皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
月曜日の午後から陸路の観光旅行をスタートさせようと思ったのですが、火曜日26日が強風ストームの予報になっていたので、マリーナから「船内にいて様子を見て欲しい。」と言われました。一番外のポンツーンにいることもあり、火曜日一杯までは出かけないことに。グーグルマップのおかげで、幸い安いレンタカーも見つけコインランドリーにも行けたので、25日はそれなりに有意義な一日でした。
車で10分ほどの場所にお値打ちで最新マシーンを備えたコインランドリー発見!
3月25日(月):前夜からマリーナ内のウネリが少し和らいでいて、横揺れもほとんど気にならなくなってきました。でもこの時点で火曜日26日から水曜日27日の午前中まで最低20ノットの強風に直撃されるので、船内に滞在するのは不快かな、と思いレンタカーで内陸観光をしてホテル泊をしようと思いました。朝マリーナ事務所に延泊することを伝えに行ったのですが、主人がその時「強風になるみたいだけど、時々船の様子を見てくれますか?」と聞いたら「できれば船内に残って欲しい。」と言われたそうです。入港した時に係留を手伝ってくれたマリネロは明るくていい人たちでしたが、湾内の満潮や干潮時間の事、水深もはっきりとは把握していなかったので、若干不安が残っていたんですよね。やはり自分の船は自分で守ることにして、取り合えず火曜日までは遠出をしないことにしました。それでも週の半ばからは周辺の街に出かけたいので、マリーナは日曜日31日まで延長しました。何と言っても一泊33ユーロで、電気水は使いたい放題というのはお値打ち。
で、マリーナから近くのレンタカー屋さんは一日45ユーロと比較的高め。(もしかしたらこれが相場かもしれませんが、ギリシャで一日20ユーロ以下のレンタカーを使っていたのでねぇ。)もっと安いディーラーもあるんですが、そこに行くにはバスで1時間半もかかるのだ!しかも一日4便しかない。オフィスが午後1時半から2時ぐらいから夕方までお休みになるので、それを避けていくには、すでに夕方6時ぐらいかラ出かけるしかなかったのです。で、レンタカーを手配するのはいったんこの日はあきらめかけていたのですが、コインランドリーを探している時に、車で10分ほどのGagliano Del Capoという場所にあることがわかり、そこまでは電車で10分ぐらいで行けることがわかりました。電車の駅まで徒歩20分ぐらいかかりますけどね。それでも30分ぐらいで行けるなら、車がなくてもなんとかお洗濯には行けそう、と思っていたんです。そしたらその電車の路線近くに、レンタカー屋さんが2軒あることがわかりました。で何気にお店のレビューを読んでみたら、両方ともいい感じ。でも1軒は「地元の親戚にこの店を進められた。すごく満足のサービスで返す時はオフィスまで返しに来なくてよくて、そこに置いたままにしておいたら引き取りに来くれた。」というのを発見!マリーナまでは車で10分ほどだったので、もしかしたら車を運んできてくれるのでは?と思い、主人に伝えました。早速主人が電話をかけるとチャットアプリで連絡してくれ、とのこと。英語があまり得意じゃないみたい。そう、イタリア人はギリシャ人より英語が話せる人が少ないのです。で、アプリできいたら、車は運んできてくれて返却時もマリーナに乗り捨てていってOKとのこと。お値段も一日33ユーロということで、マリーナ近くの場所より10ユーロも安い!しかも連絡してから40分ほどで持ってきてくれるとのこと。ラッキー!これでいつでも動ける。火曜日26日が一番強風なのでどこにも出かけられませんが、水曜日は午後から夜にかけてどんどん風が弱まっていきます。なので急遽ドライブ旅行をスタートすることも可能になりました。本当にグーグルマップさまさまです。行き方を確認するだけではなく、最近は宿泊もグーグルマップから検索して直結の予約サイトから手配しております。これがなければ生きていけない!そのためにはネットが通じることが必須なのですが、ギリシャで月契約しているVodaphoneが実はイタリアでも使用できているんですよ。EUならどこでも同じ契約だから大丈夫って聞いてたけど、半信半疑でした。普通に切り替わったのではなく、ローミングにしているんですが、イタリアに入った途端にVodaphoneギリシャからメッセージあり「ローミングにしても別料金はかかりません。ギリシャに居るのと同じように楽しんでください。」だって!で早速ローミングにして何不自由なく使えております。
レンタカーが届く前にスターンラインを2重にしたりスプリンガーを付けたりして強風対策をしました。
レンタカーが来たので、早速お洗濯に出かけました。Gagliano Del Campoの街は本当に10分ちょっと。きっとここがこの辺りの普通の住宅街&街なんだと思います。途中大き目スーパーもあったし。コインランドリーは住宅地のど真ん中にありましたが、大通りから看板が出ていたのですぐわかりました。16キロの大型マシーンもあったので、一台でOkだった。8ユーロなのでお値打ちです。洗剤も自動で投入だし両替機もあったし、言語を英語に変えられる説明画面もありすごく便利でした。ギリシャではこういう最新マシンは大都会以外は稀です。レフカスにもありましたが、両替機が使えなくて、ランドリーにいるおばさんに両替してもらってた。30分でお洗濯できちゃいます。
コーヒーやスナックの自販機もあったし、室内がチリ1つ落ちてなくてすごく清潔でした。洗濯物を取り出す時のために大型バケツも常備されていました。
時刻は午後1時10分ほど。ということは1時40分ぐらいに終了なので、それまで徒歩で街の中心に行ってみることに。お腹もすいてたし。
曇りがちでちょっと肌寒い感じでした。これは桜かな?
ペイストリーと缶のレモンティーでランチ。売店ランチって感じ。
丁度いい時間になったのでランドリーに戻ります。本当にシーンとしてますね。
街の中心には教会があるっていうのはギリシャと同じかも。
トラクターが通過。
移民してきた人たちの苦労をたたえた像でした。
ランチを食べてに行っている間に洗濯は丁度終わったところ。乾燥機は8分間1ユーロでした。手早く乾くように3台のマシーンに分けてスタート。まず16分間やって、その後湿っぽかったものだけ集めて再度2分追加。10ユーロもかからないで乾燥できたのでありがたかった。これも最新マシンだからかな。しかも仕上がりがとっても柔らかくいい匂いがしているんです。マシンから自動で洗剤や柔軟剤が投入される場合、ギリシャの時はあまりちゃんと柔軟剤とかが効いてなかった感じのマシンが多かったのですが、ここのはバッチリだった。
この車を借りました。年季がはいってるけどフィアットです。
船に戻ったのは午後3時ぐらいでしたが、気温が数日前比べて下がっているせいか、眠くてけだるい感じがしてました。あ、そうか、二日酔いかも。前日赤ワインが美味しかったから二人でボトルを開けてしまったし、その前に食前酒でプロセッコも飲んでたもんねぇ。
ディナータイムまでお昼寝したり、はまっているフォーミュラ1物語をネットフリックスで観たりしてまったりすごしました。
7時ちょっと前にディナーに出かけました。今晩は単純にパスタが食べたいと思ったので、ピザのお店をのぞいてみたら、ミートボールのパスタがありました。主人が探していたもの!
陽気なルイージおじさんが迎えてくれました。メニューにはミートボースソースはスパゲッティではなく丸っこいニョッキみたいなものだったのですが、スパゲッティにできますか?と聞いたら「勿論!」で、ここに決めました。
主人はミートボール。これが食べたかったんだ!と大満足の主人。毎日でも食べたいそうです。
不思議なことに、この日は初日よりも風が強いおかげなのか、ウネリによる横揺れがほとんどない夜でした。
3月26日(火):明け方から強い風が吹いているのが音でわかりました。それでも船が揺れることはあまりなく、とっても快適。風がポート側、つまりマリーナの奥の方から吹いているので、湾内に入っているウネリが風の影響でバランスが取れているのだと思います。
朝からどんよりとした天気。まだまだ風は強くなります。
お隣の船は長らく係留されっぱなしな洋で、海面ラインにはいろいろ生えております。かなり斜めになっていますが、バウは4つもモーリンラインに繋がれているのでこちらに流れてくることはなさそう。
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