2023年9月21日木曜日

確実にウミガメに遭遇できますーArgostoli

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





ケファロニア島のメインの湾内にある港は、海水が濁っているのでとても泳ぐ気にはなれない場所ですが、一つだけ良いことがあります。それはウミガメ遭遇率が100%!

9月19日(火):昨夜は全く揺れることなく海上にいることを忘れてしまうぐらい平和な夜でした。朝、大きな汽笛の音がきこえました。さすが島のメインの港、貨物船もやクルーズ船、そして近隣のイサカ島からのフェリーなど海上交通量も多い。あれはクルーズ船が出航する合図だったのかな?

朝ご飯は私は前夜のディナーからお持ち帰りしたチャイニーズ料理ですませましたが、主人は「クロワッサンが食べたいからパン屋に行ってくる。」とテンダーを飛ばしていきました。でも10分もしないぐらいで戻ってきた!パン屋さんが港沿いにあるし、その港沿いどこでもテンダーを付けられるので、すごく便利なのです。

前日夕方から続々と船が増えて、10隻以上になっていました。それでもまだスペースは余裕。

あっちにもこっちにもお隣さん。

ケファロニア島には来たことがあるので、観光する必要はなく、メインの港に船で来てみたかった、というのがメイン目的。なので1日いたらちょっと退屈してきたので、主人は午後から出発したい、と言い出したのですが私はもう一泊したかったのです。というのは、行きたいレストランがもう一つあったから。午後になってから新鮮果物と牛乳を買い足すために上陸。今度はスーパーや八百屋さんが近い方のワーフにテンダーをつけました。するとすぐ近くにひとだかりが!

そう、ここが有名な「ウミガメ遭遇エリア」なのです。湾内でもあちこちで息をするために海面に上がってくるウミガメは見るんですが、わざわざカメさんが岸に近づいてくる場所があるんですよ。というのはこのワーフの裏は市場になっていてフィッシュマーケットもあるんですね。で、ウミガメが餌付けされているんです。だから一日に数回、カメさん達がここに近づいてくるのです。だからヨットの上からとか海上に出て居なくても、観光客たちは確実にウミガメ遭遇できるんですよ。

グーグルマップにも「ウミガメ遭遇スポット」とちゃんと表示されています。この子は全長80㎝ぐらいあり、貫禄がある亀さんでした。

ちょっと見ずらいけど、左端に近いブルーの船体がSATOMI号。

港沿いのこのエリアにはスーパーや青物マーケットが数軒連なっています。


カフェにベーカリーもあります。このエリアは観光エリアというよりは普通の商店街。



ガソリンスタンドとか、車の修理屋さんとか、船具やさん、そしてお肉屋さんに勿論フィッシュマーケットもあります。ここに来ればなんでもそろう!しかも港沿いだからヨッティ―にとっても買い出しがとても便利な場所なのです。

数軒ある青物市場の中で私が一番気に入ってるのは、ウミガメワーフの裏にある場所。

新鮮野菜だけじゃなく、店の奥にギリシャの他の場所ではあまり見かけない「おつまみ」スナックがそろっているんです。チーズ味のライスクラッカーもあり、今回も二袋ゲット!

そのすぐお迎えにはベーカリー。

買い物を終えて、船に戻りランチをした後は夕方までまたグダグダしていました。今晩は久しぶりに「お寿司」を食べに行きます。夜7時からしか営業しないお店なので、6時半ぐらいに上陸。レストラン街は、昼間に買い物に行った時に係留した場所とは違い、湾の入り口に近い場所のワーフにテンダーを付けると近いのです。観光船の間に丁度いい隙間があって、前日もここに付けました。




「Sushi Bar Sepia」というお店で、新しくできていたレストラン広場から一本港に近い方に入った場所にありました。開店と同時に入店。おしゃれな感じで雰囲気もいい。


まずはお刺身。単品でサーモン、ツナをオーダーしたら一つのお皿に綺麗に盛り付けてくれて、さらにトロ2切れをサービスしてくれました。

次に海老餃子。これは皮がモチモチですごく美味しく、後でもう一皿追加した!

スナッパー(フエダイ)の握りに鉄火巻き。

ピリ辛サーモン。こいうのは海外の寿司バーならでは。ビールはアサヒスーパードライも置いてました。主人はビール2本、私がプロセッコ小瓶もオーダーして全部で80ユーロ。普通のタバーンよりはお高めでしたが、お刺身の新鮮さや盛り付けにまでこだわっている所、そしてお寿司も結構おいしかったので大満足。ギリシャではまだアテネ周辺以外ではお寿司も珍しいので、このクオリティーはアテネ周辺並みの高い水準でした。

広場は暗くなってからの方が賑やか。9時ぐらいになっていますが、この時間でも子供たちが遊んでいます。

アイスクリーム屋さんに吸い込まれる主人。




以前来た時は、お土産物屋さんやブティックなどのちょっとおしゃれな商店街はすでにあったのですが、カフェは一杯あったけどレストランが少ないなと感じてました。でも2年ぶりに戻ったら、新しいレストランが何十軒もオープンしていて、ギリシャの観光ビジネスはコロナから完全に立ち直ったのがわかりました。

二泊したArgostilionは20日に出発。金曜日までは北上できる風が吹かないので、(というか風がほとんどないので)取り合えず同じ湾内の北の端に向かって移動しようと思ってます。そちらには街とかもないのですが、その方がやっぱり落ち着く気がする。

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