皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
とっても気に入ったTrapezakiの泊地、2泊しただけで午後から移動しました。ドライブでは行ったことがあったケファロニア島のメインの港、Argostilionへ。午前中は透明な海で泳ぎ、夕方には普通の都会にいて・・・同じ一日とは思えないぐらいの違い。
ずっと前に買ったGo-Pro、水中カバーをかけて写真を撮ってみた!
あれが一番でっかいな。
SATOMI号に戻った時、船底も見てみました。ヌルヌルっとした藻みたいなものが数か所ついていましたが、これは拭くだけで取れるので、ハードスタンドに上げる時に高圧洗浄で洗い落とせそう。それ以外、硬くてこびるついている貝のようなものは、付いてなかったので昨年行ったコッパーコーティングの効果が出ているようです。特に今年は海上に戻す前に船体全体を軽く研磨して正しくコッパーの威力が発揮されるようにメンテしておきましたから。研磨は毎年やらなくてもいいみいたですが、その場合は時々、海中でヌルヌルしたものをふき取っておかないとその部分だけコーティング力が落ちるらしいです。ハードスタンドに上げた時は、ついでなので今年もやっておきますけど、サンドペーパーで軽くこするだけでいいのでそれほど手間ではありません。
なんと海面からはあまり目立たない、例のシルバーに黄色のラインの魚、15㎝ぐらいのサイズのがSATOMI号の船底当たりに何匹もいました!灯台下暗しとはこのことだ。で上がってからパンくずをあげて見たんですが、用心深いみたいで船からパンくずが離れると食べ始め。なので写真にとってもなかなか綺麗には映りませんでした。
午後、風がちょっと出てくるのでそれにのってメインの港に移動するとキャプテン・ロブが言い出しました。「これを逃すと次はしばらくエンジン走行じゃないと移動できなくなるよ。」ということでしぶしぶ了解。とっても気に入ったので離れたくなくなっていた!
移動の前に、アンカリングしている場所から近い方のビーチに初めて上陸してみました。
テンダーを付けた小さい桟橋のすぐ前にタバーンが一軒あったのですがそれ以外は集落みたいなものは、丘を上がって行かないとないみたいでした。な~んだ、と思いすぐに船に戻り、すぐに出発準備。午後1時17分、アンカーを上げる前にメインセールをあげておきました。
午後2時ちょっとすぎ、1回目のタックをしました。というのは陸地から離れれば離れるほど風が弱くなってきたからです。ふ~む、まだこの風は陸地が起こしていたフェイクな風だったんだね。微風予想の日にありがち。ということで慌てて陸地の方に戻っていきました。
午後3時半にはメインの湾の入り口まで来ました。
一応ね、ここまでにタックも2回してぐるりと岬を回るとこまではセール走行したんですよ。ピンクのラインがよろよろしている部分がセールで走っている時で、綺麗な直線になった時からがエンジン走行です。次の日以降はエンジン走行しないと移動できないって言われたので、しぶしぶTrapezakiを離れることに合意したのに・・・結局エンジンつけてるじゃないか~とちょっと不満だった私。でもケファロニア島のメインの街で美味しいものを食べられるかも、と思ったらすぐに機嫌は直りました。立ち直りの速さにはは自信があります。
体感風速と船スピードが同じなんて、よほど風ない。
あ、クルーズ船やフェリーもいる。あの奥が泊地です。
泊地には3隻ほどアンカリングしていました。全体的に浅めなのでぐるりと回って水深確認。午後4時半、アンカーを下ろして航海終了。アンカーはすぐに効き始めたのがわかりましたが、濁っているので海底がどうなっているのか全くわかりません。泥質だったというコメントもあれば、海草やゴミを引っ張り上げた、というのもあり様々。だいたいの人は「効きはいい。」とのことでした。強風の予報は出てないし、スペースが充分にあったので、最初はチェーンは20メートルでいいか、と思ったのですが最終的に30メートルだしたのでまず問題なし。水深に対して7倍の長さです。
青丸の位置です。
着いたのが4時半で、その後シャワーを浴びたり洗い物をしたり、で街にでかけたのは6時ちょっと前。アンカリングしているのは青丸の位置なので、テンダーでほんの数分で上陸できます。海は濁っているんですが、ここにはウミガメが生息していることで有名で、湾内のあちこちで息をするために上がってくるウミガメを見ます。アンカリング場所を探している時にも見たし、テンダーで上陸する途中にも見ましたが、顔の部分だけだった。
ブルーの船体がSATOMI号。
おお~この部分、前に来た時はなかった。たしか広場みたいなものがあったのは覚えていますが、その周りには何もなくて街の外れ、という感じだった。それが今ではぐるりと広場を囲むようにホテルらしき建物が立ち並び、レストランがつらなっています。
最後にサービスでこんなにちゃんとしたアイスクリームが出てきました。これ前日食べたサンデーとほぼ同じ分量じゃない?あっちはお金払ったよ。
突風は1時間もしないで収まりましたが、その間風力発電がブンブン回ってバッテリーを充電していました。でも夜になるとピタッと風はなくなり揺れが全くなく、まるで陸の上にいるみたいな感じした。ここまではウネリが入ってこないからね。
それにしても同じ一日で、朝は大自然の中でシュノーケリングを楽しみ、夜は都会のおしゃれなショッピング街を闊歩なんて・・・・なんて中身の濃い一日。
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