2023年8月14日月曜日

古城の見えるアンカレッジでアンカー流れのヨットがSATOMI号に迫る!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!







3泊したマリーナ近くのアンカレッジを13日のお昼過ぎに出発しました。目的地はコーフの古城の反対側の泊地です。オールドタウンにも近い場所で、古城内にあるマンダラキマリーナの反対側です。ゆったりセーリングを楽しんで、碇を下ろして落ち着いたと思ったら、あわや衝突、という事件に巻き込まれたのです!


8月13日(日):午前中は風がないので、お昼過ぎまでじっと我慢の子でした。午後1時ぐらいから少しづつ風を感じ始めたので午後1時半、出発するこにしました。今回もアンカーを上げる前にメインセールをあげて、エンジンを使わないですぐにセーリング開始。

微風ですが、ちゃんとセールはふくらんでいるのでゆっくり滑りだしました。


3.4ノットですが、目的地はすぐ近く。古城内にあるマリーナ、マンダラキマリーナの反対側です。

波が全然ないので、風が弱くスピードが遅くても船体が波に揺さぶらることなく本当にスムーズセーリング。


カスタムがあるメインの港の辺りに来た時、この黄色いブイがいつも気になってたんですが、その正体は・・・・この下に下水菅がありますよ、ということでした。つまり海に垂れ流しているということですね。

青丸の位置にいたのは午後2時半。

お、今日もメインの港にはでっかいオーシャンライナーが入港しています。

とってもいい気分だったので寝っ転がってセールを見上げてました。


あの船、バウに顔が描いてある。

岬の先端にあるのが古城。コーフオールドタウンも見えてきました。あそこをぐるりとまあ割った反対側のアンカレッジを目指しております。

そろそろ風がちょっと強くなってくるはずなのですが、10ノットも行きません。風力発電のプロペラが回らないほど微風。

一時的にこんなに風が落ちて、ジェノアがバタバタし始めたので、エンジン付けようかなって思ったのですが、ぐっとこらえてしばらく浮かんでいました。

海上から見るオールド・タウン、とても綺麗。


我慢した甲斐があり、この位置まできたら風がちょっと強くなっていて、スピードは最高で5ノットまで出ましたよ。


あっちの丘の上にある古城はマンダラキマリーナの古城よりも新しい年代のもの。まだ行ったことがありません。

午後3時、この後方に見えるヨットが前から来た時、キャプテン・ロブが汽笛をならしました。というのは私達の存在に気づいてなかったみたいで、進路変更の気配がなく真っすぐ向かって来ていたのです。あちらはエンジン走行、こちらはセール走行なので、こういった場合進路変更するのはエンジン走行船の義務です。汽笛をきいて初めて気が付いたのか、すぐに斜めに進路を変更して道を譲ってくれました。危ない危ない。セールを出している同士だとセールに阻まれて死角が生まれ、真正面から来る船が直前まで見えなかったりしたことがありましたが、相手はセールも出していなかったので、ちゃんと前を見ていれば私達が向かってくることは見えたはずなのに・・・注意散漫だったのかな。こんな時のために走行中は常に汽笛の元スイッチをオンにしています。



あれが古城の中にあるマンダラキマリーナ。6月にコーフ島ドライブ旅行をしている間、このマリーナにSATOMI号を係留していました。街に行くのに毎回古城の中を通って行くんです。とっても趣があるけど、街までちと遠いのがねぇ~。片道20分は最低かかるのです。

さすがシーズンまっさかり。6月には見なかった観光船のパイレーツシップがいた。こういう観光船、ギリシャでは、他のエリアでは見たことないな。


このエリアはフェリーの行き来がすごく頻繁です。一度に数隻がすれ違うことも珍しくありません。そういう行きかうフェリーが起こす波で、マンダラキマリーナ内は常にウネリガ入ってきて、入り口付近のバースはかなり揺れるのです。一日しかいないと外側バースをあてがわれるのですが、私達は一週間(週で予約すると安くなります。)で予約したので奥の方に入れてもらえたので、かなりましでした。

後方からもまた2隻こちら側に向かっております。


反対側からやってきたのは、セーリングツアーらしきキャタマラン。何十人と乗っていました。


これが端っこ、ここをぐるりと反対側に回ります。



向きを変えたので風向きが変わるので、どうしようかなと思っていたら、自然にメインセールがゆっくりタック(ま、実際は非常にゆっくりジャイブしたんですけど。)していました!それに合わせジェノアも反対側に移動。泊地を目指して進みます。

ここは街へのアクセスが、どこよりも一番いいのでいつも混んでいる場所。でもこの日は思ったより空いていました。広い泊地なので、そう感じたのかもしれませんが。午後3時15分になっていました。

ただ、広い泊地といってもどこにでも気軽にアンカーできるわけじゃないんですよね。海草郡と砂地エリアがあるので、砂地を探す必要があります。最初に見つけた砂地は結構広かったのですが、チェーンを伸ばしていった先に2隻のヨットがおり、との中間に位置するかと思ったら微妙にスターボード側のヨットに近い位置になりました。ぶつかるほど近くはなかったのですが、スイングした時確かに近い感じ、にはなっていたのでイタリアン船籍の人が「近すぎるんですけど。」といってきました。そこで「しばらく様子を見えから問題がありそうな移動するのでご心配なく。」と言っておきました。で、アンカーボールも上げて落ち着いたころ、やはりこのままオーバーナイトだと不安が残るかな、と思ったので移動することに。で、2回目に碇を下ろした場所は全然だめで、引き上げてみたらアンカーに海草ごっそりでした。3回目の場所は、OKでした!でもねぇ~ムカつくことに、例の文句を言ってきたイタリア船籍、私達が移動した後に彼らも移動したんですよぉ~!!!!つまり一時的にいただけだったのです。だったら文句言うな!!!!オーバーナイトなら確かに余裕がある方がいいけど、自分達がどうせ夕方はマリーナに帰る予定だったなら(チャーターヨットなのでそう予測。)あのまま私達がいても全く問題なかっただろうが~!!!!

3回目の場所でようやく落ち着いたのは午後4時半過ぎでした。

ドラマはこれで終了ではありませんでした。それから30分ぐらいしたら、なんか雨がパラパラ降りだして、あっという間に風も出てきたんです。スコーレだ!ざ~と雨風が強くなってきたと思ったら外で男女の声がしたので主人が出ていったら、なんと、SATOMI号のすぐ近くをもうぶつかる寸前の距離で一隻のヨットが流されていったんです!この風でアンカーが流れちゃったんですね。

横向きになっているのがそのヨット。私達の後ろのヨットにちょっと接触していました。後ろのヨットには誰もいなかった。

外で声が聞こえていた男女は流されたヨットを救おうとテンダーに乗って追いかけていたのです。主人もすぐにテンダーに乗りうつりその人たちが「ウィンチが必要。」と言っていたのでウィンチをもって向かいました。

どんどん流されて行って、何なところまでいっちゃった。激しく雨の降る中、主人とそのカップルは必至でテンダーで流されたヨットを固定しようとしていました。

そうこうしているうちに、SATOMI号の横をテンダーに乗った3人の人が通過しました。雰囲気からして流されたヨットの人たちかな、と思っていたらやはりそうでした。

こんなに雨降ってたんです。

無事持ち主が戻ってきたので、主人は戻ってきました。

その後、例のヨットはまたSATOMI号の横を通過して元いた場所にリアンカーしたみたい。通過する時に彼らのアンカーを見たんですが、それが船体のサイズに対して異常に小さいものだったんです。あんなアンカーだったらちょっと風が吹いたら砂地だったとしても流れて当然じゃん!なんて無責任な、というサイズ。主人が「なんだあれ、おもちゃのアンカーじゃないか。テンダー用のサイズだろう。」とあきれてました。
ドッジャーもついてないことからおそらく普段はレースをしているヨットなのでしょう。軽量化のためレースをするヨットって適切なサイズのアンカーを付けていないことがほとんどです。だってアンカリングする必要がほとんどないから。デイセールで常に船上に人がいる状態が前提のアンカー。流れて当たり前のアンカーです。

あれがアンカーが流れてみんなの迷惑だったヨット。あそこにまたいるのがちょっと心配になりました。主人に「ヨット助けたらなんて言ってた?」と聞いたら「特に悪びれる様子もなく、ありがとう、と言ってたよ。」とのこと。他のヨットを危険にさらしたという自覚は全くないようでした。あそこにオーバーナイトでいるのはまた心配だなって思っていたら、夜7時頃出発していったのでほっとしました。

その後後ろのヨットの人たちが戻ってきましたが、特に変わった様子がなかったので船体には傷などはついていなかったよう。

本日のディナーは前日ABマーケットで見つけた真空パックになったステーキ。久しぶりに柔らかいビーフを食べました。美味しかった!レストランでもなかなかこういうのギリシャでは、見つからないのです。

日が暮れるにつれて、何隻か出発していきました。おそらく半日だけここで過ごすというヨットが多いんでしょうね。アンカリングが簡単ではない場所なので。



アンカーの心配はなくなりましたが、湾の外を通過する交通量が多く、そのたびに波が押し寄せてきて大きく揺れるのです。それは夜中まで続き、決して平和なアンカレッジとは言えませんが、この夜景を見たら、我慢できる。

ライトアップされた古城。

本当にきれい。

さて、ここに来たのは久しぶりにコーフのオールドタウンに行ってクリスマスプレゼントのお買い物をしようと思ったから。そしてこれがコーフタウンに来るが最後になると思うので、名残を惜しみにいってきます。



本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
             



PVアクセスランキング にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿