベラトからまた車で2時間半ぐらいかかるのです。


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