皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
ではまずは動画をご覧くださいませ。24時間以上の航海のハイライトだけまとめたのですが、それでも50分になってしまいました。お茶でも飲んでゆっくりご覧くださいませ。
さて、コーフのカスタムワーフ付近に着いたのは8月10日のお昼12時半ごろだったんですが、港の付近で30分ぐらい海上でウロウロしてました。というのは、ギリシャに入国手続きの一つ、クルージングタックス(Tapai)のオンライン支払手続きをしていたから。入国してからカスタムで支払う事もできるんですが、それをカスタムでやってもらおうとするとすごく時間がかかるんですよ。コーフのカスタムはアルバニアへのフェリーがほぼ30分おきぐらいに到着発着があるのでカスタムが非常に混んでいるので有名なんです。おそらくギリシャ中で一番といっていいぐらい多忙なカスタムじゃないでしょうか。そんなカスタムの人たちにとっては、プライベートボートで入国する人たちはきっと邪魔以外の何物でもないと思います。なのでTapaiの支払いを予め済ませておいて、カスタムの人たちは書類のチェックをするだけ、にしておくのがベスト。でもねぇ~この支払のためのオンラインサイトが物凄く面倒なんですよ。カスタムの人もね同じサイトを使うんですけど、ギリシャ語が読める彼らでも時間がかるぐらいですから。毎回30分ぐらい格闘してやっと終了です。
で、ハーバートラフィックにVHFでチェックインするので入港許可をリクエストしました。カスタムのポートポリスの前の建物のワーフに係留してください、と指示をされました。このワーフは許可なくても勝手に一時的に係留する人は沢山いるらしいんですが、私達は入国手続きをしたかったので、一応正しい手順は踏んでおこうと思いました。どこでも公共機関に対しては礼儀を欠かさない方が有利だと経験上感じています。
さて、やっと午後1時半ごろ接岸したんですが、見てこの酷いワーフの状態。ごつごつでこぼとのコンクリートでしかも所々サビた鉄のわっかが壊れていてヤリみたいに出っ張っている部分もあるんですよ。フェリーの行き来で押し寄せる波でワーフに押し付けられちゃう!
持っているフェンダーを全て配置して、さらにその外側にバージボードを設置しました。バージボードはオーストラリア航海時代に教えてもらった係留ツールで、漁港に接岸する時や潮の流れが強い場所で係留中に前後に激しく動く場合にフェンダーのダメージを防ぐため、その外側に板を付けておくのです。地中海ではこれを用意している船は滅多に見たことがありませんが、(聞いたこともないというヨッティ―がほとんどでした。)それは多分ほとんど必要がないからだと思います。でもたまに活躍するんですよ!それと最近はスターン・トゥーで接岸した時、パサレルの代わりにこれを使っております。
一応防御は全てしましたが、心配だったので私は下船せず、主人だけが手続きに向かいました。時々電話をかけてきて、「船大丈夫?」と心配そうなキャプテンでしたが、取り合えず波が来るときは様子を見てたし、ずっとデッキに出ていたので、とっさの時は対応できます。
赤い建物がポートポリスです。ここの女性スタッフはとても親切なのです。ギリシャ入国もまたコーフでやってねぇ~と言ってました。でもヨッティ―の間ではコーフでのチェックインは不評ですけど。
時間はかかっていましたが、ラッキーな事にフェリーのお客さんの入国ゲートとは別の列、何か問題がある人の列に並べたようで、主人の前には3人ぐらいしかいなかったそうです。で、Tapaiの支払いも済んでいるし、クルージングログは私達のは「無制限無期限」なので新しくカスタムで作成してもらう必要もなく書類のチェックのみ。でもビザのことで、私の期限切れのレジデントカードを見せに戻ってこい、と言われたそうです。レジデントカード更新手続き中のPDFの書類がビザの代わりでそれを見せれば空港でも入国OKなのに、期限切れのカードまで見せろと言ったのはここだけ。結局主人がうまく交渉してようでPDFだけでOkしてもらいました。
やっと全ての入国手続きが終了したのが午後3時!まだこれでもマシな方かな。北西の風が結構強かったので、以前行ったことがあるGouviaマリーナ付近のアンカレッジに向かいました。
後方にはコーフの古城と、そのふもとのマンダラキマリーナが見えます。
アンカレッジに向かうまでは結構波が立って海面が乱れていましたが、着いたら平和そのもの。ここは海底が泥なのでアンカーの効きがとってもいいのです。夕方過ぎまでずっと突風が結構吹いていたので、アンカーの心配をする必要がない場所に今日は来たかった。
ついてひと泳ぎして涼んでから、キャプテンロブはすぐに爆睡。かわいそうに、ほぼ一晩中ちゃんと寝れていないんですよ。仮眠時間の時も何かとやることがある長い夜だったし。その後、コーフのカスタムでも結構時間がかったし。
ジェットスキーで遊ぶ人たちが起こす波で揺れたりしますが、そんなのは全然気になりません。
このアンカレッジは揺れがひどいって、泊地アプリにコメントした人がいますが、海の上にいれば少しぐらいの揺れは当然。ウネリによる横揺れは全くなく、行きかうボートが起こす波による揺れなので、快適なそのものなのです。
キャプテンの疲れは相当で、お昼寝は夜まで続いていました。私は夜7時ぐらいまで起きていましたが、それから睡魔に襲われ眠りにつきました。ぐっすり眠れて朝方の涼しい風で6時頃目が覚めました。
オーバーナイト走行は久しぶりでしたが、今回は、今までになくやることが沢山あった航海でした。でもそれは私自身の経験が上がってきたからだと思います。主人はもともとそうだったと思いますが、私が以前だったらあきらめてすぐにエンジン走行に変えろと言ったり、その後もよほど簡単にセーリング走行できない限りずっとそのままにしておいたはずが、今回はちょっとでも風が出てきたらすぐにエンジンを止めたりして対応したのはこれが初めて。そしてその忙しさを「楽しい」と感じられたのがすごく良かったです。これで私も少しはましなヨッティ―の仲間入りができたかな。
本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?















0 件のコメント:
コメントを投稿