2023年9月22日金曜日

湾の奥に移動してワイナリー訪問!ケファロニア島特産ワインを仕入れました

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





ケファロニア島のメインタウンのアンカレッジに2泊した後、同じ湾の奥の方に向かって移動しました。泊地付近には町とかはないのですが徒歩で行けるワイナリーがあるのでそこに行ってみたかったからです。


9月20日(水):同じ湾内に2マイルほど移動するだけなのでお昼ちょっと前、11半ごろに碇をあげました。ジェノアだけ出してゆっくり滑りだしました。

街と反対側に廃業となったマリーナがあります。誰も管理していないので無料なので、みなさん勝手に使っています。設備は廃止されているので水も電気もありませんが係留できるので利用する人は多いみたいです。

さよ~なら~!Argostilionの街。
あちらの奥に移動。

イサカ島とケファロニア島を行き来するフェリーとすれ違いました。

風向きいいし、距離も短いのでジェノアだけ出して優雅にゆっくりセーリングです。

12時2分、メインの街の湾を出ました。目的地はこのまま一直線です。

が、それだとフィッシュファームに突っ込んでしまうので迂回しないといけません。

そうなると、90度の角度になったのと風も湾の真ん中あたりに来て弱くなっていたのでスピードが落ちました。

それに合わせてジェノアをちょっと出しました。とてもゆったりなのでずっとマニュアルでヘルムしています。

良いなぁ~こんな風にゆったりセールで進むの。気持ちい~。

後方に湾の出口が見えます。

1時8分、目的地に着きました。ここも海底は泥気質らしくアンカーも落とした途端に効きました。

遠浅なので岸からは500メートル以上離れていますが、水深はキール下2.8メートル。なのでチェーンは20メートルしか出していません。ここには2泊する予定ですが、その間ほとんど風がない穏やかな日が続きます。

この辺りには町はなくて数軒家が建っていますが、ビーチにはディンギーのセールクラブがあるよう。浮きブイが設置されていて、練習してた小舟が10隻ぐらいセーリングしていました。

この日は上陸せずに船内でゆっくり。夕食は冷凍ピザにチーズやトッピングを増やしてオリジナルグルメピザにしました。

風は夕方ちょこっと北西のそよ風が吹きましたが、波を起こすほどではなく、外からのウネリも全くなしで、この夜も海上にいることを忘れてしまうほど平和な夜でした。


9月21日(木):ワイナリーは午前11時オープンなので、10時半に上陸しました。陸沿いは砂地になっているので、ワイナリーまで徒歩15分ぐらいの場所にテンダーをつけました。陸沿いを偵察していたら、小舟が砂地に上げらてる場所があった。

SATOMI号が遠方に見えます。テンダーで数分の距離ですけどね。

すぐに道につながっていました。

あらあら牛の親子。

普通の住宅街みたいですが、半分ぐらいは宿泊施設です。

ここもアパートではなく小さなホテル。

15分ぐらいでお目当てのワイナリーに着きました。ケファロニアのワイン道路という看板があった。きっと道沿いに何軒かワイナリーがあるんでしょうね。でもお目当ての場所は一番手間です。





テイスティングエリアは、葡萄やオリーブの木を眺めながら楽しめる素敵な場所でした。


ここのワインは全てオーガニックで、添加物は一切使われていないそうです。買いたいなと思うものだけを試すこともできするし(その場合は無料)、ワイン5種類とチーズプラターがついて一人15ユーロ、7種類の方は20ユーロと2つのお試しコースがありました。私達はランチも兼ねたかったので、一人15ユーロのテイスティングコースにしました。


ここで飼われているみたい、とてもフレンドリーなワンちゃんと猫ちゃんがすぐに寄ってきました。

猫はワイナリーではネズミ対策で飼われています。この子は盲目みたいでした。もう一匹猫ちゃんはいましたけど。目が見えてなくても自由に闊歩していましたよ。


おつみまみプラター。チーズはケファロニア島産、ソーセージはレフカーダ島産、オリーブはこのワイナリーで取れたものだそうです。

まず最初は白。とっても軽くてまさしく私の大好きなソビニオン・ブランクそっくり。


次はシャドネーよりも重みがある感じでした。美味しかったけど癖が結構ある。この葡萄はケファロニア島にしかないものだそうです。なので生産数が少ないので、お値段は一番高かった。といっても1本15ユーロでしたけど。

3本目の白はマスカット風味のフルーティーなもの。私達の好みは3種類の白の中では最初のが一番好きかな。4本買いました。

次はロゼ。

ロゼというよりオレンジに近い色でした。どのワインもだいたいこれぐらいの量なので、飲みすぎにならないで最後まで試せるのがいいです。

そして最後は赤。これはシラーツの結構お高いタイプと同じぐらい成熟した味で、美味しかった。結局最初に試した白を4本、ロゼを1本、赤を3本の合計8本を買いました。

テイスティングはだいたい1時間ぐらいで終了。各ワインの説明も詳しくて、とっても楽しかった!

ほろ酔い気分で家路につきます。




SATOMI号に戻ったのは1時でした。すでに南風に変わっていてSATOMI号は方向転換していました。でもまだそよ風程度。

22日金曜日からいい感じの南風が吹く予報なので、それを信じて湾を出て島の西側、つまりイオニア海側を通り、島の北側のアンカレッジに向かいます。そこもビーチや海がとても綺麗らしいので、泳ぐのが楽しみ!同じ島ですが、ケファロニアはでっかいので、泊地までは30マイルあるので、朝起きてすぐに出発予定。

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