2024年4月9日火曜日

動画:シシリア島世界遺産の街の一つエトナ山の溶岩でできた街カターニアCatania

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





カターニアは、イタリア共和国のシチリア島東部にある都市で、その周辺地域を含む人口約30万人の基礎自治体。カターニア県の県都である。 イオニア海に面した都市で、北方にはエトナ山が聳える。シチリア島ではパレルモに次いで2番目に大きな都市である。

クロっぽい建物はエトナ山からの溶岩を利用しているってことだけど本当かな。確かに黒っぽい建物が開結構あるんですよね。

4月7日の午後1時半ごろに到着したCataniaの街、係留してすぐにランチをしに街に向かいました。マリーナのスタッフの方が進めてくれたトラットリアが偶然にも、私が事前にグーグルで調べていて行きたいと思っていた場所だったので、これは間違いない!地元の人のお墨付きです。

おおっと突然現れた、ものすごい美しい建物。この感じからすると教会だと思うんですが、後でグーグルで調べてもこの位置には特に観光名所となっている建物は表示されていないんですよね。これでもここでは普通の教会なのかな?

普通の建物らしきものも、なんか装飾がすごくてきょろきょろしちゃいました。

Catania FCだって!サッカーのチーム事務所ですよね。私はサッカーに興味がないのでわからいのですが、ググってみたら、以前元日本代表の森本貴幸という選手が所属していたそうで、サッカー好きの方ならピンとくるチームみたいですね。

その建物の向かい側にはこんなおしゃれな小道がありました。下には何軒かレストランが並んでいます。お勧めレストランはこのあたりのよう。

道の突当りに、ちょっと怪しげなエキゾチックラウンジバーなんてのがあった。芸子さんの絵の看板があるし漢字も書いてありますね。グーグルにはこの店載っていないのだ。

その角を左にまがったところが、Traottoria U Fucularuでした。このレストランにたどり着く前にあったレストランからは英語が結構聞こえてきたので、海外からの観光客がチラホラいるんだな、という印象でしたが、このレストランのお客さん達は皆さんイタリア人のよう。
でも若いウェイトレスさんは英語を少し話せたし、メニューはオンラインのもので英語にも変えることができたので、全く問題なし。さすが有名観光地ですね。

アティンパスタ。ナスとかアーティチョークなどお野菜が中心ですが、どの料理もとっても美味しくて、量的にも二人で前菜としてシェアするにのぴったり。一人だったらこれとパンで十分です。

相変わらずアサリのパスタにはまっている私。お肉派の主人が選んだのはお肉ロール。何種類かあったのですが、私も同じのを選んでいたのだ。一見コロッケみたいですが、違います。二人でシェアしましたが、もうお腹いっぱい。ハウスワインのハーフリットルとビールを含めて全部でたったの50ユーロ。これまでで、一番安いディナーでした!でもクオリティーは抜群。ここに来るまでのセーリングが物凄い快走で取ってもいい気分だったのですが、美味しくてお値打ちなランチで、さらに気分が上がりましたよ。(赤ワインのせいかも?)

その後、主人がデザートにジェラートを食べるぞ、と言ったのでググールで検索して歩いていきました。腹ごなしも必要だったしね。

すると、突然こんなに素敵な広場にで出てきたんです。途端に人の数も増えていた。

あまりに綺麗すぎて、動画をとり始めました。

この広場を中心に港の方角に進んだところから、一直線がメインの通りみたいで、その周辺に観光スポットが並んでいたんですよね。そうとは知らず、なんとなくさまよってたどり着いたのです。


正面にはエトナ山がちょっぴり見えていました。

お店のウィンドにはあまりでかでかと商品が並んでいないので、通り過ぎてやっとデパートらしきものだというのに気が付ました。グランドフロアーにはシャネルやランコムといった有名化粧品が並んでいたので、デパートだってわかったのです。ちょっとはいってみた。



婦人服売り場にはおしゃれな洋服が沢山並んでいました。さすがイタリア!

フロア面積はそれほど大きくないのですが、並んでいる商品がどれもすごく素敵で、興味しんしん。インテリアの階に来たら、もう欲しいものだらけでこまりました。こんなおしゃれなクッション、SATOMI号のラウンジにならべてみたいものだ。

キッチン用品のコーナーにはお箸も売っていたよ。ボールもありましたが、イスタンブールラインと書いてあるのでトルコ風デザインってことですね。こういうのトルコで沢山みましたから。でもなぜにそこにお箸?!


紅茶がはいった缶かん。缶かんだけ欲しい。

で、カトラリー(スプーン、ナイフ、フォークのこと)のコーナーで持つ部分が赤いとっても可愛いセットを発見。今SATOMI号で使っているのは前のオーナーが残していったもので、ブルーが中心ですが、全部おそろいじゃないんですよね。で、どうしてもこれが欲しくなって・・・しかもセールで半額になっていたので買っちゃいました。ついでに芳香剤というかお部屋のスプレーもゲット。レッチェで泊まったホテルのお部屋に似た香りの芳香剤があって、すごく気に入っていってたんですよ。

デパートを出て次に目についたのは、アート&クラフトマーケット。ここもグーグルで見つけて行ってみたいと思っていたんだ!結構遠いと思ってたんですけど(実際すでに30分ぐらい歩いてます。)建物やお店を見ていたら全然気にならなかった。動画内でもここに来た様子が含まれています。

だいたい50メートルぐらいの長さかな。
ここが突当り。

出入り口近くに階段があってそちらにもお店があったので覗いてみた。


ここも面白いお店がありました。ハンドメイド作品のマーケットのよう。

特に気になったのがこの革細工の店。ポニーテールにした時に付ける髪飾りがあって、それが気になったんですよね。1個10ユーロって言われたので、あ、買おうと思ったら主人が「2個だったら15ユーロになる?」って言ってくれたんですよ。そしたらすんなりOKになりました。で、同じものの色違いを2個ゲット!


その後メインストリートに戻り、エトナさんの見える方角に進んでいきました。


有名なステシ―コロ広場
Piazza Stesicoroにたどり着きましたよ。


なぜ有名かというと、その広場のすぐ下には・・・

Roman Amphitheater of Catania 古代ローマ野外劇場跡があるのです。発掘現場ですね。



そこに街の観光名所を示した看板がありました。
野外劇場跡の隣の建物はホテルなのかな?とにかくどの建物も荘厳なので、どれが観光名所なのかわからない。どれもすごい。

この通り日曜日だから歩行者天国になっているみたい。多分普段はかなりな車の交通量だと思われます。


クロっぽい建物が本当にあちこちにあります。

さっきみたのとはまた別の素晴らしい装飾の教会がありました。

さらにその奥にはまた広場が。


これが実はカターニアの目玉の教会だったのです。カターニアってバロック様式の建物が沢山あるので、街並み自体が世界遺産だそうで、特にこのカターニア大聖堂はその中でも代表的な建物。

教会の周囲の建物が全てすごいですけど。

Fountain of the Elephantエレファントの噴水も有名です。大聖堂のほぼ目の前にあります。


中に入ってみました。どの様子は動画内でもご覧いただけますよ。


とにかく、壁や天井に描かれたフレスコ画が見事な事って言ったら!




これはパイプオルガンだと思う。きっとうっとりするような素晴らしい音響でしょうね。

あっち側にはエトナ山が見えて、とにかくこの通り沿いの建物すべてが絵になる。

その広場の出口みたいな扉みたいなものがあったので、そちら側に行ってみることに。方角的には港に帰る方向です。

道を渡ると何やらマーケットらしきものがあるじゃないですか!

ここも後でわかったのですが、日曜日しかやっていないマーケットだったのです。ラッキー!工芸品みたいなものや、アートな感じの作品のお店でした。
手作り石鹸みたいなお店もありました。

このアーチになっている橋みたいなのは、上が電車の線路なのです。港の近くに大きな電車の駅があるんですよね。だからこれ伝いに歩いていくと港に戻れるのだ。


その奥には大きなバスターミナルもあった。


ランチを食べに2時ちょっと前に出かけたのに、あっという間にすでに夕方5時になっていました。

SATOMI号の隣にも船がはいっていたみたいで、ブルーのヨットが3隻ならんでた。SATOMI号は一番右のブルーの船です。

ちょっとランチをするためだけに出かけていたのですが、フラフラ歩いてるうちに観光スポットをほぼ網羅してしまっていました。日曜日の歩行者天国の雰囲気も味わえたので、すごくラッキーでした。

4月8日(月):一日だけの滞在のつもりでしたが、カターニアが気に入ったので、もう1泊することにしました。前日張り切りすぎて中身の濃い一日だったし、次のSiracusaでは港内でアンカリングして数日滞在することにしたのです。
当初島の北の方にある小さな港街のお値打ちマリーナがある場所まで一気にいって、そこに数日滞在してレンタカーでシラク―サまで戻って観光!と思っていたのですが、天候のタイミング的に、シラク―サで天気待ちをして、いっきにマルタまで行くかも?という案も出てきました。それもあって、ちょっと減ってきた野菜と買い出しにいくことに。朝ごはんは主人が徒歩10分ぐらいのベーカリーでペイストリーを買ってきてくれました。牛乳も切れていたんですよねぇ。ふわふわパンに焼いたトマトとチーズがとろけて美味しかった!

午前中はゆっくりしていて、お昼ちょっと前からやっと動き出しました。おなじみLidlまでは1キロちょっと。最初大きい方のLidlに行こうと思っていたんですが、徒歩では無理な距離でタクシーで行こうと思ったら、行先を告げたら断られたんです。確かに街中タクシーを見たことがなくて、おそらくみんな空港からホテルの往復しかしたくないんだと、あとでわかりました。で歩いて行ける距離にもLidlがあることがわかり、散歩と運動を兼ねてバックパックをしょっていくことに。

途中またもしてもこんな素晴らしい建物に遭遇。これも有名どころのマッシモ・ベリーニ劇場です。


観光名所通りとは違う、普通のエリアを歩いていきました。これが普通の住宅アパートなんでしょうね。こういうのが何軒もありました。

今日も煙が出ています。

Lidlは見つかったのですが、その通りの向かいに何やらマーケットがあるではないか!

カターニアフリーマーケットでした。偽ブランドのバッグや帽子のお店が何軒もありました。

食料品は売っていないみたいで、洋服、靴、日用雑貨が中心のようでした。


アクセサリーとかも沢山売ってましたけど、特に欲しいものはなかったので、眺めておしまい。その付近にあったカフェテリアで軽くまずランチ。

その後Lidlに戻りお買い物。Lidlはイタリアで初めて見つけたお店で、オーストラリアにいた時よく利用していたドイツ系スーパーのAldiにそっくりなので、すごく親しみがあるのです。それもそのはず、Lidlも同じドイツ系のスーパーなのだ。

必要最低限のモノだけにしました。トローリーが大活躍。バックパックには軽めのものをつめているので、主人一人で全部荷物を運べましたよ。この日の大収穫はかねてよりLidlでの目玉、シンクパックになったビーフステーキ肉を見つけたこと。買い込んだので、当分アンカリングで上陸しなくてもディナーには困りません!生パスタも買ったしねぇ。

買い物からの帰り、ちょっと遠回りして、行にちらっとみかけた劇場を見に行きました。この地で生まれたマッシモ・ベリーニという作曲家にちなんで名づけられたオペラハウスだそうです。劇場前に噴水があるのですが、夜になるとライトアップされてきっとすごくきれいだと思います。

カターニアの観光スポットとしては、あと古城があるんですが、ちょっと距離があるので諦め。お城は沢山見てるからね。でもこの劇場を見れたのでほぼポイントは全て押さえられました。

カターニアの街は十分堪能できたので、心置きなく9日火曜日に出発できます。シラク―サまでは30マイルほどなので、風向き的に大きくタックする必要があるかもしれませんが、距離に余裕があるのでずっとセール走行できるといいな、と思います。

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