皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
母の日の12日、Lipariの街のアンカレッジを離れ10マイルちょっと先にある無人島に移動しました。最初に行こうと思っていた場所は、泊地アプリに乗っていた場所は浅すぎて岩もゴロゴロで不安な場所だったので、次の島に目的地を変更。でもすぐお迎えっていう感じなんであっという間に着きましたけどね。海底が岩場が多く、水深もかなりあるんですが風がほとんどないのでアンカーが効いてなくても大丈夫でしょう!?
無人島のBasiluzzo
5月12日(日):オーストラリアと日本のそれぞれの母に、母の日のメッセージ電話を終えてからLipariを出発。まだ10時ちょっと過ぎですが、前夜にいたもう1隻のヨットはすでに出発していました。右隣りのはシシリー島辺りから時々一緒になった船。彼らはまだ滞在するようです。すでに出発した船はチャーター船のようだったので限られた時間内でできるだけ沢山の場所に行きたいでしょうから、朝早くから移動したんでしょうね。
向かっている先は、画面の上の方に見える島Panarea島ではなく、その先にある点々みたいに見える場所。小さな島がちらばっていて、どれも無人島です。Lipari島で街の雰囲気は堪能したので、ちょっと自然いっぱいの場所に行ってみたかったのです。それと、それらの島にああまりいいアンカレッジはなく、海底は岩場ごつごつの場所が多いのでアンカーの効きが悪いと思うんですね。なので風がほとんどない時じゃないと不安が残るのです。だからこの日は最適!
12時ちょっと過ぎPanarea島を通過。
ここも海底は岩場が多く、所々小さい砂地があるんですがそこはすでに水深20メートル弱。あまりに深いので、海底がどうなっているかはかなりわかりにくかったです。でも取り合えず見つけた砂地にアンカリングすることに。チェーンは60メートル出しました。
いつもアンカーが効き始めるとチェーンの引っ張られ具合で、突き刺さったかどうかわかるんですが、水深が深いのでチェーンは垂直にがんがん降りていき、しばらくは引っ張られる感じがありませんでした。そのうちなんとなくチェーンが斜めになってきたのですが、それでも私的にはいつもの「テンション」がなくてアンカーが効いていないきがしたんですね。でも主人は「大丈夫。」とのこと。一応バックにふかしてみましたが、多少のチェーンが斜めに浮かんでくる感じは見えましたが、それでもいつもの「絶対OK」という感じではなかったんです。でも主人は「今日は風が最高でも5ノットだから、その程度だったらアンカーが突き刺さってなくてもアンカーの重みとチェーンの重みだけで支えられるから大丈夫だ。」とのこと。それを聴いて私も安心しました。午後1時20分、本日の航海終了。
もう1隻アンカリングしていたのは、セーリングツアーボートみたい。ブルカノ島のアンカレッジでお隣にいた船です。彼らはこの後出発していきました。
ツアーボートが出発してから、午後3時ちょっと前島の周囲を偵察に行きました。
段階絶壁!
15分ぐらいで一周しました。着いた時にあそこにいた観光船はもういないので、SATOMI号だけで、この島を独り占めだ!このアンカレッジは湾なっているわけではないので、西風以外は吹き曝しとなります。だから波がないまっ平な時でないと居心地が悪いし、アンカーがちゃんと効かない可能性もあるから、いつも来れるわけではないんですよね。このエリアからは2.3日中に離れる予定なので、このチャンスを逃したくなかった。
ディナーは、Lipari島でゲットした新しいテーブルクロスを出して。冷凍餃子とインスタント味噌汁のなんちゃって日本食。ご飯は炊きましたけどね。
水タンクを満タンにしてきたし、エンジン走行でお湯も沸いていたので、久しぶりに髪を洗いました!すっごくサッパリした。風もなくて穏やかな夜なので、このままタオルは外に出しておきます。
フェリーが通過するとその波の影響で一時的に横揺れしましたが、夜は交通がないのでとても穏やかでした。変なウネリも全くなく、2日目のLipariの泊地よりも平和でした。
アンカーアラームは一度もなりませんでした。一時的に反対側に向いたけど、ほとんど同じ位置のままだったみたい。アンカーが刺さってなくても重さだけでしっかり支えるだろうっていう主人の読みは合っていたいました。
今日はこの後、活火山の島Stromboli島に向かいます。そこで一泊してから14日のお昼ごろオーバーナイトで本土のソレルモに向かいます。
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