皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
2泊したKalmos島のPort Leoneのアンカレッジを29日金曜日に出発しました。次の目的地は同じ島でほんの数マイル先。一時間ぐらいで着いちゃうのでゆっくり出発です。残り少ないクルージングライフ、海がきれいで泳ぐのが楽しい場所を選んでおります。
29日の朝SATOMI号の周りには細長い蛇みたいな魚が泳いでました。
この魚なんていうのかな?まるで海草が浮いてるみたいに見えますがちゃんと泳いでます。
10時15分、私達もアンカーアップして出発です。本当にここに来て良かった!ギリシャに来てからこんなに沢山の魚と泳いだのは初めてだと思います。ケファロニア島の南側のアンカレッジは透明度がすごくて好きだったけど、魚の数でカラモス島に負けてるな。2023年度クルージング最後に来て、私の中での「ギリシャで一番」の記録が毎回塗り替えられています。
廃墟の街の教会。ギリシャでは至る所に教会があって、どんなに離島でも教会だけはちゃんと手入れされているんですよ。敬虔なギリシャ正教の信者が沢山いるんですね。
主人は「そんなのいつでも起こるわけじゃないから行ってみたいとわからないよ。今はスペース空いているみたいだから見に行くだけ見る。」と言って近づいていきました。でもね、外にはアンカリングしているチャーターヨットが数隻いました。あの人達絶対入港待ちしているはず。近づいていくと、水深が1.4メートルしかない場所がある事がわかったので、主人はUターンしました。多分深い場所もあるとは思うんですが、私達にとっては入り口が狭いってことですね。それとこのタイミングでいい感じの風が吹き始めたんです。これならまたセール走行できる!この機会を必要ないのに港に入って陸に繋げるのは勿体ない!と主人も思ってくれて、カラモス港に入るのはやめになりました。あ~良かった。あと数日でハードスタンドに上がらないといけないし、レフカスの街でメカニックの人に点検してもらうためにポンツーンを予約しているんだから、それまではできるだけアンカリングして過ごしたいのです。
素通りできてほっとしたカラモス港。
Wood Bayという名前がついている泊地には、2021年にギリシャクルージングをスタートさせた時に来たことがあるんですね。実はここがギリシャクルージングで一番最初の記念すべき「島での初アンカレッジ」」だったのです。すっごく水の透明度もよくて感激した場所。X印の所を目指しています。通常私たちは、いつも初めて行く場所、という場所が多いんですが前にも来たことがある場所というのは、前にアンカーした場所の記録が残っているので本当に楽ちん。
X印を目指して進みます。
数隻アンカリングしている船がいましたが、おそらくほとんどは夕方前には移動しちゃうと思います。前に来た時もそうでした。それにその人たちはスターンを岸に結んでいないのにかなりビーチに近い位置にアンカリングしているので長居するつもりがないんでしょうね。
海底に着地した途端にアンカーが効き始めた感触があり、どんどんチェーンを引っ張りだしていきます。念のため40メートル出してたところでウィンドラスのギアをロック。すると主人が「前にアンカーした場所とほぼ同じ所だよ。」と教えてくれました。なんという偶然。砂地を探してウロウロしていた時、なんか引き寄せられる感じがした砂地があってそこにアンカーすることに私の意志で決めたので、私には同じ場所だという事はわかっていなかったんですよね。
チャートには2年前アンカリングした時の軌跡が残っています。前に来た時もすごくアンカーの効きはバッチリだったので、今回の安心です。今晩は風向きとしてはこの場所はプロテクションが低いのですが、1ノットとか2ノットとかの予報なんで平気です。
すぐに船の周りに沢山の魚が群がってきました!
良いサイズのもいるね。船の上から覗いてるだけですけど、透明度が高いので模様まできれいに見えました。
このあとすぐにシュノーケリングをしたのですが、もうすっごい数の魚たちに囲まれて大興奮。その模様は動画も撮ったので、明日のブログで詳しくご紹介しますね。私の中での「ギリシャで一番!」記録がさらに塗り替えられました。`
午後3時、観光船がやってきた!そうだったそうだった、2年前もあの船来てたなぁ。
観光船は1時間ぐらい滞在した後去っていきました。その後次々に皆さん出発されて、最終的にはSATOMI号だけになりました。前に来た時もそうだったんですよね。なぜかここはランチストップだけの方がいい、という噂が泊地アプリに出ているんですが、オーバーナイトしても全然OKなんです。ただ、ランチストップしかしない人たちは、私達よりもかなりビーチに近い位置に係留しているので、確かにあそこには一晩中いるのはスターンを結ばない限り不安かもしれませんけど。
日もとっぷくれて周りには誰もいません。ウネリもないし、すごくいい泊地なのにねぇ。そして、夜風と一緒に陸地から松の木のいい香りが漂ってくるんです。誰もいなくなったなぁと思った夜8時ぐらいに、一隻のキャタマランが入ってきて、私達のすぐ近くにアンカーを下ろし始めました。近すぎることはなかったのですが、彼ら的に気になったのか、その後2回ぐらい場所を変えてアンカリングしてましたが、最終的に諦めたみたいでまた出発していきました。なんでかなぁ。水深7メートルぐらいの場所ならどこにアンカリングしても大丈夫なぐらい広い湾なのにね。一瞬お隣さんができたかな、と思いましたが最終的にやっぱりSATOMI号だけとなりました。
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