皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
先週末、銀行の窓口に行く用事が出来てしまったので、取り扱い銀行を求めて月曜日28日に移動!最初はGlaxidiというきれいな街にいくつもりだったのですが、そこにはATMしかないので、途中で行先変更しました。
8月28日(月):最近は11時頃になってからやっと出発していましたが、この日は朝8時には結構いい風が吹き始めていたので9時ちょっと過ぎから出発準備!まだ朝ご飯も食べてなかったのに。
9時半には泊地の外に出てました。
直ぐにセールをあげました。今日もはりきってセール走行開始!
さよなら~Torizoniaの島。思ったよりも退屈だったなぁ。
1時間ほど気持ちよく走った後、10時40分、1回目のタック!
穏やかです。その分風もあまり強くない。
11時ちょっと過ぎ、4ノット台のスピードですがゆったり進んでおります。この頃やっと朝ごはん兼早めのランチを食べました。主人は勝手に先に食べていたので、私はアルバニアにいた時に買った「なんちゃって日本の醤油ラーメン」の最後の一袋を消費しました。これから徐々にストックしているタイプの食料を消費していく予定なので。
11時50分、ジェノアがへたりはじめ時々反対側に行こうとするようになったので2回目のタック。
風もねぇ~どんどん弱くなってきているんです。風予報では全くと言っていいほど風無予報ですが、この辺りでは風予報は全くと言っていいほどあてにならないので、毎回取り合えず行ってみるか!って感じで今日まで来ました。
12時10分ほどで、またタックするはめに。今ジェノア移動中でございます。
はい、タック終了。
今度はペロポネソス半島の方に向かって進んでおります。実際の目的地は画面上右上の水色のエリアがある場所。この時点で目指していたのは水色部分左側のGlaxidiという街のアンカレッジでした。
体制を整えてオートパイロットのウィンドベーン機能で風が右後方130度の角度を保つように進んでいく設定にしたところ・・・この後どんどん風が弱まるにつれて、130度を保つのは至難の業になり、途中で私がマニュアルでヘルムし始めたのですが、どんどん真後ろに近い方角に風がかわっていき&弱くなり・・・12時25分、あきらめてジェノアを巻き入れてエンジン走行に変更しました。
当初の目的地のGlaxidiはいかにもギリシャっていう感じの街並みがあるのですが、普通の街ではなく観光地なので、ATMはあっても銀行の支店がないんですよ。私達が口座を持っている銀行は隣町のIteaのはずれにしかありません。しかも朝8時頃から午後2時半ぐらいまでしか営業していないのです。なので、火曜日にタクシーを飛ばしていくことになるのです。で、途中でグーグルで再度Iteaの街をZoomで見てみたら、街のアンカレッジから徒歩で行ける場所にも支店があることを発見!英語で書いてなかったら最初に検索した時はわからなかったんですよね。写真を見てみて取引銀行だというのが初めて分かりました。
そこで、どうせならIteaの街(画面上水色の部分の突当り)に直接行ってアンカリングして、明日の朝一で銀行に行けばいいじゃないか、という話になりました。すでにエンジン走行しているから、行先が同じ湾のお迎えになっても全く問題なし。Glaxidiの街は後で行ってもいいしね。
午後1時ちょっと過ぎ、Kolpos Iteas湾に入る直前。ポート側に洞窟群みたいなのを発見。
あそこをぐるりと回ると街が見えて来るかな。
コーフ島の泊地にいる時強風でこのマットレスが、ボタンで留めているにも関わらず飛ばされてしまったので、それ以来平たいヒモで固定しております。寝っ転がっても邪魔にならないので便利。
丘の上にあるのは修道院です。その下はフィッシュファーム。
結構ギリギリを通過。
午後1時24分。銀行は2時に閉店しちゃうみたいなんで、ギリギリ間に合うかと思ったけど無理だなぁ。
午後1時45分、この時点でメインセールも下ろしました。
当初の目的地だったGalaxidiの街を通過し、お迎えにあるIteaに向かいます。この時一実は主人は目的地を変えたことを一瞬忘れてしまっていたようで、Galaxidiに向かおうとして右前にある小さな島と本土の間を通過しようしていたんですよね。だからここでメインセールをおろしたんだ。「え、どこ行くの?違うよIteaに目的地変更したじゃん。」と思い出してもらいました。60代前半なのでまだボケるのには早すぎます!
あっちに行くとGlaxidi。
正面がIteaの街のアンカレッジ。午後2時13分。銀行はやっぱ間に合わなかったなぁ。
午後2時30分、水深8メートルの所にアンカーを下ろして航海終了です。チェーンは40メートル出しておきました。桟橋の向こう側には公営のマリーナがあります。でもほとんど誰もいないみたい。このマリーナ治安が悪くて有名なのです。昨日のブログで書いた、ジプシーの若い小僧たちがコソ泥をするので有名で、警察も諦めているのか全く対処してくれないらしいのです。出かける時は勿論ですが、夜は船内にいても中から施錠しておかないと船内にまで入り込んで窃盗するらしいのです。昼間でも平気で係留している船に乗り移ってくるという大胆さ!それでも、この先の山の上にある有名なデルフィー遺跡に行きたい場合はここに係留するのが便利なんですよね。バスが出ているらしくて。私達はギリシャに引っ越した年にすでに行ったことがあるので、銀行窓口に行く用事がなければ来なかったと思います。
有名なデルフィー遺跡が近くにあります。
街のワーフのすぐ目の前にいい泊地があるので、そこにアンカリングしました。マリーナに入れておくより安全というのもおかしな話ですけど。早速ブルーシートを出して暑さ対策。山に囲まれているからかな~、コリンス湾に入ってから蒸し暑さが戻ってきています。
夕方涼しくなってから上陸してみます。テンダーにはちゃんとロックがかかるようになっているので安心です。モーターもガソリンタンクもメタルロープで繋がっているので盗まれる心配もないし。オーストラリアにいた時も、残念ながらアボリジニの人たちがいるエリアで一部子供たちのコソ泥があって、その時もテンダーに施錠をしないと放置しておけなかったんですよ。その時にお手製のメタルロープの施錠方法を編み出しました。
夕方になって涼しくなってきたので上陸しました。テンダーは桟橋に付けました。
海岸沿いから見えるSATOMI
まあまあな街です。
パラソルの並ぶビーチがありました。砂利と砂のビーチですが、海草が茂っているので海水は綺麗みたい。
レストランが何軒か並んでいます。
メニューをチェックしながら、結局最初にみたピザレストランにしました。
ピザレストランと書いてありますが、メニューにはピザ以外にも沢山あるので、ちょっとネ―ミイングで損しているかも。だって私達も最初、「ピザは食べたくないよね。」と思っていたのでメニューも見ないで通り過ぎようしましたから。
通りの反対側がレストランの建物ですが、ギリシャでは外の方がテーブルの数が多いのです。真冬でもそうなんですよねぇ。
アンカリングしているSATOMI号を見ながらのディナーなんて、素敵。
ガーリックブレドをオーダーしたらこれが出てきました。ギリシャのピザ屋ではよくあることです。
私はペンネのプッタネスカソース。
主人はポークスニッチェㇽのクリームソース。これをメニューに見つけたのでここを選んだのです。
食事がスタートしたのは夜の8時過ぎ。私達にとっては遅い方でしたが、ギリシャではまだ早いぐらい。食べ終わったころには日がすっかり暮れてました。夜の街をちょっと散歩。あ、マイマーケットがある!
公営マリーナの入り口には漁港がありました。でも閑散としています。マリーナも3分の1もバースが使われていなくて、寂しい感じでした。8月末だからすでにピークが終わったのかな。それとも盗難事件が口コミでヨッティ―の間いに知れ渡っているので、どうしても、意外の利用客がいないのかな。ここはデルフィー遺跡見学をしたいヨッティ―には都合がいい場所ですが、そうでなければ近くにGalaxidiというもっと観光地ムードの場所があるので、来る理由があまりないのかも。私達も銀行に行くために来ただけだし。
銀行の位置も確認したので29日は朝一番でまた上陸いたします。午前中で用事が終われば、午後から最初の目的地Galaxidiに移動するかも。
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