2024年3月14日木曜日

セールがついて船体もピカピカー業界シークレットを教えてもらいました

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!






メイン、ジェノア共にセールが戻ってきました。レイジージャックもちょっぴりアップグレード。さらにハル磨きをしたのですが、隣のキャタマランで仕事をしている業者さんからプロの裏技を教えてもらい、ピッカピカになったSATOMI号です。


3月12日(火):この日は天気予報では一日雷雨とかの悪天候の予報だったのですが、朝起きたら晴天でした。悪天候だと思っていたので、この日は買い出しや銀行に行ったりすることにしていたので、作業はお休みにする予定にしていました。で、いったん休みにしようと思うと気がのらないので、朝ごはんの後はYou Tubeでスターリンクの事をお勉強。今年中にスターリンクを設置しようと思っているので、最新バージョンについてリサーチ開始です。私には専門的な事は??な事ばかりでしたが、主人はちゃんと理解していたのでおまかせです。(ま、メカニカルな事はいつも主人にお任せですけどね。)d
陸地で使っている人だけでなく、ヨットに付けている人のYou Tubeも今後調べていきます。

さて、お昼ちょっと前にSATOMI号を出て、プレヴェザの街に向かいました。銀行に行く用事があったので。ATMではなく窓口に行く必要があったのですが、混雑していなかったのですぐに終了。その後久々に港沿いのレストランでランチ。主人がお魚が食べたいと言い出したのです。

悪天候はどこへやら、主人なんか半袖!

まずは前菜のズッキーニボール。ズッキーニのコロッケのようなもの。これ大好き。これが食べられる日も残りわずかなだなぁ。出発したらとりあえず数日はプレヴェザのタウンハーバーに滞在する予定ですが、その後はコーフ島に向けて移動し続け、そこからイタリアに向かうので、4月には確実にイタリアにいると思います。

グリークサラダ。今のうちに食べておこう!

そして、この真鯛のグリルが最高なのだ。ギリシャ人は本当に魚の焼き方をよく知っています。シンプルな塩味とスパイスにレモン・・・これで十分なんですよね。

このレストランは何回も来たことがあります。

駐車場に向かう途中、プレヴェザマリーナにスプレッダーが5つもある大型セーリングヨットを見ました!すごいなぁ70フィートぐらいあったりして!でもこんなにでかいとクルーがいないと操船は無理ですな。
結局この日は、午後からは私は何もせず、だらだら休憩していました。主人は細々とした作業をしてたみたいだけど、午後からは急に気温が下がってきてお天気が崩れ始めたので、早めに作業終了でした。

3月13日(水):曇りの予報でしたが、朝食中に晴れ間が出てきたのでお洗濯をすることに。マリーナのランドリーに行っている間に、Way Pointさんが来ていてセールを設置してくれていました。3人がかりで手際よく作業をしてくれます。

Way Poiintさんにセールを設置してもらうのは、もうこれで4回目なのでスタッフも顔見知りなんですが、今回は一人は新人さんみたいで20代そこそこぐらいの若い人でした。

セール以外にも、メインシートを新調したので、新しいのがつきました!これで主なシート、ハリヤード関係は私達がSATOMI号を買ってから全て買い替えたことになります。


本当に手際がよくてあっという間にメインセールがつきました。

丁度洗濯が終わり、干しに行っている間に作業が終了していました。ジェノアも巻き付けらました。

ジェノアシートは昨年変えたばかりなので、まだ同様です。

レイジーバッグですが、これ以前のメインセールの時のものをそのまま利用していました。新しいセールに変えてからサイズが違うので、後ろの方がいつもはみ出ていたんですよね。それでレイジーバッグへの収まりが悪くて不便だったので、今回新しく継ぎ足してもらったのです。

他にも白いテープみたいな部分、痛んでいたので修理強化していもらいました。レイジージャックも洗ってくれたので、すごくきれいになりました。

メインセールもレイジーバッグに収まって設置完了

これこれ、メインの新しいシート。黒字ですが白い織模様があるのでグレーに見えますね。

ドッジャー内もすっきり。ライン、シートをきれいにまとめておいてくれました。

さあこれでやっとセーリングヨットらしくなったねぇ。

水曜日も一日中曇りがちで夕方雨の予報だったのですが、一日中お天気がよくて洗濯ものがよくかわきました。セールがついて俄然やる気が出てきた主人、ハルを磨き始めました。お隣のキャタマランのハル磨きやアンティファウルをやってる業者さんが、独立前はマリーナの技術部門にいた人で、2020年に最初に私達が来た時のことを覚えていてくれたんですね。で、作業の合間にいろいろおしゃべりするんですが、主人が船体を磨くという話をしたら、簡単にぴかぴかになる業界シークレットを教えてくれたんです。それは、ポリシャーに台所洗剤の(日本だとジフと呼ばれていると思います。)をちょっぴり混ぜて洗う、というもの。これ実をいうと私は前から時々コックピット内の白い部分の洗浄に使っていました。船内のキッチンやバスルーム内の白い部分もこれが本当によくきくんですよね。でも濃紺の船体には使っていいとは思いませんでした。

で、主人が試してみたところ・・・まずは水で薄めたCifとポリシャーをバケツにいれてスポンジで軽く船体を洗います。

白っぽく曇った感じになるのですが、その上から丸いパフを付けたポリシャーマシンで拭いていくと・・・・

わお~!!あっという間にピッカピカになった!シルバーのラインの部分が結構汚れていましたが、すっかりそこもきれいになりました。汚れが落ちただけでなくポリシャー液で光沢も出ています。

最初はすごく汚れが目立つ部分だけ、と思っていた主人ですが、仕上がりの凄さと簡単さで全体的に磨くことに。

その間私は、コッパーコーティングの塗り足しをした部分を簡単にサンディングしておきました。粗目のスポンジで擦るだけなので、あまり力はいりません。他にもテカテカツルツル
している部分(コッパーが表面化していないとそうなる。)を軽くこすっておきました。コッパーコーティングしているので、大掛かりなアンティファウルはもうこの先何年も不要なんですが、時々軽くこすってコッパーを表面化させておかないと威力が落ちるのです。

本当に簡単にきれいになるので、すいすい作業が進みました。52フィートのSATOMI号は磨く範囲が大きいのですが、磨きマシンのお陰もあって、ランチ休憩を挟んで反対側まで半日もかからずに仕上がりましたよ。


スターンもピッカピカだ~!スターンは何回も傷がついた後を修理しているので、枠になってる部分は後から塗り直しています。スプレーペイントで塗らなかったので、もともとのペイント部分と比べると光沢がないのですが、それでもポリシャーのお陰でつやが出ました。さらに、SATOMI Sydenyのスティッカーが貼ってある部分はオリジナル塗装のまま。日にさらされて濃紺が濁ってきた感じがしていたのですが、ポリッシャーと洗浄のおかげで、元にのツヤが戻ってきました。

私達は、おそらく他のオーナーさん達ほど船をピカピカに保つ気が少ないと思うんですけどね。だって、使っているうちに傷はつくものだし、汚れることを心配していたら長期間海に出っぱなしとかできなくなくなってしまいます。なので、ハードスタンドの周りにいる他のヨットほど気を使って「見かけ」のメンテナンスはしておりません。それでもステンレス磨きは私が毎年少しづつ担当していて、いろいろ磨き液のコンビネーションを試すうちに最適な組み合わせを見つけました。昨年末出発前にそれですべて磨いておいたので、帰ってきた今もサビがなくピッカピカのままでした。今回船体を簡単に磨く方法もわかったので、これから時々やっておこうかな。簡単で効果があるっていうのが、さすが業界のシークレットだ。

とういことで、14日の今日は海上に戻す準備最終日です。明日15日はクレーンのお迎えが3時なので、午前中は余裕があります。残っている作業はほとんどないので、今日中に出発準備は完了するはず!?

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