2023年7月28日金曜日

さしずめモンテネグロの軽井沢って感じ?!ーGorstak

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





今回のドライブ旅行は主人が行きたい場所を決めたんで、私は出発までスケジュールを知らなかったミステリー旅行でした。なのでいつもの観光スポットをくまなく抑えるというのとはちょっと違う趣向です。第2日目は暑さを逃れて冬ならスキーリゾートして有名なGorstak地方にやってきました。

お天気が崩れがちでしたが、目の前に広がる圧巻な景色に感動!

7月26日(水):朝ごはんを食べるためニクシッチの街に寄りました。前日夕方の静けさは余り変わりませんでしたが、ちらほらお客さんはいました。朝9時なのですごい朝早いわけではないですよ。

一人前のオムレツとフルーツサラダを二人でシェアで丁度よかったです。

本日の目的地はGorstakと言う山岳地帯。ニクシッチの街もKotorエリアからすると北の方なのですでにKotorよりも涼しかったのですが、標高も上がっていくので空気が爽やかになっていきました。外気温は30度をきるように。時々耳がキーンとなっていて、上の方に登って行っている実感も。

凄い緑のトンネルみたい。気持ちいい!

でもちょっとお天気が曇りがちでした。山超え谷超えっていう感じでくねくねカーブを何十回と曲がりました。私なら絶対こういう場所は運転したくない。レンタカーはマニュアルを借りているので坂道が続いても安定した走りですけど。

ニクシッチからは1時間半ぐらいでGorstakエリアに着きました。最初Gorstakという街に行くのかと思ってグーグルマップを探していたら、エリア全体の名前らしい。11時半にお宿に着きました。すでに曇りがちだったのもあり、車の外に出たらひやっとして驚き。タンクトップにビーサンだったのですが、それでは寒すぎて上着をはおりました。出発前に主人が「山の中ににも行くから念のため上着を持って行った方がいい。」と言ったので慌ててフーディーをパッキングして正解でした。それと念のためレインコートも忍ばせておいたので役立ちそうな天気。

え?真夏なのにストーブ用の薪が用意されている??ってことは必要になるぐらい今でも用るが冷えることがあるのかしら。昼間でこの冷やっこさだったらあり得る。


お宿の前にはこんな壮大な景色が広がっていて、気温も充分低いですけど視覚からも涼を感じます。ここは冬はスキーリゾートエリアですね。だから夏はシーズンオフ。

今夜のお宿もスキーシーズン中は大活躍なのでしょう。雪が屋根から滑り落ちやすいように、と言う事かな、屋根の勾配がキツイお家ばかりです。宿泊施設になっていのは3階と4階部分で、その下は一般のお宅みたいでした。

ここはLDK部分が共有スペース。冬場スキーを満喫するために長期滞在する人も多いんでしょうね。ちゃんとしたキッチンなので自炊も普通にできます。



みて、これがリビングからの眺め。各部屋には小さな窓しかありませんでしたが、それは部屋の温度を保つためじゃないかな。なんかこの景色、凄すぎてずっと眺めていたくなる。画像ではわかりにくいですが、ちょっと先にスキー場のリフトが見えた。こんなに近くに泊っていたらスキー好きはたまりませんね。リフトまで徒歩で行けます。主人はスノボーをしますが、私はスキーにはまったく興味ないので、こういう場所にはまったく縁がありません。

お部屋は質素ですが、清潔感がありました。お値段も一泊35ユーロ!勿論バスルーム付。バスルームには専用の給湯器があったので、冬場思いっきり熱いシャワーを浴びても途中でお湯がなくなるという心配がなさそう。なくなっても自分の責任だしね。共有給湯だと他の部屋の人たちが全部使い切ってしまうというリスクがありますから、よく考えらているな、と変なところに感心。

裏庭は牧場で、牛が一匹。のどかだ。

この前の小さな小屋は一般のお家じゃないみたいでしたが、営業している風はなかった。冬場だけのビジネスかな。

あれ、スキー場のリフトだよね。歩いて行けそうな距離です。

取り合えず、近くの街にランチに行きました。途中の道にもこんな感じのスキーロッジ風建物が沢山ありました。

建設中みたいな場所もあり、この冬に向けて準備中かな。


車で20分ぐらいの所に結構な街がありました。賑やかさでいったらニクシッチよりも華やかじゃないか!

Zabkhakという名前の街のようです。なんて読むのかなぁ。でもここは国立公園が近くにあるので、夏でもハイキングがトレッキングを楽しむ人たちでにぎわっている模様。皆さんの服装からして山関係の観光客だということがわかります。短パン履いているのは私達ぐらいだった!だって、肌寒くて、曇り空だったから多分気温は20度ぐらいしか行ってないと思います。

グーグルマップで評判がよくお値打ちなレストランに行ってみました。ここは郷土料理がお勧めらしく、モンテネグロの伝統料理に再び挑戦です。

私は野菜とビーフのスープ。ジャガイモも入っているので、結構ボリュームがあります。クリームシチューのちょっと軽いやつみたいだった。美味しかったですよ。

主人はコーンのボーリッジを頼んだらこんなの出てきた。ポーリッジは冬場の朝食によく主人が食べているのですが、オートミールのミルク粥みたなもんなんですよ。でそういう感じを想像していたら、なんかマッシュポテトみたいなもんでした。お味もチーズ味のポレンタ
という感じ。
煙突が雪国のお家の感じですね。

街の中心には大手チェーンのスーパーもあり、カフェやレストランも何軒かあり、本当に第2の都市のはずのニクシッチより、よっぽど賑やかじゃないか!


スーパーも大きく、品ぞろえもばっちりでした。




お腹を満たしてから、宿に戻ります。寒いからなのか、くねくね道運転で疲れているのか主人がやたら「眠い」と言い出し、戻ったらお昼寝をすると言い張ります。

でも、せっかくこんなきれいで空気が美味しい場所に来ているので、お散歩しないのはもったいない、しかも天気からして今いかないとどこにも出られなくなるよ、昼寝はその後にしてください、と連れ出しました。国立公園をハイキングに行くほど、私達は山人間ではないけど、近所のお散歩ぐらいしないと折角来た意味がありません。

でも連れ出したら、楽しくなってた主人。道を離れて途中で牧草地帯を近道していくことに。

おやおや山頂がガスっているみたい?雨が降りそう。


時々、雲の切れ間からお日様が見えます。でも上着を着ていないの寒いのです。私はセーリング中に来ている防水防風の薄手のコートを着ています。これはもともと山歩き用みたいですが、軽くて便利なので船上でも愛用。ちゃんとしたセーリング用ジャケットも持っていますが、それは冬用。夏の間でもナイトセーリングとか天気が悪い時はこちらが大活躍あのです。

しばらく歩いていたら、あんと電流が流れているフェンスが。牛さんが逃げないようにですね。注意して下をくぐりました。


ここは使われていみたいだったから冬の別荘かな。


スキー場のリフト乗り場を目指しております。というのもどんどん雲行きが怪しくなってきたのです。


あ、雨が降りてきてた!パラパラし始めました。急げ!

で、リフトの近くにあったカフェに逃げ込んだ瞬間、ざ~とドジャブリ。他にも何人かハイキング途中らしき人達が雨宿りしていました。

お腹いっぱいだたので、なにもオーダーせず雨宿りだけさせてもらっていましたが、カフェの人たちは全く気にしてないようでした。

数分土砂降りが続いたかと思ったら、雨は止んだのですが、まだ雨雲があって、すぐにまた振り出しました。降っては止んでを何回も繰り返したのち、30分弱たってからかな、ようやくこれ大丈夫かも、となり、帰路につきました。


雨雲は反対方向に移動したみたい。

こっち側は晴れ間も見えています。山の天気は変わりやすいっていうけど、本当だった。

まだ雷とかもなっていたので、電線のフェンスをくぐるのはいやだったし靴が濡れちゃうと思ったので、帰りは車道を歩いて帰りました。多分一キロぐらいの道のりで、散歩には丁度よかったです。



牛が二匹。このあと可愛らしい12歳前後の女の子二人とすれ違いました。英語を習っているようで、私達と話したがってました。結構ちゃんと英語が話せて、この牛はおじいちゃんの牛で、迷子にならないよう家に誘導するのが自分達の役目だそうです。二人は姉妹でした。牛の名前とその由来も教えてくれました。牛たちは母娘だそうです。

さっきまでの雨がうそのよう。


あっちは今雨が降ってますね。

宿に戻ってから夕飯までの時間、約束通り主人にはお昼寝の時間を上げました。私はその間ブログを書いたりしているので丁度いいのです。

夜はまた昼間行った街に戻ります。主人はランチがガッツリ過ぎてあまりお腹が空いていないとのこと。

スープだけにして、私はお肉のミックスグリスをオーダー。モンテネグロ料理はお肉が中心みたいで、ミックスグリルも伝統料理の一つらしいです。でもねぇボリュームがとにかくすごくて、一皿で3人は食べられると思う。主人も何とか手伝ってくれましたが、とても食べ切れず、せっかくだったのでパンと共にお持ち帰りして翌朝食べようということにしました。




この景色、何回も写真に撮っているんですが、本当に気に入っているのです。山には縁がない私達ですが、空気がとても澄んでいて綺麗なのはよくわかります。肺に気持ちいい。夏の軽井沢ってこんな感じかなぁと想像してみました。

普段海の上ばかりなので、たまには陸、それも山の上もも悪くないなぁと思った一日でした。それにしても寒い。ドライブ旅行第3日目も山岳地帯で、有名なTapa側の渓谷に向かいます。実は同じエリアで、ほんの30分ぐらい先の場所でした。

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