2024年5月1日水曜日

国際色豊かなマルタの食&大西洋横断スケジュール決定

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!




昨日30日にヴァレッタ(正式にはGziraという隣町ですけど。)のマリーナをチェックアウトして島の北西のアンカレッジに移動しております。初日はちょっとお高めハイソなレストランに行きましたが、その後の2日はマリーナ付近のお値打ちで国際色豊かな場所でエスニック料理を堪能。滞在最終日に、ちょっと前から計画していた2025年の大西洋横断のスケジュールを具体的に決定する出来事がありました。

GziraからSliemaの街までの海沿いには、カジュアル系多国籍料理のレストランが連なっていて、毎晩とても活気があります。

滞在2日目はタイ料理のお店に行きました。オーストラリアではとっても人気のタイ料理ですがこちらに戻ってきからギリシャでもイタリアでもまだお目にかかっていなかった。

まずはお決まりフィッシュケーキから。


かなり本格的スパイシーなトム・ヤム・クン。美味しかったけど辛すぎて海老以外は結構残しました。お店の人によると「タイの本場ほど辛くないよ。」と言っていたけど十分辛いじゃないか!

チキンカシューナッツ。これ一人前ですが、二人で全部シェアして十分でした。二人して飲物含めても40ユーロいかなかった。

お店の前面はバーになっていて、もう若者で一杯。食事をしたい場合は奥のテーブル席。

食後は海沿いをぐるりと散歩することに。

沢山あるレストランはほとんどがカジュアル系で、しかも国際色豊かだったり、健康志向が高いお店も。ここは植物ベースの店ってことだからヴェーガン専門?!

初日のランチを食べたトルコケバブのお店。トルコ料理のお店は数軒ありました。でもピザも出しているってのが面白いね。ちなみにマルタはイタリアではないので、イタリアンやシシリー料理のお店も、わざわざ「うちはシシリー料理店です。」とうたっていました。

こんな風に歩道を挟んでテーブルが出ているので、お店とテーブル席の狭い場所を通過します。すぐ隣で食べている人の横を通るわけです。おしゃれな屋台村的な雰囲気。

ここは健康志向のお店で、見るからにヘルシーなサラダ中心のメニュー。

シシリー料理の店

チャイニーズもありますよ。外のテーブル席はとてもにぎわってました。

観光船フェリー乗り場のレストラン。あちらはちょっとお高い。


これは地中海アジアン。フュージョン料理の店ですね。店内に「たこやき」の看板がありました。メニューにあるかどうかはチェックしなかったけど。お寿司もありました。

こんな感じでお店と外のテーブル席の間が通路。並んで歩くとすれ違えなかったりするので、片道一列通行です。



ここはハワイアン、ポケボールのお店です。でも餃子とか枝豆が前菜としてありました。

お持ち帰り専門みたいなお店で、パールティーのお店でもあります。

パールティーを買ったんですけど、メニューに「北海道ミルクティー」ってのがあって、すごく気になって主人も私もそれにしちゃった。どこが北海道なのか?普通のミルクたっぷりのミルクティーでしたが、牛乳が北海道牛乳なのかしら?!

最終日29日の月曜日は前日偵察しておいた、インド料理です。久々のインドカレーにタンドリチキンでしたが、ここは全然辛くないインド料理だった。一応野菜カレーは辛さが選べるんですが、タンドリチキンも全然スパイシーじゃないんですよね。

見た目は普通のタンドリチキン。でも辛くない。

甘口の野菜カレー。

ヨーグルトベースにキュウリとかトマト、オニオンが入っている、サラダ。インド風タズキかな?

デザートは主人だけ。あまーいシロップに浸った、丸いドーナッツみたいなもの。見るからに甘そうで私は味見もしませんでした。

さて、ヴァレッタ滞在の最終日に、今年のクルージングスケジュールを大きく決定する出来事があったのです。

2025年1月に大西洋横断するぞっていうのは、前から決めていたんですけどね。一番最初はとても有名な大西洋横断のラリーに参加しようかなって思っていたんです。でも参加費用が結構かかるのと、参加する艇の数が300ぐらいもある大軍団だということがわかってからは、主人と二人で自分達だけで行こうって思ってました。それがつい最近、シシリーのMarzamemiマリーナにオートパイロットモーター故障で出戻った時に、斜め後ろにいた船の人と話すようになり、その人たちから「Viking Explorers」というラリー組織があることを知りました。その方たちは既に申し込んでいるとの事。このラリーは最高でもたったの25艇というアットホーム、小グループのラリーなのです。しかも参加費は船の長さ1メートルx100ユーロで、各艇スキッパーとファーストメイトの二人まではこの料金。今年で8年目のラリーで、とても小規模なので口コミ的に広がっているみたいですが、ちゃんとウェブサイトもあるし、サポート体制もすごくしっかりしていると思えました。すでに2025年グループは残り4スポットしかない状態。でマルタに向かう前に申し込みをしました。申し込んでも入金確認が取れないと正式受付にはならなくて、週末をはさんでの申し込みだったので、返事待ちの状態でした。内容を質問した時、すぐに返信してくれて、対応の速さにすごく感心しました。サポート内容も出発前のオリエンテーションや準備に関してもすごくしっかりしているな、と感じました。また主催者の一人が出発点のカナリー諸島出身の人なので、地元ならではのコネクションがあり食料買い出しや医療品買い出しなどに融通がきくようです。カナリー島での集合場所マリーナは、有名ラリーで使っているマリーナと同じ場所!でも日程的にそのラリーが出発した後です。元もとそのタイミングで行こうと思っていたので大まかなスケジュールは同じでした。

そして、29日月曜日「入金確認できました。これで正式申し込み完了です。カナリーでの集合マリーナのバースも確保できましたよ。」という知らせが。(マリーナバースは実際に到着するまで料金はかかりませんけどね。お値段は格安でした!)

申し込んだ時点では確定じゃなかったのですが、これで正式に決まり。実際は出発日はグループ内のキャプテン同士がみんなで話しあって最終決定しますが、目指す日は・・・

2025年1月6日!

12月初旬にはカナリー諸島の集合場所マリーナに着いている必要があるので、それを目指してこれから西へと進んでいくわけです。Marzamemiでは天気や故障で2週間も足止めになったけど、それがなかったらViking Explorersの事を知る由はありませんでした。しかもメカニックにも恵まれたしね。なんかこれって天のお告げみたいな気がします。Viking Explorersのサイトはこちらから。

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