皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
9月16日Skrofa Southを出てケファロニア島の泊地に向かいました。ケファロニアには2021年、ギリシャクルージングをスタートさせて直ぐの時に来たきり。その時はタウンバースに係留してメインの街を観光をしただけだったので、島の南側のアンカレッジには来たことがありませんでした。やはりイオニア海の海は青々したすごく綺麗な海だった!
アンカーチェーンをたどってその先のアンカーまで見える透明度!
9月16日(土):期待を裏切らない快適な泊地、Skrofa Southを9時出発。風の方向にもよりますが、風がない日にウネリによる横揺れに悩まされる泊地が結構あるんですが、ここは反対側がオープンな割にはウネリの影響がないんですよね。勿論全く揺れないわけではないですが、全然気にならない程度です。朝ごはんは途中で食べます。本日の目的地は30マイルちょっと先のケファロニア島の南側のアンカレッジ(Trapezaki)に向かいます。
風は前日と同じくあまり期待できないのですが、泊地を出てすぐにセールをあげました。この時点では思ったよりも風があって、ちゃんとセール走行で出発。
角度もい感じでスピードも5ノット弱なんて、まあまあいいじゃない?!この調子でずっと行けるといいなぁ。
お迎えのOxia島に係留している船がいました。Oxia島は深すぎてアンカリングできないはずだけどね。あ、なんとフィッシュファームのモーリンに繋いでるみたい!前後とも両方つないでるのかな?
Oxia島の南の端っこです。
9時50分。出発時は良かったのに、どんどん風が弱くなってきました。Oxia島の影になってるからかしら?それとも風自体あまりないのかな。弱風予報の時によくあるんですけど、陸の近くだと結構風があるのに沖に出れば出るほど風がなくなってくるんですよね。陸地の形が作り出している「フェイク」な風です。
あ~あ、ジェノア時々へたれるようになってきた。
10分後、島からやっと離れましたが・・・・
スピードは3ノット程度。ま、なんとかこのままでも先に進んでくれればね。午後からの風に期待します。
本日の目的地はケファロニア島の南側のこの辺りにある泊地です。右上が今朝までいたSkrofa Southのアンカレッジ。進行方向としては悪くないね。ノロノロ微風でもなんとかセール走行できそうだな。島の南側には行ったことがないんですよ。ケファロニア島滞在中は、イサカ島のお向かい側のAgia Effimiaという港町のタウンバースに係留しました。そこからレンタカーを借りて、島めぐりをしたのですが、その時は主に北側を見に行ってました。南側はメインのケファロニアタウンを見に行っただけ。その後すぐにザキントス島に移動しちゃったので、ケファロニア島のこの辺りは全く未知なのです。だからとても楽しみ!
1時間後、どんどん風は弱まっていきました。この後はもうオートパイロットもはずしても誰もヘルムを触っていなくてもラットが回らない・・・つまり波もなさすぎ風もなさすぎで、結局2時間ほど2ノットとかのスピードで浮いているだけみたいな感じでした。
午後1時半、ついにセール走行あきらめ。それでも10マイルちょっとぐらいはなんとかセール走行で頑張りました。時折スピードアップした時もあったので平均すると4ノット弱ぐらいで進んでいたみたい。
ここまで頑張ったからね。もうケファロニア見えているし。まだ半分以上残っているからここからエンジン走行で挽回します。
どんだけ風無か、風速より船のスピードの方が速いよ。
ケファロニア島です。
海の色が、濃い青色になっています!そうだった、そうだった、イオニア海の海も本当に真っ青でレフカス島の外側とか、すごい綺麗な海なんですよね。
海の色が浅い所と深い所とトーンの違う青色。
きれい!
ちょっとこの辺り、浅瀬が所々にあるのでキャプテン・ロブは真剣です。
リーフが出っ張っているので遠回りして通過です。
あのあたり、リーフがある。
風は体感で進行方向真正面から吹いています。方向転換したらエンジン停めて再びセール走行できるかなって思ってましたが、実際はそれほど風は強くないんですよね。
高い山と青い海のコントラスとが本当にきれいです。
泊地に向かうにつれて海はどんどん穏やかに。もともと風があまりない日だったので波とかほとんどなかったですけど。
午後3時半、泊地まで一直線の位置となりました。
なんと~!!水温26度。これって真夏の海より暖かいのでは?そうなんです。ギリシャの海、真夏も暖かいですけど9月や10月の方が暖かいのも珍しくないんですよね。天気が悪い日だと外気よりも水温の方が暖かいというこもありました。
本日のお宿は、前方の緑の碇マークの場所です。
午後4時、泊地が肉眼でも確認できました。何隻かすでにアンカリングしているようです。
水深が4メートルちょっとぐらいしかないので、どこまで陸地に近づけるかぐるりと円を描いて円周を確認したあと、午後4時半、アンカーを下ろしました。水深は4メートル弱の場所で落としたアンカーもくっきり見える透明度。砂地ばかりの素晴らしい泊地です。特に強風の予報ありませんが、よほどキツキツの泊地でない限り、常に水深の5倍の長さのチェーンを出しています。これなら夜中に天気が急変しても安心です。ここでは20メートルのチェーンで十分。
スターンからみた海面。海底までくっきり!!!すぐに水着に着替えてドボンと入り、ひと泳ぎしました。前日のSkrofa Southのアンカレッジでも泳いだけど、ここはさらに海水が暖かくて気持ちがいいです。9月に入ってから、急に秋の気配のギリシャでは、日中最高気温が30度を超すことはほとんどなくなりました。とても過ごしやすいです。
もう期待以上にきれいな海で、ここには翌日も滞在して、久々にテンダーを下ろして上陸することにしました。
モノハルが一隻、キャタマランが2隻いました。モノハルはニュージーランドの国旗じゃないかな?
お昼ご飯を食べていなかったので、早速夕食。コリントスのスーパーで見つけたスニッチェㇽがメイン。美味しかった!
これから数日ケファロニア島周辺で遊ぶ予定です!
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