皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
29日に二カ月ちょっと滞在した日本を出発しました!エティハド航空はまだ日本に来ていないので、一旦ソウルまで行ってからとなりました。アブ・ダビでも乗り換えだからギリシャに着くまでに2回の乗り換え、しかもアブ・ダビでは10時間のストップ・オーバー!そして毎回と言っていいほど遭遇している超過荷物トラブル、今回もまた発生した!
2月29日(木):出発前の朝食。2ヶ月間ほぼ毎日慣れ親しんだ和食の朝食ともこれで当分お別れ!あ~自家製味噌のお味噌汁がもう恋しい。
母と義妹に見送られて。
すると、カウンターで「お客様フライト変更をされてしますよね。新しい便のチケットでは一人23キロまでとなっています。」というではありませんか!自己都合で変えたのではなく、エティハド航空が変えてきたんですよ!で、アシアナの方がエティハドに連絡をしてくれたのですが、エティハドでは変更前のデータが残っていないのというのです。で、一旦カウンターから離れて、アシアナスタッフから電話を替わり、主人がエティハドと直接交渉し始めました。そうこうするうちに、搭乗時間が迫ってきたんですね。書類を全て提示したところ、最終的にわかったのは、最初から日本―アテネ間は一人23キロまでしか無料にならないカテゴリーのチケットだったのがわかりました。でもそれは業界人にしかわからないコードで表示されていて、素人の私たちには旅程表、しかもフライト変更された後に発行された旅程表に書かれた「30キロまで無料」を信じるしかなかったわけです。原因はブッキングエージェントの「エクスペディア」のミスだったのですが、最初はそれをアシアナのスタッフも「私どもではなく、お客さまとエクスペディアの問題なのでエくスペディアに連絡してください。」と言ってたのですが、主人が頑として譲らなかったし、私達は本当に30キロと信じてチケットを買っていたのに同情してくれたのか、最終的にアシアナスタッフの方が「搭乗時間が迫っているので、ソウルまではこのまま超過料金なしでお荷物をお運びします。アブ・ダビ以降料金支払いが発生するかもしれませんが、それはご了承ください。」となりました。過去の経験から、一旦荷物を積んだたら、乗り換え時に超過料金を請求されることはないのでこれでめでたく解決したな、と思いました。ま、超過料金といっても二人分でせいぜい15000円ぐらいだったと思うので、それだけのために乗り換え空港で私たちを後追いしたり、わざわざ荷物を下ろしたりという手間をする価値はないでしょう。結果をいうと、アテネまで追加料金なしで無事荷物は届きましたよ。でも決してわかっていてごねたわけではありません。30キロだと信じてチケットを買ったので、言われるがままに追加料金を払う気にはなれなかったのです。こういう交渉は主人は大得意。私も日本語で説明しましたけど、決して感情的にならず淡々と理路整然と主張するのが重要ポイントです。
無事荷物もチェックインできて、アシアナ航空に乗りソウルに向かいます。まわりの人はほぼ全員韓国人。CAさんに韓国語で普通に話しかけられてぽかんとしちゃった!
ソウルまではほんの2時間程度。それでも機内食が出ました。ソウルについてからは4時間の乗り換え待ち。特にお腹は空いてなかったのですが、暇つぶしにお茶をしました。
で残りの時間は搭乗ゲートまで行って休憩することに。
空いていたので、主人はお昼寝。ぐーぐーいびきまでかいて熟睡していた!
午後5時すぎ、アブ・ダビ行エティハド航空に乗り込みます。ここまでは日本との時差はありません。でもアブ・ダビと日本間は5時間の時差があり、日本の方が5時間進んでいます。飛行時間は10時間ちょっと。現地時間の23時半に到着ですが、その頃日本では日付が変わっています。
アラブ系の航空会社はカタール航空、エミレーツ航空と御三家制覇しておりますが、どの会社も使っている飛行機が新しい。オン・ディマンドエンターテイメントが充実しています。
機体中ほどの席ですぐ後ろがトイレだったので、流す音が聞こえてきてちょっとうるさかった。
機内安全アナウンスの画像がめっちゃツボでした。このアラブ系イケメンが酸素マスクを付ける場面がもう、おかしくっておかしくって!全然笑う場所じゃないですけどね。他にも出演している方達がみんな美男美女でした。
お楽しみの機内食!シドニーに向かう便では2回の食事がメイン以外は全部同じもので退屈だったのですが、今回は違っていました。私はチキンのトマトソースかけ。美味しかった!
フライトを変更されたことによって乗り換え待ちが10時間もあるので、空港ホテルに宿をとりました。なので一旦入国します。パスポート検査ではちょっと並んでいましたが、さっさか進んだのでとってもスムーズ。それに荷物を引き取らないでいいし。
ホテルは地図上では空港のすぐ隣ですが、空港が大きいのでメインの出口からだとぐるりと空港を半周する感じでタクシーで10分かかりました。始終空港が左手に見えてましたけどね。ホテルに着いたのは夜中ちょっとすぎ。一万五千円弱でしたが、お部屋も広く快適でした。
その後、フードコートも見に行きましたが、お腹いっぱいだったし思ったほど魅力的でなかった。
インチョン空港は結構大きいので違うターミナルまで連絡電車で行くのですが、なんとターミナル間の行き来はできないのです。以前アメリカユタ州に行った時、ユナイテッド航空だったのでソウルで乗り換えでした。その時のターミナルと違うようで、あまりぱっとしない側だったので別のターミナルに行こうとしたら、乗る直前のアナウンスで「尚ターミナル1にはもう戻ってこれません。」というのを聞いて、やめました。あぶなかった!
で残りの時間は搭乗ゲートまで行って休憩することに。
空いていたので、主人はお昼寝。ぐーぐーいびきまでかいて熟睡していた!
主人はビーフを選択。多分これプルコギですよね。機内食は出発空港で手配なので、韓国で調理されたもの。だから韓国料理が出るんですね。到着2時間前にも食事が出ましたが、その時は私はパスタのチーズグラタンみたいなのにして、主人はチキンでした。メインもサイドディッシュも前の食事と違っていたので楽しめましたよ。
アブ・ダビ空港には予定どおり現地時間23時半ごろに到着。すでに日本では3月1日の午前4時ぐらい。
3月1日(金):再びアブ・ダビ空港に戻ります。入国審査はそれほど混んでいませんでした。荷物を預ける人は長蛇の列でしたけど。
搭乗したら機内食が出るのですが、すぐには出ないと思うんで朝ご飯。
主人はステーキサンド。でもねぇ~わかっていたけど、これにコーヒー、紅茶でなんと7000円ぐらいかかっているのです。高いんだよねぇ~空港で食べると。
アテネには、現地時間の午後1時過ぎに着きました。ここでは日本との時差が7時間あります。何回も時間を変えてせわしないなぁ。中東からの入国なのでEUにはアテネが最初の入国地。ここで例のレジデントカードを示します。すでに新しいレジデントカードがプレヴェザに届いている通知をもらっていますが、申請中の用紙と期限切れのレジデントカードで入国できるのかちょっとドキドキ。結果は期限切れのレジデントカードとパスポート番号でデータが入っているらしく、申請中用紙は見せなくても大丈夫です。おそらくパスポートナンバーでわかっていたみたいだけどね。こういうのデジタル化が進んでいて、オーストラリアでもレジデントビザは10年以上前からパスポートには何も貼られていなくて、パスポートをスキャンすると私のステータスがわかるようになっています。スティッカー時代は期限途中でパスポートを更新すると新しいパスポートにスティッカーを貼ってもらうまで新旧両方のパパスポートを持参しないとけなくて不便でしたが、今ではオンラインで自分で移民局のサイトにアクセスし、新しいパスポート番号に変更しておくだけでOkです。本当に便利。オーストラリアもギリシャも経済的には日本より遅れていると思いますが、国のデジタル化に関してはうんと進んでいる気がします。
ちょっとゆっくりしてから夕食にでかけます。徒歩10分以内の場所にレストランが沢山あります。この辺りはインド系の移民の人たちが多いみたいで、インド料理店が沢山ありました。プレヴェザではインド料理を食べられないので、インド料理決定。
本格的な辛さ。カレーはもう一皿ゲット。
お宿の近くにこんな賑やかなエリアが。とにかくアテネの真ん中なのです。
まわりは落書きに囲まれた、ちょっとうらびれたエリアなんですが、危険ではありません。ギリシャ全体がEUの中では一番と言っていいほど治安がいいので、アテネ中心部でもかなり治安はいいと思います。一人で出歩かない方がいいという場所は余りないみたい。勿論夜中に女性の一人歩きは、日本のどんな田舎でも推奨していないと思うから、それと同じですけどね。
アテネにはもう何回も来ているので、主な観光地は全て行ったことがあるんですよね。だから、翌日3月2日は、朝ゆっくりすごしたのちお宿まわりの移民街を散策してみようと思います。夕食時に出かけた時も、すごく面白そうなマーケットを見つけたし!
ということで、2ヶ月ちょっとの日本滞在を終えて、無事アテネに戻った私と主人でした!
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