2024年4月1日月曜日

南イタリアドライブ旅二日目は海辺の古い街ーOtranto

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!






ドライブ旅行2日目はアドリア海側の海岸線を南に下り、オトラントの街に向かいます。イタリア半島最東端の街で、ヨーロッパでは人気の避暑地だそうです。マリーナの人にお勧めされたので行ってみました。

3月29日(金):次の目的地は車で一時間ほどなので、朝の出発はゆっくりです。まずは朝風呂に入った!ゆっくりしてからお腹が空いてきたのでチェックアウトしてブランチに出かけたのは11時ちょっと前。

お宿を出て直ぐの所にあった教会。すごい有名どころではないようですが、十分豪華です。


近くのカフェでブランチ。生ハムのイタリアンサンドイッチ。ボリュームがあって朝食兼昼食として十分でした。



カフェにいたおしゃれなおじさま。ジャケットにジーンズでこれまたおしゃれなスクーターでいらしゃったみたい。

食事後ナポリ門に別れを告げてレッチェの街を離れました。

途中、この辺りで一番大きな青空マーケットがあるので、いってみることに。午後1時半で終了になるので、着いた時にはあと1時間ぐらいしかなく、すでに閉店準備をしているお店もありました。中古品以外にも新品を売っているお店も沢山あり、お値段的にもお値打ちでした。ここで新品の枕を一個3ユーロでゲット!枕カバーも3ユーロで二つ買ったのですが、後で気が付いたら一袋に2個入っていたので1個あたり1.5ユーロでゲットしたことになる!格安です。しかも枕はこれまで使っていたものよりもうんと調子がいいのです。


その後、普通のショッピングセンターにも行ってみました。大きなスーパーで主人はコーヒーメーカーを買いました。今まで使っていたのは、前のオーナーが置いていったもので、そろそろ壊れてきていたそうです。私はノンスティックフライパンの小さいサイズをゲット。前のがそろそろくっつき始めて・・・たしかアルバニアにいる時に買ったものだったと思いますが、かなり安かったから寿命も速かったかも。

プロセッコも買いました。

魚介コーナーも日本のスーパーみたいで種類も多かったし、ここはマリネされた魚介がパックで売ってるコーナー。いいなぁ~イタリア、こいうのを買えば手軽にシーフードパスタとか作れるじゃん!ギリシャではアテネの大型スーパーでもこういうのは売ってません。



スーパーを出て、オトラントに向かいます。海岸線をドライブでこんなきれいな場所があったので、ちょっと車を止めてみました。オトラントは海がきれいで有名な場所だそうです。この辺りには洞窟も沢山あるので夏場は観光船が沢山出ているでしょうね。


午後3時、オトラントの街の中心にある古城に着きました。

オトラント城がこの街の目玉。1067年に侵略者に破壊された、ってことなのでその前からあったってことですね。オトラントはアドリア海を挟んでお向かいがアルバニアのブローレなんですよね。反対側とはアドリア海で一番短い距離なので、オスマントルコ帝国からの侵略を受けやすかったと思います。1480年にオトラントの戦いでオスマントルコに征服されたそうです。そこからイタリア全土を占領しようと企てていたオスマントルコですが、スルタンが急死したので、オスマントルコ軍が撤退したそうです。ちなみにアルバニアとオトラントの間は、オトラント海峡と呼ばれているそうです。


何回も再建築されたお城。
これより奥は入場料が必要だったので、やめておきました。古城はギリシャに居る時に、十分堪能していますから。






城壁づたいに歩いてみました。

この壁で街を守っていたのですね。


お、港に出たよ。

セルフィー撮っていた若者がいたので、真似してみた。



オトラントのマリーナ、浅そうだなぁ。2メートルキールのSATOMI号では入れなさそう。

あそこが入り口ですが、右にすぐ回った辺りは泊地になっています。海が本当にきれいで海水浴場としてヨーロッパでも有名なんだそうです。




ぐるりとゆっくり古城の辺りを散歩してからお宿に向かいました。古城まで徒歩5分以内の場所で、周辺に路上パーキングが沢山ありました。ラッキーなことに3月中は駐車料金無料だった!
とっても雰囲気のあるブティックホテル。ここでもオーナーさんとはグーグル翻訳で会話。奥に見える中庭で明日朝食をとります。チェックインもそこでやった!

2階がオーナーさんの住居だと思います。

お部屋は古い作りですが、小奇麗でした。

予約していた部屋は修理中だったので、大きい部屋を同じ料金で手配してくださいました。まだ観光シーズンではないので、静かなのでつまらないと思ったのかオーナーさんは「いつもはもっと賑やかなんですけど、お宅ともう一組しか泊まっていません。」とすまなさそうでした。でも私たちが「だからいいんですよ。」と言ったら嬉しそうでした。

ちょっと休憩してから夕食がてら暗くなりかけた街を再び散歩。



おしゃれなお店が数軒ありました。ごちゃごちゃしているより、ポツンポツンとお店がある方が発見した時の楽しみがあります。

この間2つもイアリング買ったばかりだったから我慢我慢。

海辺にロックプールみたいなのがありました。夏はここ人気の場所らしい。

お城の反対側の外側広場に銅像がたっていました。


こちら側はちょっとモダンな街並み。カフェとかレストランも数軒あるみたいですが、せっかくなら古城付近のレストランで食べたいな。

ということで、また城塞の中に戻ります。



この街一番の見どころオトラント大聖堂。美しいモザイクの床が有名だそうですが、行った時はそれを知らなかったんですよね。中は写真撮影禁止になっていました。中が結構広くて、奥の方に新しい感じの部屋が広がっていました。

そこでは実際にお祈りをしている女性のグループがいました。ここには撮影禁止の看板がなかったので、端っこから天井の美しい模様だけ写真を取っておきました。

教会を出てまた路地をぶらぶらしていたら、「ローカルオレンジワイン」という看板が目に入った。

中はカウンターがあって、ビールとかいろいろワインもグラスで取り揃えているよう。ペイストリーが沢山並んでいたのでカフェなのかな。おつまみ系料理もありましたけど。


とりあえずオレンジワインをオーダーしておくのガーデンに行きました。


わあ素敵。音楽も流れていてすごくいい感じでした。


食前酒のオレンジワイン。オレンジっぽい感じはそれほど強くなかったのですが、確かに葡萄とは違う風味。軽い感じですごく飲みやすかったです。色がオレンジがかった黄色でとってもきれい。

飲み終わったころには丁度いい感じに暗くなってきました。ライトアップされた街も素敵だなぁ。オレンジワインのお店の人に美味しいお肉のレストランを教えてもらいました。ずっとシーフードだったので、お肉が食べたくなってました。




このお店がお肉料理専門店。

見せの中にお肉屋さんみたいなショーケースがあった。これは期待できますね。実はオトラントの地元名物は「馬肉」なんですよ。でもさすがに馬は気が引けて…ビーフにしました。スコッチフィレがあるとのことでそれをオーダー。

ハウスワインの赤ですが、これがもう美味しくて。お肉に合うのをそろえてるのかな。イタリアに来てから、レストランのハウスワインがどこも本当に美味しいです。

食前のカナッペ。

みてこれ!がっつり骨付き。

ちゃんとミディアムレアになってました。柔らかくて、本当に久しぶりに美味しいお肉を食べました。オーストラリアでもこんなに美味しいお肉ってあまりお目にかかりません。

デザートはティラミス。うんこれも美味しかったなぁ。

お腹いっぱい美味しいお肉を堪能して、お宿に戻りほろ酔い気分で気持ちよく熟睡しました。

3月30日(土):朝は8時過ぎに朝食。中庭に既に準備されていました。

宿泊客が少ないので、いつもならコンティネンタルブレックファーストですが、今回はイタリアン風です、と言われていましたが、十分でした。

美味しそうなパン、クロワッサン、ハムにサラミにチーズ。もう言うことなし。ヨーグルトもありました。オーナーさんが入れてくれたカプチーノが美味しくて、主人はおかわりしてました。ちゃんと紅茶もあったので、私も大満足。

これがお宿の入り口。どこも入り口は質素な感じですが、奥が広いんですよね。


レウッカまでは車で1時間ちょっとの距離ですが、行の道とは違う海岸線沿いの古い道をドライブして帰ろうと思います。お昼ぐらいにレンタカーを返すんですが、これから数日また強風が戻ってきているので、出発を延期することにしました。帰り道にレンタカー屋さんによって直接延長手続きをする予定。最初は月曜日に出ようかなって思っていたら、波がまだまだ高そうだったので、火曜日の早朝に延期しました。天気もそうですが、レンタカー屋さんで月曜日はイースターのお祭りで10時頃からレウッカの街が通行止めになるって聞いたので、せっかくならお祭りを見てからにしようっていうのもあったのだ。

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