2024年3月3日日曜日

アクロポリスの丘まで徒歩5分ーグランジ―でトレンディーなアテネの裏街

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





アテネにはもう10回ぐらいは最低来ているので、有名どころの遺跡や観光地は制覇しております。なので遺跡や博物館めぐりはしませんが、さすがギリシャ一番の都会、裏街に行くと面白しい場所が沢山あります。今回のお宿はアクロポリスの丘まで徒歩5分ぐらいで行けるアテネのど真ん中!行ったことがなかったマーケットも発見して、アテネの裏道散策を満喫しました!

3月2日(土):朝ごはんはエアB&Bのバルコニーで前夜の残りのインド料理。お天気も晴天になって暖かい。春の訪れを感じました。


特に有名どころの観光地に行く予定はないので、お宿の近くをお散歩。実は夕べディナーに行く途中に、行ったことがなかったマーケットがあるのを発見したのです。すでに夕方で閉店していたので、今朝はそこを探検に行きます。お宿から徒歩5分ほど。すっごく近いです。

Varvakis中央市場で、市が運営しているマーケットでした。日曜以外毎日朝7時から夕方6時まで開いているとのことですが、生鮮食品を扱っているので売切れたら閉店になるんだと思います。

最初に目に入ったのは、凄い沢山のオリーブのお店。数軒ありました。オリーブとナッツを量り売りしていて、バキュームシールもしてくれるみたいだったので、後で寄ろうと思いました。

その次は蚤の市的なエリア。お店は3軒ほどなので、有名なアテネの蚤の市エリアよりも少ないですが、観光客用ではなく地元のが人が買いに来るタイプのマーケットなので値段がちょっと安い気がします。


大理石の電話機!だいたい固定電話を使っている人自体が、今時かなり少ないですよね。 

カフェもおしゃれな雰囲気。ちょっとアンティーク風。


道路を渡ってアーケードの中に入って行きました。

スパイスのお店。

あらオイスター。オイスターバーみたいな場所で、ここで食べられるみたいです。

その奥は、お肉お肉お肉・・・・お肉屋さんがずらっと並んでいました。



うわ~!羊か山羊の頭まで売ってる。

アテネに住んでいたら、お肉はここに買いに来ただろうなぁ。ステーキによさげなビーフもここなら手に入りそうだし。一カ月分を買い込んで冷凍して使えばお値打ちになりそうです。


とにかくあっちもこっちもお肉屋さん。中には豚専門、羊専門みたいなお店もありました。

さらにアーケードの外側通路から内側に入ったら、なんとそこはフィッシュマーケットだった!

新鮮な魚介類にあふれています。こんなに沢山のシーフードのお店があっても全く生臭さがないのですよ。

グリルしたら美味しいだろうなぁ~。プレヴェザに戻ったら、港沿いの魚屋さんで焼いてもらって持ち帰って食べよう!と今から想像しています。

その後、マーケットを出て当てもなくぶらぶらしていたら、もしかしてここアテネのショッピングの中心地に近い、シンタグマ(国会議事堂がある場所)に近い場所じゃない?ってッとこでした。それほど長く歩いたわけではないんですけどね。

時刻はそろそろランチタイムに近づいていたので、お宿の近くにあるカフェエリアに戻ることに。


お宿の近くは建物のあらゆるところにグラッフィティ(落書き)があって、単なる落書きからアートなものまで多種多様です。ちょっとごみごみした感じはありますが、グランジ―な感じがおしゃれなのです。

小さな広場をぐるりと囲んでカフェやレストランがありmす。広場の真ん中にテーブルと椅子が置いてあり、カフェでオーダーすると持ってきてくれます。

にゃんこがテーブル上の日よけパラソルの上に乗っかっていて、降りるのに苦労しているみたいでしたが、木に飛び移り無事着地。でも後でまたパラソルに乗っかったので、多分遊んでいたんでしょう。


ランチより、甘いものとコーヒーでモーニングティーがしたかった主人。これはカスタードパイ風ですが、ギリシャ伝統的なパイで、中身のカスタードがもちっとしています。

私はなんと、ジェラート屋さんでみつけたアップルパイフレーバーのアイスクリームにしちゃった。細かくなったパイがアイスクリームに入っていたので、十分お腹が膨れました。

その後また腹ごなしにふらふら5分ほど歩いたら・・・・おや!あれはアクロポリスの丘じゃないか!

何回も来たことがあるアテネ蚤の市があります。アクロポリスの丘のふもと当たり。

もう何回も来てるけど、散歩ついでに中にはいってみることに。


奥の広場が本当の蚤の市エリア。

昨年、ここで赤いバタフライの指輪を買って、すごく気に入ってるので同じ店に行ってみました。すると私が買ったバタフライの指輪はまだ売ってました!他にはあまりピンとくるものがなかったのですが、このターコイズのハートのが可愛かったので、買っちゃった!10ユーロです。大きさが調整できる指輪は数が限られているんですよね。他にも可愛いのがあってんですが大きすぎてダメでした。

それからまたお宿の方面に歩き出すと、またまた面白い裏道にでましたよ!

Little Kookというエリアなのかな。グーグルマップにも掲載されています。同じ名前のカフェもあるけど。

ここはクリスマス飾りのお店。なんだかメルヘンの世界みたい。

店内は所狭しとクリスマス飾りが並んでいました。店内は写真撮影禁止だったのですが、知らないで取っちゃった!

その周囲のお店も、なんか変わった店だった。この一角だけちょっと童話の世界みたいです。



その後、今朝いったマーケットに戻りオリーブを買いに行くことに。

いろんな種類があるのですが、全部試食できます。ちょっとづつ全部味が違うんですよね。(当たり前だけど)同じカラマタオリーブ(黒いやつ)でも年代が若いと渋みがありました。なので熟成した方をゲット。ピスタチオは1キロも買っちゃった。観光客で飛行機で帰りますっていうと、バキュームシールしてくれます。地元の人だとビニール袋にいれるだけなので、ここで買い物するなら「飛行機に乗って帰る」と言った方がいいみたい。ま、見るからに外国人の私たちだから、ほんとはこれから車でプレヴェザに帰るんだけど、疑われることはありません。

その後、午後3時ぐらいにお宿に戻り、ちょっとお昼寝。まだ時差ボケがちょこっと残っていて、朝は2時ぐらいに起きちゃっているので午後になると眠くなるのです。そうでなくても主人は普段もお昼寝してるけどねぇ~。私も1時間ぐらいうとうとしたかな。

この日のディナーはイタリアンに行くことにしていて、土曜日の夜という事もあり、散歩の途中で予約をしてきました。6時半の予約ですが、お宿からこれまた5分ぐらいで行ける場所。でも早めに出て夕方の裏通りを楽しむことにしました。

ここは今朝モーニングティーをした広場に続く通り。お宿から見えるぐらいの距離です。


こういうアートな落書きも沢山あるのです。

おやあっという間に、昼間きたアクロポリスの丘の近くの駅「モネストラキ」駅の出口にきちゃった。

夕日に照らされるアクロポリスの神殿。本当に今回のお宿はこれまでアテネで泊まったどの場所よりも最高です。とにかくど真ん中なので、ショッピングエリアやレストラン街には全て徒歩で行けるのです。それでいて、二日間で100ユーロっていうのは激安だと思います。キッチンがあるから朝ご飯は前夜のディナー残りを温め直したり、自炊もできます。長期に滞在してゆっくり観光するのにぴったり。

そこからショッピングエリアを通過して、レストランまで遠回りしていきます。


ストリートショップがあります。

あそこは生ハムとか特殊なオリーブオイルとか売っているグルメなデリ。カフェもあるので食事もできるみたい。

ストリートショップの中で目に止まった靴下屋さん。これと同じのを売っていた卸売店みたいなお店に前夜入って、私は室内履き用の靴下兼スリッパみたいなのを5ユーロで買ってきました。なのでだいたい値段は把握しているので、ぼったくりなのかどうかわかります。値段を聞いたら、男性用の靴下、1足なら5ユーロだけど3足かったら12ユーロってことで、お値打ちだったので主人は3足買いました。なぜか靴下の消耗が激しい主人なので、常に靴下不足中。

夕方お散歩を楽しんでいたら、あっという間に6時15分。レストランに向かいます。とってもおしゃれなイタリアンレストランで、お店の通り沿いの席はすでに半分ぐらい埋まっていました。ギリシャはディナーの時間が遅いので、6時半とかっていうのは通常すごい空いてるんですが、観光地だからかな、それとも土曜日だからなのか・・・予約しておいて良かった。

外に面した場所は音楽がちょっとうるさかったのでお店の奥の席にしてもらいました。前菜としてサービスのブロシェッタが出てきました。どっちも美味しかった!

アランチー二とビーフカルパッチョ。

そして私はトリフのパスタ。お店の名前にトリフが付いているせいか、トリフを使ったメニューが数個ありました。あ~いい匂い!

主人はゴルゴンゾーラチーズがかかったハンバーグ!トリフパスタに夢中だった私は味見しなかったけど、美味しそうでしたよ。

もう、どの料理も最高に美味しくて、さすがアテネ、レストランの質が高い!他の都市だとギリシャ料理のレストランしかなくて、余りバラエティーがないんですよね。だからアテネ滞在中はあえてギリシャ料理以外を楽しむことにしていました。

ということで、もう何回来たか覚えていないぐらいのアテネですが、まだまだ知らない「奥の細道」的な場所を発見してすごく面白かったです。アテネはエアB&Bや小規模のブティックホテルが充実していて、街の中心地に点在しているので、アテネに旅行される際は、是非、エアB&Bを手配することをお勧めです。ホテルだと、ちょっと中心地から離れるので(観光バスとかで来る団体客用だからね。)観光するのに交通機関が必要になったりします。私達が滞在したエリアは「モネストラキ」という地下鉄の駅にも近く、そこから別の場所に電車で移動するのも簡単。空港からもたしか乗り換えなしで来れた路線だったはずです。なので夕食に出かける途中、何十人というスーツケースをごろごろしている観光客にすれ違いました。そういう場所への宿泊予約はどうしているかって?まずはグーグルマップで泊まりたいエリアを表示して、そこの近くのホテルっていう風に検索すると一泊料金が表示されるのです。そこから気に入った場所を絞ります。それから予約サイトに連携しているので簡単に個人で予約できますよ。英語が大丈夫ならエアB&Bはオーナーさんと直接メッセージのやり取りができるので、事前にいろいろ聞けて便利です。

ということで、今日3日は、デルフィー遺跡がある山岳地帯の街で一泊しながらプレヴェザに帰ります。デルフィー遺跡も行ったことがあるので観光はしませんが周辺の小さ街?村?が楽しみ。


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